AIクリエイティブ制作ワークフローシステム「Creative Table PINGPONG」の運用を開始

アイレップ、制作時間最大40%削減、多様化・複雑化するクリエイティブのニーズに対応

博報堂DYホールディングスの子会社でデジタルマーケティング事業のアイレップは、クリエイティブ制作のワークフローに独自のAI(人工知能)技術を組み込んだシステム「Creative Table PINGPONG(クリエイティブテーブルピンポン)」を開発して運用を始めた、と8月9日発表した。生成AIの活用によってクリエイティブ制作時間の最大40%削減を目指す。

多様化・複雑化する広告クリエイティブのニーズに素早く対応し、広告効果の最大化につなげるため開発した。Creative Table PINGPONGは運用型広告のクリエイティブ制作に特化したAIワークフローシステムで、制作工程管理機能とAI制作アシスト機能でワークフローを自動化する。独自の広告クリエイティブ成果予測AI「H-AI IMAGES」を搭載している。

ワークフロー

配信前に制作物のクオリティが判定できる。配信設定、ターゲティング、配信期間などの成果変数を排除し、純粋なクリエイティブの評価に近い判定を行う。米国オープンAIの生成AI「ChatGPT」を活用してクリエイティブプランニングに必要なペルソナ(ユーザー像)、カスタマージャーニー(購買までのプロセス)、キャッチコピー制作などをアシストする。

Creative Table PINGPONGには、グラフィックデザイン、動画編集、ウェブデザインなどのソフトがサブスクリプション(定額課金)で利用可能な米国Adobeのサービス「Adobe Creative Cloud」のプラグイン機能があり、デザイン業務をスムーズに取り込める。レポート機能では、制作したクリエイティブを広告配信データと結び付けることで成果が分かる。

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