博報堂DYメディア、ライフステージ変化とメディア行動調査でネット利用の差が顕著

就職で知識を得る手段となり、結婚すると夫婦で楽しみ、出産後は子育て情報収集

博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所は、就職、結婚、出産直後の生活者を対象に行った「ライフステージの変化とメディア行動に関する調査」の結果を7月14日発表した。就職によって娯楽から知識を得る手段となり、結婚すると夫婦で楽しみ、子供が生まれると子育ての情報を収集するようになる、などそれぞれでメディアの持つ役割が異なり、インターネットの利用法にも差が見られた。

新社会人、新婚夫婦、第1子出産後のそれぞれ男女各6人へのグループインタビューと、各層の男女各100人へのインターネット調査を基に分析した。就職すると、テレビ、ゲームを中心にメディアへの接触時間は全体的に減る一方、新聞、インターネット、読書の時間は増加。仕事や社会人の常識のために新聞を読み、インターネットでは仕事の情報収集やニュースの閲覧に加え、ネットショッピングの利用も増えた。

結婚すると、メディア接触時間は減少するが、2人で共有するメディアは増加し、インターネットは出掛ける場所探しや思い出の記録など、夫婦で共同利用。女性は、料理レシピサイトの利用の増加が顕著だった。出産後は、メディア接触時間は減るものの、テレビで幼児番組を見ながら家事をしたり、インターネットで育児サイトやネットショッピングを利用するなど、少ない時間を有効活用していた。

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

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