2023年上期のネット炎上は増加傾向。メーカー企業の炎上は半年で2.4倍に【エルテス調べ】

生成AIのプロモーション活用が問題になったケースも。

エルテスは、2023年上期「ネット炎上※レポート」を発表した。公開されているSNSデータを独自に収集・分析し、炎上事例の傾向を調べている。

※ネット炎上:オフライン・オンラインでの行動や発言に対して、ネット上で批判が殺到し、拡散している状態を指す。

2023年上期、ネット炎上の件数は増加傾向

2022年下期(2022年7月~12月)炎上件数を100としたときの2023年上期(2023年1月~6月)炎上件数

調査によると、2023年上期のネット炎上件数は前期と比べて9.4ポイント増加。業種ごとに見ると、メーカーとマスメディアの炎上が増えたことがわかった。

炎上対象区分

2023年上期の炎上件数を月次で見ると、メーカー企業の炎上は2月以降増加し続けており、2022年下期の2.4倍に。また、マスメディアの炎上は2022年下期の4.7%から大きく増加し、12.9%となった。

企業・団体が対象となった炎上内容区分

炎上内容の内訳を見ると、2022年から引き続き「顧客クレーム・批判」「不適切発言・行為、失言」による炎上が全体の約8割を占める結果となった。顧客クレームの事例では、生成AIのプロモーション活用での問題なども見られた。

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