インティメート・マージャーが共通ID「IM-UID」をCriteoのターゲティング広告に提供

ポストCookieで連携、Criteoを活用する広告主はIM-UIDを用いた広告配信が可能に

データマネジメントプラットフォーム(DMP)事業のインティメート・マージャー(IM)は、同社の共通IDソリューション「IM Universal Identifier(IM-UID)」をコマースメディア事業のフランスCriteo(クリテオ)のターゲティング広告ソリューションに技術提供して連携を始めた、と3月19日に発表した。3rd Party Cookieなしではリーチが難しい広範囲のユーザーにリーチでき、パブリッシャー(メディア事業者)の収益改善に貢献する。

IM-UIDは、IMが提供している3rd Party Cookieに依存しない共通IDソリューション。事前にCriteoのサービスを利用する9社を対象に、大規模なスケールが特徴の共通IDであるIM-UIDを活用したターゲティング広告の実証テストキャンペーンを実施した。その結果、平均してCPC(クリック単価)が30%改善してリーチは20%拡大するなど、3rd Party Cookieを活用したターゲティングソリューションと遜色ない成果が得られたという。

実証キャンペーンの効果

モバイル識別子や3rd Party Cookieの段階的廃止、ブラウザによるID制限で広告主・ブランドはデジタル広告で次の一手が必要になり、データ活用や収集の世界的規制強化でパブリッシャーも縮小する収益の対応策を求めている。今回の連携でCriteoを活用する広告主はIM-UIDを用いた配信でこれまでリーチできなかったユーザーに広告を届けることができ、パブリッシャーはCPM(インプレッション単価)の下落を防ぐことが期待できる。

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