有名サイト、かってに解析!
もしも、「NHKオンライン」を解析するなら(後半)[第57回]

映画が見たくてNHKオンデマンドを調べてみたら、意外な事実が。最後にアクセス解析視点でのチェックポイントあり。

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誰もが知っている有名サイトをエキスパートレビューしながら、「もし、アクセス解析するなら」どのポイントに着目するかを第三者的な視点から解説。アクセス解析を用いてサイトの改善を行うための仮説構築力を身につけて、自社サイト、クライアントサイトをアクセス解析する際に役立ててほしい。

有名サイト、かってに解析!

毎週・木曜9時は「かってに解析!」。誰もが知っている有名サイトをかってに取り上げ、「もしもアクセス解析をするならば、どこに目をつけるか?」という視点で、サイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。

前回に続き、「NHKオンライン」を取り上げる。前回、今回と2回にわたり、放送局のサイトを取り上げ、課題の抽出や考察を行うのだが、筆者はNHKやその他の放送局、放送業界の各企業やWebサイトが直面している課題や戦略・戦術を十分に理解しているわけではない。あくまでもどのような点に着目したらよいのかを重視して読んでいってほしい。

「NHKオンライン」の閲覧シチュエーションを想定

「NHKオンライン」のサイト利用シナリオは、次のとおりだ。映画の好きな人が、NHKで放送する予定の映画にどんなものがあるのかを調べ、もし好みの映画がたくさん放送される予定があるのならば、NHKオンデマンドに申し込む、というものだ。

誰が 映画を見るのが好きな人
何の目的で テレビでもっと映画が見たい
具体的には NHKで放映予定の映画を調べ、NHKオンデマンドのサービスを調べる

「NHKオンライン」をエキスパートレビュー!

前回のおさらい

検索エンジンで「NHK」と検索すると、当然だが、「NHKオンライン」が自然検索結果の1位に表示される。ここからサイトに訪問することにした。

「NHKオンライン」をざっと見たところでは、ポータルサイトを意識した作りが目立った。しかし、そもそもの存在意義から考えれば、番組について調べるユーザー、NHKそのものに興味があるユーザーにフォーカスしてしまってよいのではないかと思った。

次に、シナリオに沿って、NHKで見ることができる映画にはどのようなものがあるのか調べてみた。トップページ最上部にある「番組表」をクリックして、「番組表」のページに移動した。このページで、自分の居住エリアの「今日の番組」を一覧表形式で見ることができる。

また、「BSシネマ」という映画専用のページでは、カレンダーをクリックすれば、翌月一杯の放送スケジュールが確認できる。

ここまでの訪問で、NHKでは映画も充実していることがわかった。そこで、過去に放送された映画も見られるかもしれない「NHKオンデマンド」に興味を持ち、調べてみようと思ったところまでが、前回の内容だ。

「NHKオンデマンド」についての詳しい情報を知りたい

NHKオンデマンドは、「過去の放送を見たいだけ見ることのできるアーカイブ的なサービスである」といった大雑把な理解をしている人は多いと思う。実際はどうなのだろうか?

トップページを見る限り、NHKオンデマンドに関するリンクは「NHKオンデマンド ランキング」といった表示が右下にあるだけだ(図4右下の青枠で囲んだ部分)。

図4(再掲):「NHKオンライン」のトップページ
図4(再掲):「NHKオンライン」のトップページ

これをクリックすると、「NHKオンデマンド」のサービス概要の説明ページに行く(図14)。

図14:「NHKオンデマンド」のページ
図14:「NHKオンデマンド」のページ

トップページのリンクに「NHKオンデマンド ランキング」と書いてあったので、ランキングのページに飛ぶのかと思いきや、ランキングのコンテンツは見当たらず、違和感があった

また、「NHKオンデマンド」というサービス名を知らない人は、トップページのリンクには気がつかないと思うので、見逃し番組を見ることができるサービスがあると聞いただけの人がサービスを探すとなると、右上の「受信料」のリンクしか選択肢がないだろう。

ただ、「受信料」をクリックして飛んだ先の「NHK受信料の窓口」のページ(図15)には、地上波と衛星放送の受信料の事にしか触れていないようだ。

図15:「NHK受信料の窓口」のページ
図15:「NHK受信料の窓口」のページ

もっと提供しているサービス全体を解説するページがないと、NHKオンデマンドにそもそも気がついてもらえないのではないのだろうか。しかもこのサービスは、新規で始めたユニークな追加有料サービスなので、加入促進のため単独でもっと目立つところに表示してもよいだろう。受信料をいただく公共サービスとは言っても、遠慮することはないと思うので、しっかりわかるように告知して加入を促すことをするのがよいのではないだろうか

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