上司の「クラウドってどう思う?」の問いに、サッと答えるクラウド処方箋

Yes/Noチャートでわかる、あなたにぴったりのクラウドサービス選び&比較解説 | 第3回

どんなクラウドサービスを選べばいいのか、マッチングチャートでチェックしましょう。
松岡清一(FIXER) 2012/7/12(木) 8:00 |
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上司の「クラウドってどう思う?」の問いに、サッと答える。そんな、デキるWeb担になるためのクラウド処方箋。

実は、だれもがクラウドに向いているとは限りません。これからご紹介する記事では、業務内容やライフスタイルによって、どんなクラウドを利用すればいいのかをチェックしてもらいます。実際に自分の日常にクラウドが関わることはあるのか? マッチングチャートでチェックしてください。

今回の効能
  • 自社(単発のプロジェクトでも可)でクラウドを導入する必要性がわかる
  • もしクラウドを導入するとしたら、どんなサービスを目指すべきかを知る

分析チャートで今すぐチェック
ずばり、あなたの業務にクラウドは本当に必要?

クラウドのことがなんとなくイメージできるようになったら、いよいよ実用編。クラウドを賢く、そして有効活用するためにも、あなたのビジネスに合ったクラウドサービスを探してみませんか? 以下のチャートを用いて、まずはあなたにとってクラウドが必要なサービスなのかどうか、マッチメイキングをしてみましょう。診断結果をもとに、つづく主要なクラウドサービスの内容と照らし合わせて、導入にむけたシミュレーションとしてもお役立てください。それでは、診断スタート!

クラウドマッチングチャート
クラウドマッチングチャート
クラウドコンピューティング
提供されるサービスの種類と違い一覧
サービス・プラットフォーム・ソフトウェアのいずれかを提供するかでSaaS・PaaS・IaaSに分かれます。

サービス内容から、あなたに最適なクラウドを見つけてみましょう

クラウドの種類と違い

A現状維持でも問題ナシ。急いでクラウドを導入する必要はなさそう

あなたの周りで「変化」が起こったとき、あらためてクラウドを検討してみては?

業務内容や設備、人的リソースの状況から、今急いでクラウドを導入する必要はなさそうです。ただ、Webサイトのリニューアルや新しいWeb企画を始動させたり、経営方針が変わるなど、あなたのまわりで何かしらの変化が起こったときは、あらためてクラウドを活用するメリットについて検討してみるのもいいでしょう。

Bオーダーメイドのクラウドを利用する

おすすめ:「IaaS型」サービス
インフラ設備(ネットワーク関連システム)をインターネット経由で利用します。

IaaS(Infrastructure as a Service)型のクラウドは、情報システムの稼働に欠かせない、サーバーやストレージなどの機材やインターネット回線の基盤などを、インターネット上で利用できるようにしたサービスです。

これまでの業務用システムは開発や運用のための設備やOS、ミドルウェアなどをすべて所有し、メンテナンスし続けるのが当然でした。しかし、IaaS型のクラウドを利用すれば、基盤の一式をデータセンターからネットを通じて必要なだけ利用できます。SaaSやPaaSと比べて、機材や回線など、インフラに重きをおいたサービスとなっています。

主要なIaaS型サービス Amazon S3、Windows Azure(2012年秋からIaaS型サービスの提供を開始予定)など
メリット 注文建築のように、こだわりのシステムを作り込むことができる

C既製品クラウド×オーダーメイドのクラウドとのハイブリット版

おすすめ:「PaaS型」クラウドサービス
プラットフォーム(ソフトウェアの開発基盤)をインターネット経由で利用します。

PaaS(Platform as a Service)型のクラウドは、アプリケーション(ソフトウェア)が稼働するためのハードウェアやOSなどの基盤(プラットフォーム)を、インターネット上のサービスとして利用できるようにしたものです。

これまでは、企業の業務用システムを構築する際は開発や運用のためのハードウェアやOS、開発環境、ミドルウェアなどを購入し、システムが稼働するための基盤を自前で用意・維持する必要がありました。しかしPaaSでは、基盤の一式を大規模なデータセンターなどに用意して、ユーザーはネットを通じて必要なだけ利用し、利用内容・ボリュームに応じて料金を支払います。

主要なPaaS型サービス Windows Azure
メリット ハードウェアのメンテナンスや障害対応などもすべてお任せできるので、運用の手間が軽減。独自の業務アプリケーションをPaaS環境で構築して、ソフトウェアやアプリケーションはSaaSを利用するなど、自由に組み合わせることができる。

D既製のクラウドを利用する

おすすめ:「SaaS型」クラウドサービス
完成品のアプリケーションをインターネット経由で利用します。

SaaS(Software as a Service)型クラウドは、ユーザーが必要とするものだけをサービスとして利用できるようにしたソフトウェアの配布形態です。身近なものとしては、Webメールサービスが挙げられます。

必要な機能のみを必要なときに利用することができ、利用した機能に応じて料金が発生します。ユーザーがダウンロードして端末にインストールするものと、サーバー上でソフトウェアを動かしてオンラインで利用するタイプがあります。

主要なSaaS型サービス セールスフォース、Google アナリティクス、Office365、Windows Live(Live Messengerなど)
メリット 本当に必要な機能のみをオンラインで利用し、支払うことができる。
◇◇◇

クラウドマッチングチャート、楽しんでいただけましたか? クラウドにはいくつかのタイプがあり、用途によって利用するベンダーやサービスの内容は異なります。あなたがクラウドを導入すると想定した場合、どのベンダーのどんなサービスがフィットするのか、なんとなくイメージを掴んだところで、実際のビジネスに生かすところまで到達できたらステキですね。

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