富士通がサイトの行動をAIで学習して最適なアプローチを自動で行う「Sitebooster」開始

行動ログから興味や関心を把握して適切なタイミングで商品購入などへのアクションを実行

富士通は、ウェブサイト訪問者のサイト上での行動を人工知能(AI)で機械学習し、訪問者の興味や関心に応じた最適なアプローチを自動で実行するサービス「Sitebooster(サイトブースター)」の販売を8月8日に始めた、と同日発表した。富士通のAI技術「Zinrai(ジンライ)」が行動ログを機械学習することで訪問者の興味・関心を把握し、商品購入や会員登録など期待する行動につなげるためのアクションを適切なタイミングで自動実行する。SaaSで提供する。サイトの運用業務を省力化すると同時に、サイトを起点にした売り上げや会員数の目標達成などのKGI(重要目標達成指標)の改善を支援する。初期費用5万円、月額10万円(いずれも税別)からとなる。

訪問者の属性情報ではなく、サイトごとに訪問者の行動特性を基に最適なコンテンツを表示する。タイミングは機械学習を重ねることによって自動で最適化される。画面のスクロールの仕方や特定画面での滞留時間といった訪問者の行動に着目し、会員登録や購買、他のサイトへの移動など、行動ログを機械学習させる。対象サイトにタグを埋め込む仕組みとなる。サイト上の特定領域を長時間見ている訪問者にキャンペーンサイトへ誘導するコンテンツをポップアップ表示するなどのシナリオテンプレートを複数準備した。購買行動やサイトからの離脱などの予兆を検知するとともに、検知内容に合った最適なアクションを適切なタイミングで自動実行する。

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