国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。

海外&国内SEO情報ウォッチ
2029年、グーグルは人間のような能力をもつようになる!? など10+4記事

近未来の検索エンジンの姿を、グーグルのエンジニア部門を率いる人が語った
鈴木 謙一 2014/3/7(金) 9:00 tweet43このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

ページ

今週のピックアップ

2029年、グーグルは人間のような能力をもつようになる!?
★★★☆☆ 5~8年以内に進化が目に見えるように (ウォール・ストリート・ジャーナル)

米グーグルのエンジニア部門を率いるレイ・カーツワイル氏へのインタビューの記事の翻訳が、日ウォール・ストリート・ジャーナル誌のオンライン版で公開されている。

カーツワイル氏は……(中略)……2029年までには検索エンジンが人間のような能力を持つようになると予想している。

向こう5年から8年以内により人間に近い検索エンジンが登場する

※強調は筆者による

にわかには信じがたい発言だが、その背景は、次のようなものだ。

グーグルはすでに意味を実際に理解する方向に向けて進んでいる。ほんの少し理解しながら読むことができる

長くて複雑な質問に返答し、検索しようとする資料の意味を理解し、さらに人々に役立つだろうと自らが考える情報を探し出す

これまで検索エンジンは「ページの内容」によって検索結果を作るのではなく、キーワードとさまざまなシグナルをもとに検索結果を作っていた。

しかし、いまグーグルが取り組んでいるのは、「ウェブページのコンテンツを実際に理解する」ことなのだ。

ネットの初期には「手動サーチエンジンはやぶさ」というものがあった。キーワードを入力すると、人間がメールで検索結果を返すというものだ。

グーグルが進めているのは、これと同じことを、人間ではなくコンピュータが行えるようにするということだろう。「はやぶさ」では「回答時間が2000日」のような状態だったが、コンピュータが行えばその心配はない。

また、より人間的だと感じられるのは、次の部分だ。

相手が何を求めているのか理解するために、会話することもあるかもしれない

5~8年後というと、2020年前後。そう遠くない未来だ。今の我々には想像もできないような進化が、まもなく訪れるかもしれない。

「先を見据えてSEOを施策するべき」と言いたいところだがそんなに単純なものではない。言えることは、「ユーザーが必要とする情報を提供できるサイトを作り続けていくこと」ができれば検索の変化を味方に付けられるはずだということだ。

1か月前の記事であるが、今からでも読む価値があるので今回ピックアップした。

日本語で読めるSEO/SEM情報

ハッキングはサイト運営の命取り、すばやく被害を見つける3つの方法を教えます
★★★★☆ ハッキング対策は万全に (Google ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルのウェブマスター向け公式ブログが、ハッキングの被害にいち早く気づくための最新のヒントを3つ紹介している。

  • サイト内に不自然なディレクトリや URL がないか確認する
  • ウェブマスター ツール上の「検索クエリ」に不自然なクエリが表示されていないか確認する
  • ウェブマスター ツールのメール転送機能を活用する

ハッキング被害にあうサイトは確実に増えている。筆者もつい最近、旅行関係のサイトにアクセスしたところ、こんな通知が表示されており利用できなかった経験をした。

ホームページ改ざんのお知らせ

ハッキングされないためにも、また万が一ハッキングされたときの被害を最小限に抑えるためにも、公式ブログの記事にきちんと目を通しておくことを勧める。

コンテンツが存在しないのに「価値のない質の低いコンテンツ」のペナルティが解除されない
★★★★☆ 解除方法は質が高いコンテンツの追加のみか (グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

価値のない質の低いコンテンツ」が原因で手動による対策をグーグルから与えられたサイト管理者が、公式ヘルプフォーラムでアドバイスを求めた。

1ヵ月前に実質のないコンテンツのペナルティを受けたためにブログ自体を破棄し、ペナルティが解除されてから別の運用を考えていたのですがペナルティが解除されません。

wordpressを使用しており、アプリケーションも初期化しています。

コンテンツは現在0の状態ですが、何度再審査のリクエストをしても返答は同じでどうすればいいのかわかりません。
これはコンテンツがないことも原因なのでしょうか?

