「Web人大賞」はキリンのデジタルマーケティングを推進した取締役CMO 橋本氏、第3回Webグランプリ Web人部門

キリンのデジタルマーケティングを推進した橋本 誠一氏がWeb人大賞

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は12月3日、第3回Webグランプリ贈賞式において、「Web人部門」の各賞を表彰した。Web人部門は、優れたWebサイトのプロモーションおよびデジタルマーケティングの原動力となった人物にフォーカスを当て、個人の功績をたたえるもの。前身のWebクリエーションアウォードから数えると13回目になる。

Webグランプリ
http://award.wab.ne.jp/

左から、田中 滋子氏(Web広告研究会 代表幹事)、長崎 亘宏氏(講談社)、橋本 誠一氏(キリン)、植木 真氏(インフォアクシア)、長谷川 敦士氏(Web広告研究会 Webグランプリプロジェクト Web人選考委員会)

「Web人大賞」キリン 橋本 誠一氏
企業主語からお客さま主語へ、デジタルマーケティングを推進

今年度のWeb人大賞は、キリンのデジタルマーケティングを推進した橋本 誠一氏が受賞した。橋本氏は、従来のマーケティング手法に加え、デジタルのブランディング・コミュニケーションが必須になるなか、取締役CMOとしてブランドを基軸とした経営を推進し、大幅な組織改革を行いながら、顧客との長期的な関係構築を施行した点が評価された。

橋本 誠一氏
キリン株式会社
取締役常務執行役員
CSV本部長

昨年、デジタルマーケティング部門を私の直下に立ち上げた。それまでも、キリンのマーケティング現場では、デジタルメディアに対応してきたという実感はあったようですが、私のなかでは、デジタルマーケティングをてこにして、キリングループのマーケティング自体を上げていきたいという思いがあった。

一言でいえば、キリン主語からお客さま主語へ。マーケティングの現場では、激しいシェア争いがあり、どうしても声高になってしまうことがあり、その結果、お客さまが離れてしまうことが起きていたと思う。デジタルマーケティングを実践していくなかで、インサイトが鍛えられ、お客さま主語のマーケティング実現につなげることを目指した。

ゴールは、ブランド価値を最大化すること。究極的には、我々のようなビールや飲料というマス商品において、CRMが本当に成立するのかというチャレンジだと思っている(橋本氏)。

「Web人 of the year」講談社 長崎 亘宏氏
ネイティブ広告のガイドライン策定に尽力

Web人 of the yearは、講談社の長崎 亘宏氏が受賞した。長崎氏は、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会のネイティブアド研究会の座長として、2015年3月に発表されたネイティブ広告に関するガイドラインの策定に尽力したことが評価された。ガイドラインの発表以降、記事広告のクレジット問題やステルスマーケティングにおける倫理的な境界線が明確になり、議論や問題提起がスムーズに進むようになった。

長崎 亘宏氏
株式会社講談社
ライツ・メディアビジネス局
局次長 兼 第一事業局 局次長

ネイティブ広告のガイドライン・推奨規定にかかわるプレイヤーは非常に多岐にわたり、さまざまな会社が同時に乗り入れる大きな船であり、市場も急速に拡大している。

今年の3月18日に開催した5回目の勉強会でガイドラインを発表し、それ以降さまざまな議論をし、いろんな意見、評論もでてきましたが、今までの活動を一言でいうなら、なによりも合意形成という一言につきる。そして、このガイドラインを生み出したときに、アドバタイザーズ協会のみなさん見ていただいたこと、これが非常に大事です。

ネイティブ広告は、効果の高い広告だと思うが、その反面、間違えるとダメな広告になってしまう。そうならないための考え方はシンプルで、簡単なルールが守れるかどうかが問題。広告主にとっても、メディアにとっても、生活者にとっても価値のある広告にしていくため、引き続きがんばっていきたい(長崎氏)。

「Web人賞」インフォアクシア 植木 真氏
Webアクセシビリティの普及に貢献

Web人賞は、インフォアクシア 代表取締役の植木 真氏が受賞した。植木氏は、コンサルタントとして活躍しながら、全国でWebアクセシビリティセミナーを開催するほか、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員長として、JIS規格「JIS X 8341-3」の普及に向けた取り組みや情報発信を行う。こうした、社会の重要インフラとなったWebを、多くの人に利用しやすいものとする継続的な取り組みが評価され、2015年度中に予定されているJIS X 8341-3の改正にあわせての受賞となった。

植木 真氏
株式会社インフォアクシア
代表取締役

近年、Webアクセシビリティを確保することが、法律で義務化される動きがいろんな国で進んでいます。実際に多いのが、グローバル企業の担当の方から、そういった背景から対応を始めたいと相談があり、そういったきっかけでお手伝いをしている。

今、浅川賞(アクセシビリティ賞)で浅川さんが言っていたように、Webアクセシビリティを見つめ直すときにきているかもしれない。もともとWebアクセシビリティは、障害のある人がWebを使えるようにすること、というような捉えられ方をしてきました。しかし、近年はマルチデバイス、マルチスクリーンサイズといったように、利用環境が多様化してきています。当然、利用者がWebを使うコンテキストも多様化している。

より多くのコンテキストで、より多くのユーザーがストレスなくWebを使えるようにする。そのための1つの品質が、Webアクセシビリティではないか、そんな新しいとらえ方が国内外ではじまっている。私の目標は、Webアクセシビリティという言葉がなくなるくらい、Webにとってアクセシビリティを当たり前にすること、その目標に向かってこれからも進んでいきたい(植木氏)。

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