いちばんやさしいリスティング広告の教本

リスティング広告はこんなに広く浸透している

リスティング広告は、インターネットを利用する人々のさまざまな場面でアピールできる非常に有効な広告手段です
阿部圭司、岡田吉弘、寳 洋平 2014/8/26 8:00 |
いちばんやさしいリスティング広告の教本

この記事は、書籍『いちばんやさしいリスティング広告の教本』の一部をWeb担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

2002年にリスティング広告が登場して以来、2014年現在まで、いまだにその進化のスピードは衰えることを知りません。そして、ますます需要も増すばかりです。誰にでも今日から始められる手軽さも魅力のリスティング広告は、インターネットを利用する人々のさまざまな場面でアピールできる非常に有効な広告手段です。

Chapter 1 リスティング広告の目的と考え方を知りましょう
Lessen 01 リスティング広告とは

検索が日常的に利用される時代

中小規模の通販サイトから大手の住宅サイトまで、さまざまな事業主がリスティング広告を利用しています。なぜ、リスティング広告はこれほどまでに普及したのでしょうか? その答えは「インターネットの爆発的な普及」と、もう1つは「検索という行為が日常的に利用される時代になったこと」が挙げられます。何かわからないことや気になることがあった場合に、検索に頼ったことはありませんか? こうした検索行為がインターネットにかかわる事業者のみならず、例えば私の姪っ子や母親など、インターネットをビジネスでは使わない人たちにも当たり前に浸透しています。リスティング広告を使えば、下記のような多くの人が目にしている検索結果の画面に、自社の広告を表示できるのです。

見慣れた検索結果画面にリスティング広告は存在する。「何か」を調べるときに、今では誰でも検索するようになりました。検索結果画面には「自然検索」の結果に加えて「広告=リスティング広告」も表示されます。

リスティング広告で多くのユーザーと接点がもてる

私たちは「検索」という行為を日常的に、半ば無意識に繰り返しているとも言えますね。だからこそ、リスティング広告を使えば多くの消費者にさまざまな形で接触が可能となりました。GoogleやYahoo! JAPANなどの検索結果画面に表示できるものを「検索連動型広告」と呼びますが、さらに「教えて!goo」や「OKWave」などのQ&Aサイト、各種ブログサービスなどに広告を表示できる「コンテンツ向け広告」も存在します(レッスン2、第8章参照)。これらの配信手段を使うことで、より多くのインターネットユーザー(消費者)と、自社との接点を生み出せるのです。

いろいろな場所に表示されるリスティング広告。Q&Aサイトやブログサービスなどにも自社の広告を表示できます。このようなコンテンツ向け広告は、第8章で詳しく解説します。

リスティング広告で何をしたいのか?

リスティング広告はユーザーの、いろいろな利用シーンに表示できる魅力的な広告です。考えるべきこと、行うべきことが多くあるのは事実ですが、まずは、ユーザーがどんな状態のときにあなたのサイトに気づいてもらい、興味をもってもらい、アクセスして何をしてもらいたいのか。あなたがリスティング広告でしたいことをイメージしつつ、第1章を読み進めてみてください。本書は、リスティング広告に初めて取り組む人のために執筆しました。さまざまな専門用語がこれから登場しますが、「料理のレシピ本」のように、誰もがつまづくことのない構成を考えてまとめています。さあ、リスティング広告を始めましょう!

リスティング広告に取り組むときに考えること。どんな言葉で検索されたときに(どんなページを見ているときに)、どんな広告を表示して、どんなページにアクセスして何をしてほしいのか
  • 著者:阿部圭司、岡田吉弘、寳 洋平
  • 発行:株式会社インプレス
  • ISBN:978-4-8443-3611-2
  • 価格:1,680円+税

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