NECがアクセシビリティ部門で初グランプリ、334名のWeb担当者が審査した「第4回Webグランプリ」

ノミネートサイトを参加企業が相互評価、各部門のグランプリと優秀賞がたたえられた

※12/9更新 浅川氏のコメント、「フィジビリティ」を「ビジビリティ」に訂正いたしました。

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は12月7日、企業Webサイトの健全な発展を目指す「第4回Webグランプリ 企業グランプリ部門」の贈賞式を開催した。

贈賞式の様子。写真は真摯かつ有益な審査・コメントをした審査員をたたえる「査委員特別貢献賞」。

企業グランプリ部門は、参加企業による相互審査によって評価する、Web担当者によるWeb担当者のための賞。本年度は参加登録した55社、364人が審査員として参加し、各部門のグランプリおよび優秀賞を選出。日清の10分どん兵衛、モリサワのコーポレートサイト、KDDIのおもいでタイムラインなど、優れたサイトと、それを支えた担当者がたたえられた。

Webグランプリは、前身である「企業ウェブ・グランプリ(2007年開始、2013年からWebグランプリ)」から始まり、徐々に規模を拡大。本年度の審査について、Web広告研究会 代表幹事の田中滋子氏(NEC)は、「今年の審査では、BtoBサイトが増えてきたことを感じた。BtoB企業の社内において、コーポレート情報の活用が認知されつつある」と振り返った。

「浅川賞(アクセシビリティ賞)」は、Webアクセシビリティの重要性を広く認知してもらう活動の一環として、2010年に設立。今年は例年、高得点を獲得してきたNECが「NEC Vision for Social Value Creation」で初グランプリを獲得。本年度の審査内容について、IBMフェローの浅川智恵子氏は、企業Webサイトのアクセシビリティ対応が向上し次のフェーズに来ていると語った。

Webアクセシビリティに対するビジビリティが向上したことを感じ、当初の目標だった広く知ってもらうことが実現できたと思う。新たなフェーズに来ており、視覚障がい者だけでなく、モバイルユーザーが音声で聞いて楽しいサイトなど、新しい評価方法を審査員と決めていきたい(浅川智恵子氏)。

企業グランプリ部門 受賞サイト一覧

企業BtoBサイト賞

企業BtoCサイト賞

プロモーションサイト賞

ソーシャルサイト賞

浅川賞(アクセシビリティ賞)

スチューデント賞

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