「楽天市場」出店店舗向け物流「楽天スーパーロジスティクス」の新センターが稼働

日本郵便と楽天グループが出資する物流サービス事業のJP楽天ロジスティクスは、楽天グループのインターネット通販「楽天市場」出店店舗向け総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の新たな物流センターとなる「Rakuten Fulfillment Center Yao(楽天フルフィルメントセンター八尾)」が大阪府八尾市で稼働を始めた、と9月8日発表した。

楽天スーパーロジスティクスは、楽天市場出店店舗の商品入荷から配送まで一括受託する総合物流サービス。店舗は物流業務をアウトソーシング(外部委託)することで、商品企画や販売促進に集中できる。千葉県市川市、同県流山市、同県習志野市、神奈川県大和市、大阪府枚方市、兵庫県尼崎市、福岡県粕屋町の物流センターでサービス提供してきた。

既存の物流センターの稼働率が高まっているため新たに開設し、楽天スーパーロジスティクスの処理能力を高める。Rakuten Fulfillment Center Yaoは4階建て延べ床面積5万4000m2。これまでの倉庫内オペレーションのノウハウを生かしながら、倉庫運営の一層の効率化と省人化を進める。楽天スーパーロジスティクスの拠点は、今後も順次拡大する。