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こんな良いコンテンツ作ってるのに、なぜ検索順位が上がらないんだ!?【SEO記事12本まとめ】

「SEOに効く良いコンテンツ」の正しい考え方とは
鈴木 謙一 2017/7/14(金) 7:00 |
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「SEOで大切なのはコンテンツだって言うから、良いコンテンツをがんばって作ってる。でも、検索順位がぜんぜん上がらない。なぜだ!?」そんなあなたに、「SEOに効く良いコンテンツ」の正しい考え方をお届けします。

ほかにも、「グーグルのアルゴリズム改善に協力する方法」「Google Danceが東京でまた開催」「コンバージョン率の良いページ表示速度」などなど、SEOと検索エンジンの情報をまとめてお届けします。

今週のピックアップ

こんな良いコンテンツ作ってるのに、なぜ検索順位が上がらないんだ!?
自分じゃなくてユーザー (木村賢 on ツイッター)

サイバーエージェントのインハウスSEO責任者である木村氏がツイッターで投稿した、SEOとコンテンツに関する良いコメントを紹介する。

「いまのSEOで大切なのはコンテンツ」ということで、がんばって「良いコンテンツ」を作っているのに順位が上がらない、そんな風に悩んでいる方に読んでほしい。

いまSEOをがんばりたい人、検索エンジンから集客したいと思っている人にとって、非常に大切なことを示唆している。

「良い」という言葉はシンプルなだけに、意味の幅が広い。あなたが「良い」と思っているものを、他の人も同様に「良い」と思うとは限らない。人やコンテキストや背景や目的が異なれば、どんなものを「良い」と判断するかは違ってくるのだ。

少し違う話に見えるかもしれないが、「ユーザビリティ」の定義を紹介しよう。

「ユーザビリティ」とは何かと問われれば、一般的には「使いやすさ」のことだと説明するのではないだろうか。しかしISOでは、ユーザビリティを次のように定義している。

特定の利用者が、特定の目的のために、特定の状況で、効果的・効率的に使え、満足できるかの程度

長さや重さならば基準があるのでわかりやすい。しかし、「使いやすい」を客観的に判断するには、こうした観点を含める必要があるのだ。

話を「良いコンテンツ」に戻そう。

「良いコンテンツかどうか」についても同様の観点が必要だと思わないだろうか。

SEOの技術的な部分を軽視していいとは言わない。

しかし、「良いコンテンツを作っているのに」と嘆く前に、本当にそれが「どういった状況で」「何を意図している」「どんな人」にとって良いコンテンツなのかを見直すことは、非常に大切だ。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

日本語で読めるSEO/SEM情報

グーグルのアルゴリズム改善に協力する方法
じゃんじゃんフィードバックしよう (長山一石 on ツイッター)

グーグルの検索結果をより良くするためのフィードバック方法を、グーグル長山氏がツイッターで案内した。

「グーグルの検索精度が落ちてきているのではないか」という意見からの流れを受けて投稿されたものだ。

フィードバック リンク
検索結果ページのいちばん下にある「フィードバック」リンクから検索結果の問題点をグーグルに直接報告できる。PC検索にもある。

グーグルの金谷氏も、この投稿にコメントを追加してリツイートしている。

グーグルは決して完璧な検索エンジンではない。グーグル自身もそのことは十分認識している。だからこそ絶えず改良を続けているのだ。

適切とは思えない検索結果に出会ったら、愚痴るのではなく、どんどんフィードバックしよう。あなたのフィードバックがさらなる改善に役立てられる。すなわち、グーグルのアルゴリズム改善にあなたも参加していることになる。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

スマホシフトで検索はどう変わったか?マーケッターはどう対応すべきか?
デジタルマーケの専門家はこう見る (しらべぇ)

SEOとPPCを含む、デジタルマーケティングの専門家2人による対談記事を紹介する。テーマは、「スマホの普及による検索行動の変化とその変化にどのように対応すべきか」だ。

ゴシップ記事が大半のサイトにSEMの記事が掲載されている点には違和感があるのだが、筆者が重要だと感じた発言があったので、いくつか抜き出して紹介しておく。

最近は「SEOだけ頑張ったから弱者が強者を倒せる(検索上位になれる)」というケースは少なくなりました。

「被リンクを増やす」といった対策をしても、ユーザーにとって価値の低いサイトが上位に表示されることは、ほとんどありません。

こちらはSEOに関するトピックだ。SEOの世界がどんどん変わっているのは、このコーナーでも繰り返しお伝えしているとおりだ。そのため、成功の法則もどんどん変わっている。