コンテンツをすべて削除し、サイトを「ゼロ」の状態にしたのに手動対策が解除されないというのだ。

その理由を、フォーラムの上級メンバーたちは次のように推測している。

  • 削除しただけでは、今後繰り返さないという保証がないから
  • コンテンツがすべて削除されたため審査の対象になるコンテンツがないから

グーグル社員からのコメントはないので本当の理由はわからない。いずれにしても、ユーザーに価値を与えるオリジナルなコンテンツをしっかりと作成することが、最優先でやるべきことだろう。

グーグルは需要に応じて検索結果を変える?
★★☆☆☆ リンクとは関係なく (FG (fuguti) on Twitter)

このコーナーで何回かピックアップしたことがある「バカに毛が生えたブログ」さんが、興味深いツイートを投稿していた。

同じクエリであったとしても、需要に合わせて検索結果を調整するというのは、確かにあるだろう。また、検索ユーザーの検索意図により合致したページを上位に持ってくる(バックリンクの評価よりも優先する)というのも、まさにグーグルが取り組んでいることではないだろうか。

グーグル検索の同じような変化に気づいていたら、ぜひ教えてほしい。

「グーグル検索は俺の庭」ではない
★★★★☆ 被害者はスパムされたグーグル (UMA)

手動の対策を受けたサイトの担当者が「大変なことになった」「コンバージョンが減った」とグーグルを非難したくなる気持ちも、わからないではない。しかし元記事では、順位が落ちたのは担当者の責任であり、グーグルからみると、良い検索結果ではなくなるようにされたグーグルが被害者なのではないかと指摘している。

私はこれまで数十サイト、不自然なリンクに対して適用された対策を取り消してきましたが、担当したサイトの管理者などの中に、「掲載順位が下がり、お問い合わせ数や収益が減って、大変だからどうにかして欲しい(泣)」といったようなことを言われる方がいます。

しかし、「手動による対策」が適用されるということは、Google検索に対して害を加えようとしたため、適用されたものです。つまり、Googleは加害者ではなく、被害者ということになります。本当に泣きたいのは、Google。

Google検索は、Google社のものであり、それ以外の誰のものでもありません。これが逸れてしまうと、「検索エンジンは俺の庭」などといったことになります。

強調は筆者による

ややもすれば、きつい言い方にも受け取れるが、あなたも同意できるのではないだろうか。

生活インフラであるかのように日常的に利用していたとしても、グーグル検索はグーグルという一私企業が利益を上げるために提供しているサービスだ。自社の正当な営利活動を妨害する人間に対して毅然と対処するのは、まったく当然のことだ。

企業の営利活動でなかったとしても、あなただって自分の家の庭に生ゴミを撒き散らかされたら憤慨するだろう。

「グーグル検索は俺の庭ではない」は正しい。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

元Google社員と現グーグル社員が発した情報を今週はピックアップ。

次のページへ

ページ

この記事が役に立ったらシェア!
tweet43このエントリーをはてなブックマークに追加
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める
日本赤十字社 東日本大震災 義援金募集
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

グローバルナビゲーション
サイト全体で共通して表示されるナビゲーション。 多くの場合、第1階層(大カ ... →用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

Web担のメルマガを購読しませんか?
Web担の記事がコンパクトに毎週届くメールマガジン「Web担ウィークリー」は、10万人が読んでいる人気メルマガ。忙しいあなたの情報収集力をアップさせる強い味方で、お得な情報もいち早く入手できます。

Web担に広告を掲載しませんか?
購読者数10万人のメールマガジン広告をはじめとする広告サービスで、御社の認知向上やセミナー集客を強力にお手伝いいたします。

サイトマップ
RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

GOLD SPONSOR
さくらインターネット株式会社株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ株式会社日本レジストリサービスオープンテキスト株式会社トランスコスモス株式会社株式会社ハイパーボックスDomain Keeper
SPONSOR
株式会社キノトロープ株式会社アイレップ株式会社ニューズ・ツー・ユーシックス・アパート株式会社ウェブアンテナ株式会社サイバーエージェント富士通株式会社Sitecore