アイ・エム・ジェイ、タブレット端末のサイトユーザビリティ調査で画面サイズによる違い

小さい画面のタブレットのユーザーほどスマートフォンサイトを支持、縦向きに持って閲覧

Web・モバイルインテグレーション事業のアイ・エム・ジェイは、タブレット端末でのサイトユーザビリティ調査の結果を5月15日発表した。PCサイトとスマートフォンサイトを比べると画面が小さいタブレットのユーザーほどスマートフォンサイトを好み、サイトを閲覧する時の持ち方も、縦向きの比率が高かった。タブレット端末が普及する中、タブレット端末向けのサイトはまだ少なく、PCサイトやスマートフォンサイトをそのまま表示させているケースが多いことから、調べた。

調査は3月8~11日にタブレット端末を利用している全国の20~59歳男女を対象にインターネットで実施。有効サンプルは900で、7、7.7~7.9、9~10.1インチの各画面サイズで均等に分けた。2種のサイトでPC用とスマートフォン用の使いたい方を聞いたところ、全体では1種目がPC80.3%、スマートフォン19.7%、2種目は各74.7%、25.3%だったが、7インチは28.0%、34.0%がスマートフォンを選び、7.7~7.9の16.0%、25.0%、9~10.1インチの15.0%、17.0%との差が大きかった。

PCサイトを使いたいと感じる理由(複数回答)は、全体で画像の見やすさが1種目74.3%、2種目61.2%と最多。一方、スマートフォンサイトについては、スムーズに操作できることやサイト全体の把握のしやすさ、本文の読みやすさなどが支持する理由に挙げられた。サイト閲覧時のタブレット端末の持ち方では、全体で縦向き64.7%、横向き35.3%となり、7インチは各75.0%、25.0%、7.7~7.9は67.5%、32.5%、9~10.1は51.5%、48.5%と、画面が小さいほど縦の比率が高かった。

アイ・エム・ジェイ
http://www.imjp.co.jp/

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