約7割が現在使用している携帯端末に満足。シャープ端末が人気‐MMD研究所が調査

モバイルを中心にメディアレップ事業・広告代理事業を手掛ける、アップデイト内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は4月26日、「携帯電話端末に関する実態調査」の結果を公表した。

調査の結果、利用している携帯電話端末の満足度では、全体で「満足」が31.6%、「やや満足」が41.4%と、現在利用している携帯電話端末に満足している回答者が7割を超える結果となった。また「満足」と「やや満足」を合わせた数字をキャリア別で見ると、「DoCoMo」が72.3%、「au」が76.4%、「SoftBank」が60.9%だった。

携帯電話端末を選ぶ際にもっとも重要視する点について、全体では「使い勝手」が32.3%ともっとも多く、次いで「デザイン」が25.2%、「高機能」が20.5%と続いた。また「高機能」の20.5%に対して、「多機能」という回答が10.4%となっており、機能数に加えて各機能の質も求められていることが伺える結果となった。また、年代別で見た場合、「使い勝手」の回答比率が年代を追うごとに高くなる傾向がわかった。

携帯電話端末を選ぶ際に必要な機能について、全体では「音楽機能」が77.4%でトップ。次いで「赤外線通信機能」が69.1%、「アプリ機能」が61.2%、「セキュリティー機能」が45.9%、「PCサイト閲覧機能」が37.2%。また、DoCoMoのプッシュトークやauのHello Messengerに代表される「複数名同時通話機能」が8.1%ともっとも低かった。

デザインが良いと思う携帯電話端末メーカーについての調査では、全体では「シャープ」が42.7%で最多。次いで「ソニー」29.6%、「NEC」26.4%、「東芝」21.6%、「三菱電機」16.5%の順。キャリア別では、DoCoMoとSoftBankで「シャープ」がもっとも人気の高い携帯電話端末メーカーとなっており、auでも「ソニー」の33.8%に次いで「シャープ」が28.2%と続いた。

携帯電話端末の平均購入金額の調査では、全体では「1万円~1万9999円」が38.7%でトップ。次いで「5000円~9999円」(25.7%)、「1円~49
99円」(13.4%)という結果となった。キャリア別では、auとSoftBankでは全体と同様の結果だが、DoCoMoでは3番目に多い項目として「2万円~2万9999円」が挙がった。

携帯電話端末を買い換えるきっかけについて、「壊れた」が27.5%ともっとも多く、次いで「電池が減った」が27.2%、「欲しい端末が発売された」が19.6%、「飽きた」が19.5%という結果。

iPhoneが日本で発売された際の購入意向では、「購入する」が31.4%、「購入しない」が68.6%だった。

調査は、2007年4月13~16日の間、ポータルサイトなど11サイトの協力で実施。有効回答数は8861件。

アップデイト
http://up-date.ne.jp/
MMD研究所ホームページ
http://mmd.up-date.ne.jp/

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