社内データを追加学習できる「ChatPro」が「Google Workspace」のSSO認証に正式対応

「Microsoft EntraID」と「SAML認証方式」と併せて柔軟なSSOツールでログイン可能に

企業向け「ChatGPT」サービス「ChatPro(チャットプロ)」を提供するナレッジセンスは、セキュリティ機能でGoogleのSSO(シングル・サイン・オン)認証に正式対応した、と2月22日に発表した。社内データを生成AI(人工知能)に学習させる「追加学習」機能を利用し、高度なセキュリティ設定が求められる行政や法人から要望が多かった認証方法に対応した。これまで「Microsoft EntraID」と「SAML認証方式」に対応していた。

SSOは、IDとパスワードを一度入力すれば複数のサービスにログインできる仕組みで、一度認証を受ければ他のサービスで追加の認証は不要になる。生成AIに社内データを学習させて社内情報の検索を効率化したり、社内ヘルプデスクを便利にしたりできるChatProの「追加学習」機能を導入している企業や自治体から寄せられた「Google WorkspaceによるSSO認証をサポートしてほしい」という要望に応えた。

独自文書を読み込んで回答する機能は、米国OpenAIが提供するChatGPTにも「GPTs」機能がある。ただ、日本語や長文での回答にはいまだ課題があることが知られており、回答を生成するために利用した情報ソースが確認できないデメリットもある。ChatProの追加学習機能では、回答に利用した社内データの参照を常に表示することが可能で、いつでも元のドキュメントを確認して、AIの回答の真偽をチェックできる。

社内データを活用したChatGPTを簡単構築可能
回答の参照ソースを表示
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