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小説でわかるCMS導入
ファミリー製薬のサイトリニューアルは無事成功した。プロジェクトメンバーは各々の仕事に戻り、吉祥寺は安堵のあまり脱力していた。だが、これで終わりではない。吉祥寺は、CMS導入による変化を感じながら、ウェブマネ課の新たなミッションを描き始めていた。
大きなトラブルもなく、プロジェクトは順調に進んでいた。もう心配はないだろう、そう思った矢先、旗艦商品のブランドマネージャーから修正依頼が入る。また、神田も今回のプロジェクトではCMSに移行しない、旧サイトの処理を抱えていた。
サイトの仕様もほぼ決定し、プロジェクトは順調に進行していた。中野に誘われた居酒屋で一息つく吉祥寺。だが、ここにきて営業本部長からテコ入れの要望が入る。仕様がほぼ確定したこの段階でどう対応すべきか、プロジェクトチームが緊急招集される。
ついにファミリー製薬のウェブサイトリニューアルプロジェクトがスタートした。ひと段落ついたと、心を休めようとする吉祥寺だったが、クライアント側の作業の多さに疲れをあらわにする。チーム内の温度差を感じた国分寺は、早急に手を打つ必要があることを、過去の経験から知っていた。
リニューアルに向けプロジェクトチームを結成した吉祥寺たちは、まずは導入するCMSを決めるべくミーティングを繰り返す。2つの候補まではスムーズにいったのだが、ここにきて吉祥寺と国分寺の意見が対立し、会議室は不穏な空気に満ちていた。
吉祥寺は、リニューアルの目的を今一度整理し、RFPを作成して再度見積もりの依頼をかける。見積もりの内容を検討し、最終候補が絞り込まれる。ファミリー製薬の面々は、プレゼンから発注先を見極めようとする。
社内調整の方向性が見えてきた吉祥寺は、社外のパートナー選びへ動き出す。また、代々木は旧友であり、現在のパートナー会社社長の大月と盃を交わし、理解を求めるのだった。一方、相見積もりを取ろうとする吉祥寺には新たな問題が発生していた。
CMSに対する理解を深め、新たな道標を得た吉祥寺は社内各部署にリニューアルの理解を求めようとする。しかし、各部署がウェブの予算を持っていることもあって、一朝一夕にはいかないのであった。
リニューアルの計画に行き詰った吉祥寺は、上司の代々木とミーティングを行う。また、神田が帰り際につぶやいたCMSに興味をもった吉祥寺は、彼女を食事に誘い、リニューアルのヒントを得ようとする。
新コーナー 小説でわかるCMS導入
ある日、Web担当者に任命された吉祥寺和男。サイトの成績を改善しろと言われたが、具体的に何をどうすればいいかはわからない。吉祥寺は思いつくままにサイトの問題点をメモをしていく……。
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