日経BPコンサルのWEBブランド調査、楽天市場が1位、一般企業ではヤマト運輸が首位に

コンバージョンや波及効果で楽天市場がYahoo!JAPANのスコアを上回る

マーケティング・リサーチの日経BPコンサルティングは、2010年7月に実施した「Webブランド調査2010-IV」の調査結果報告書を9月28日に発売した。それによると、Webサイトの総合的なブランド力を示すWebブランド指数(WBI)は、4月に実施した前回調査で1位だった「Yahoo!JAPAN」を退け、「楽天市場」が首位となった。アクセス頻度やサイト・ユーザビリティ、サイト・ロイヤルティの各項目で「Yahoo!JAPAN」のスコアが「楽天市場」を上回ったものの、コンバージョンや波及効果で「楽天市場」が「Yahoo!JAPAN」を大きく引き離した。また、インターネット専業企業を除く一般企業の公式サイトの中で、最も評価が高かったのは17位の「ヤマト運輸」だった。WBIは前回よりも0.9ポイント上昇して70.9。調査期間が中元シーズンと重なったこともあり、アクセス頻度、コンバージョンのスコアが伸びたことがWBI上昇に貢献している。

Webブランド調査では19に分けた業界ごとの動向も追跡。今回調査ではどの業種もWBI平均値が前回を下回っていたが、なかでもグルメ・飲食業界の下降が最も大きかった。そのなかで、「MOS BURGER(モスバーガー)」は波及効果のスコアが非常に高く、波及効果ランキングでは800サイト中9位だった。同社はソーシャルメディアTwitterによる積極的なマーケティング活動を実践しており、公式アカウントのフォロワー数は13万人を超える(2010年9月時点)。

調査は企業が運営する日本の主要800サイトが対象。4万人を超えるインターネット・ユーザーの評価をブランドの視点から四半期ごとに調査を行っている。

日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/

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