Google「UA」停止から数か月、GA4を活用していない企業が3割以上。なかにはアナリティクス利用を止めてしまった企業も【オーリーズ調べ】

具体的な利用では「標準レポート」が最多。「予測オーディエンス」などはまだ少数。

オーリーズは、「Googleアナリティクス4(GA4)の活用状況」に関する調査結果を発表した。事業会社のマーケティング業務で広告運用に携わっている担当者248人が回答している。調査時期は2023年10月。

GA4に「移行設定に着手できていない」29%が多い

2023年7月1日にユニバーサルアナリティクス(UA)のサポートが終了。Googleアナリティクス4(GA4)への移行が必須となってから数か月が経過した。

そこでまず「UAからGA4への移行状況」を聞くと、「移行済み」25%、「移行設定の途中」28%よりも、「移行設定に着手できていない」29%が上回っていた。さらに「これを機にGAの活用を終了した」6%も存在しており、GA4を活用していない企業が3割以上存在した。

実際には「GA4に移行済み・移行途中・これを機に活用する」と回答した161人のうち7割は、「特に問題も発生せずスムーズに進んでいる/進めた」と回答している。具体的に「どのような設定をしたか」を聞くと、「アカウント設定をした」35%、「GA4タグを設置した」31%、カスタマイズ設定である「見たい指標を計測するためにカスタムコンバージョンなどを設定した」23%、「より効率性を上げるためにレポートの自動化などを設定した」11%などが上位だった。カスタマイズまで設定完了している企業は少数だが、多くの企業が移行設定自体はスムーズに完了している。

さらに、「GA4でどのような機能を活用しているか(複数回答可)」を聞くと、「標準レポート」46%が最多。GA4から新しく実装された「予測オーディエンス」は25%、「Big Query Export」は23%でまだまだ少数派だった。

 

調査概要

  • 【調査対象】事業会社のマーケティング業務のなかで広告運用の計画や提案、意思決定を行っている人
  • 【調査方法】アイブリッジが提供するリサーチプラットフォームによるインターネット調査
  • 【調査時期】2023年10月11日
  • 【有効回答数】248人
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