ADKが買い物現場で消費者を効率的に捉えるためのコンサルティング専門チームを発足

「ADKショッピング・ハックス」、アイデア開発・効果検証・ブラッシュアップを実施

広告代理店大手のアサツー ディ・ケイ(ADK)は、買い物の現場で消費者を効率的に捉える(ハックする)ためのコンサルティングを展開する専門チーム「ADKショッピング・ハックス」を発足させた、と10月12日発表した。社内に蓄積してきたインストア・コミュニケーションの知識を集め、デザイン思考でクライアントの課題解決を図る。ライフスタイルの多様化から消費者へのアプローチが難しくなっている一方、買い物客の8割は売場で最終的な購買の意思決定をしている、といったデータもあり、店舗の重要性が増してきている、と判断した。

ADKショッピング・ハックスは、ショッピング現場で消費者の気持ちを動かすことを狙いにデザイン思考でアイデアを開発し、実店舗での効果検証、ブラッシュアップを行う仕組みを持つ。発足に合わせ(1)買い物カゴの触感品質が高いと高額商材を買いやすい(2)分かりにくいカロリーや脂肪重量を実体情報にすると商品機能への興味がわく(3)冷凍食品の内容物の大きさを明示すると使いやすくなる--の各アイデアで実験したところ、(1)は高級感を感じた層の購入率が13ポイント高く、(2)は売り上げが21%向上、(3)は売り上げが12%増えた。

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