誹謗中傷ダメ絶対! 悪意ある投稿をした人の約半数が「X(旧Twitter)」を利用【弁護士ドットコム調べ】

誹謗中傷の内容は「容姿や性格、人格に関する悪口」が8割以上。

弁護士ドットコムは、「誹謗中傷に関する実態調査:2023年版」を実施した。弁護士ドットコムの一般会員1,355名が回答している。

芸能人や有名人への誹謗中傷コメント、約半数が「X」で投稿

芸能人や有名人への誹謗中傷を投稿したことがあるか

まず、芸能人や有名人への誹謗中傷をしたことがあるかを聞くと、「ある」と回答した人は3.5%だった。

芸能人や有名人の誹謗中傷を投稿したソーシャルメディアは?

芸能人や有名人の誹謗中傷を投稿したソーシャルメディアを聞くと、「X(旧Twitter)」が52.1%で最も多く、ついで「匿名掲示板」が20.8%、「Instagram」と「ニュースメディアのコメント欄(Yahoo!ニュースなど)」が同率で12.5%と続いた。

誹謗中傷の内容は「容姿や性格、人格に関する悪口」が約8割

芸能人や有名人の誹謗中傷内容

投稿した誹謗中傷の内容について、4種類に分類して聞いたところ、「容姿や性格、人格に関する悪口」が83.3%と圧倒的に多く、「虚偽または真偽不明情報を流す」は12.5%だった。

芸能人や有名人に誹謗中傷を投稿した動機

芸能人や有名人に誹謗中傷を投稿した動機としては、「正当な批判・論評だと思ったから(誹謗中傷と認識していなかった)」が60.4%で最も多く、ついで「その人物が事件、不祥事を起こしたから」が41.7%と続いた。

34.7%の人が「誹謗中傷を受けたことがある」と回答

これまでに誹謗中傷を受けたことがあるか

回答者全体に対し、これまでに誹謗中傷を受けたことがあるかを聞くと、「ある」は34.7%にのぼった。

誹謗中傷被害対策としてさらなる厳罰化が必要か

2022年には誹謗中傷被害対策として侮辱罪が厳罰化されたが、今後さらなる厳罰化が必要だと思うかを聞いたところ、67.3%の人が「必要」と答えた。

調査概要

  • 【調査機関】自社調査(弁護士ドットコム®一般会員を対象)
  • 【調査方法】弁護士ドットコム®一般会員を対象にアンケートを実施
  • 【調査対象】弁護士ドットコム®の一般会員1355名
  • 【調査期間】2023年11月22日〜12月5日
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