オムニチュアがオンライン解析調査、モバイル・SNS・動画のマーケティング活用は14%

コンバージョン率測定の重要性を認識も、測定していない企業の多さが目立つ

米アドビシステムズのビジネスユニット、オムニチュアは、「オムニチュア オンライン解析に関する調査 2010」を実施、結果を5月20日に発表した。それによると、モバイル、ソーシャルメディアや動画という3つのメディアを新しいチャネルとしてマーケティング業務に活用している回答者は全体の14%だった。調査内容はWeb解析を含むオンライン解析分野に関する詳細情報と、マーケティング担当者によるモバイル、ソーシャルメディアや動画などの新しいメディア活用事例。日本企業を含む569社が回答した。

投資対効果(ROI)では、回答者の80%はオンラインマーケティング活動の投資対効果を測定することが重要と考えていたが、実行できているのは31%にとどまった。また、86%はコンバージョン率測定が重要と考える一方で、25%が実行していなかった。

マーケティング活動でのソーシャルメディアの利用は、回答者の69.1%だったが、うち41%は同メディアでのコンバージョン率を測定する仕組みを持たない。モバイルでは、77.3%がマーケティング活動に利用していなかった。モバイル利用者では、73%がWebアクセスへのモバイル端末が占める割合を見ているだけで、コンバージョン率の測定は30%にとどまった。オンライン動画のマーケティング活動への利用は42.9%。動画視聴後のコンバージョン率が重要な指標になると考える回答者は59%だったが、70%が測定手段を持っていなかった。また、40%が動画の再生開始を測定する手段を持たない。

オムニチュア
http://www.omniture.com/jp

アドビシステムズ
http://www.adobe.com/jp/

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