電通グループがテレビデバイス動画全体の効果を最大化する「4-2-1-3スキーム」提供

コネクテッドテレビ広告を起点に効果的な広告素材を分析、絞り込んで地上波CMに反映

電通は、ネット接続したテレビ端末のコネクテッドテレビ広告を起点に、テレビデバイス動画全体の効果を効率的に最大化させる仕組み「4-2-1-3スキーム」の提供を始めた、と11月16日発表した。制作会社の電通クリエーティブキューブ、デジタルマーケティング支援のセプテーニ、同社子会社でクリエイティブ制作のSepteni Ad Creativeのグループ各社と連携する。

テレビデバイスで注目度が高く、地上波テレビのCMと同じ視聴態度で見られているコネクテッドテレビ広告を活用する。効果的な広告素材を分析して絞り込み、地上波CMに反映させる。4社でクリエイティブ専門チームを組織し、動画を制作するとともに、効率が良かった動画の要素を分解して理由を統計的に導き出し、要素を再構成することで、動画の効率を拡張する。

「4-2-1-3スキーム」のクリエイティブ体制

動画広告で4つの素材を出稿した際、電通が開発した効果分析ツールを使ってコネクテッドテレビを横断して効果を検証し、2素材に絞り込む。この2素材を地上波で放映し、効果を調べて1素材だけ放映を続ける。効率悪化などに備え、元々の4素材から良かった要素と悪かった要素を抽出して新しい素材を複数作成。素材を統計的に改良して効果を継続的に維持させる。

動画広告から地上波CMへの広告素材の絞り込み・拡張を行う「4-2-1-3スキーム」

スタートアップ企業などで、まずパソコンやスマートフォン向けに安価に複数の動画広告を出稿し、効果が高かった広告素材で地上波CMを行う企業が増えている。だが、パソコンやスマートフォンで効率が良い動画広告が地上波で効果があるとは限らないうえ、地上波で絞り込んだ1素材のCMばかりを流して飽きられてしまうことがあるため、4-2-1-3スキームを提供する。

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