さらに言えば、SEOを「マーケティング全体を構成する戦略の一部」としてとらえることの重要性が、ますます高まってきている。

そうした流れと、ユーザーのメディア接触デバイスとしてスマートフォンが主流になったことがあわさって、次のような状況をもたらしている。

ところがスマホの場合、画面の7割くらいに広告が表示され、自然検索の1位がかなり下になることも多くあります。

ユーザーのスマホシフトに対して、情報を届けたい企業は、SEOとリスティング広告をこれまで以上にうまく組み合わせる必要があるでしょう。

しかし、SEOとリスティング広告を組み合わせたとしても、結局はそれもマーケティング全体戦略の一部でしかない。

さまざまなマーケティング施策を組み合わせて使うということは、ターゲットユーザーの態度変容状況にあわせて施策を使い分けたり組み合わせたりするということだ。

となると、効果測定も単純なやり方ではできなくなってくる。ユーザー行動を点ではなく線でとらえ、さまざまなコンタクトポイントでの施策がそれぞれどう成果に結びついたかを判断することが重要になっているのだ。

今までは、たとえば広告主のゴールが「ウェブサイトへのアクセス」だった場合、「最後にクリックした広告だけが機能した」と判定されていました。でも実際には、ユーザーがさまざまなサイトを見てきた中で、「途中でクリックした広告にも価値があっただろう」と考えるのが、アトリビューション。「ラストクリックモデルからの脱却」とも呼ばれています。

記事では、次のように述べている。

ラストクリックの瞬間は広告に占められていて、SEOでは戦いにくくなってきています。

購入・決定の手前、ユーザーが認知するフェイズには広告を出しづらいので、SEOの大事な土俵になるでしょう。

前述のようなマーケティングの全体設計と、「ナビゲーショナルクエリ」「インフォメーショナルクエリ」「トランザクショナルクエリ」という検索意図の基本3分類をあわせて考えると、こうしたプランニングも納得いくはずだ。

SEOとPPCの上手な組み合わせ方、さらには、時代の流れ・ユーザーの環境変化・マーケティング全体設計などを、改めて考えさせられる記事だ。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

グーグルからお知らせ2つ――SEOの一大イベント活動報告
ゲイリーがまたまたやってくる! (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルのウェブマスター向け公式ブログでアナウンスがあったお知らせを2つ紹介する。

1つ目は、「Google Dance Tokyo 2017 開催」のお知らせだ。グーグルのスポークスマンともいうべき、ゲイリー・イリェーシュを招いてグーグルの六本木オフィスで開催されるイベントだ。昨年も開かれ、大好評だった。

詳細は公式アナウンスで確認してほしい。募集定員は100名だが、おそらく定員の数十倍の応募があるだろう。抽選に当たることを祈って申し込もう。

2つ目は、「Advanced Hosting Meetup プログラムの経過報告と新規参加企業」のお知らせだ。

Advanced Hosting Meetup プログラム は、無料ブログのような「ユーザーが自分のコンテンツを公開できるサービス」を提供する企業が集まり、グーグル検索と相性の良いサービス運営や、サービス上のスパムサイト対策について情報交換、対策実施を進める会合だ。

次のように報告している。

昨年 1 年間を通し、スパム対策手法の情報交換やスパムサイト情報の相互共有にとどまらず、共同でスパム手法の分析やスパムサイト対策を実施するなど参加メンバーの力を合わせさまざまな対策を実施しました。

新たに参加した企業も増えている。あなたもホスティングサービスを運用しているなら、参加を申し込んでみてはいかがだろうか。著名な企業が多いが、限定してはいない。中小規模であっても良いサービスを提供するために参画してみるのもいいだろう。

★★★★☆
  • SEO大好きな人用
  • ホスティングサービスを提供するWeb担当者

スマホでのショッピングの支払いを簡単便利にして売上アップ!
Payment Request APIをグーグル社員が解説 (Tender Surrender)

スマホの普及によって、モバイルECでの購入も増えてきている。

しかし、スマホで買い物するときに問題になることの1つとして、支払いプロセスがある。住所を入力したり支払い方法を指定したりするのは、PCよりも面倒だ。そのため、顧客の「購入しよう」というキモチや行動を妨げる要因になる。

ここで紹介する記事では、モバイルでの購入手続きをもっと簡単でスムーズにする仕組みを解説している。

ウェブでの支払いを標準化しようとしている「Web Payments」仕様に含まれる「Payment Request API」の解説だ。開発に直接携わっているグーグルの北村氏が個人ブログで直々に説明してくれた。

このAPIは、「Payment(支払い)」という名称がついているが、実際には支払い処理部分ではなく、購買完了のために必要な情報をユーザーが入力しやすくするための仕様だ。

具体的に言うと、配送先住所や支払い方法などの情報を、HTMLで作ったフォームで入力してもらうのではなく、標準的な入力項目を呼び出して入力支援し、取得した情報をそのまま決済システムにつなげやすくするというものだ。

SEOというよりも開発向けの技術的な内容だが、ECサイトを運営しているならば、開発担当者に教えてあげるといい。

★★★☆☆
  • すべてのモバイルECサイトのWeb担当者 必見!
  • 技術がわかる人に伝えましょう

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MFI関連の記事を2本ピックアップ。

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