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グーグル社員が教えてくれた、alt属性の2つのTIPS

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グーグル社員が教えてくれた、alt属性の2つのTIPS
不要な場合と必要な場合 (John Mueller on Twitter)

グーグルのジョン・ミューラー氏による、alt属性の使い方に関するTIPSを2つ紹介する。

プレースホルダー用の小さな画像にはalt属性は必要ない。

モバイル向けページの画像にも今後はきちんとalt属性を設定すること。未設定のサイトが多い。

念のために補足しておくと、「alt属性」とは、HTMLタグのimg要素(画像に使うタグ)内に記述する、画像を利用できないとき用の文字情報のことだ。

<img src="~" width="100" height="50" alt="画像の説明">

「グーグルは画像を認識できないため、SEOを意識するならalt属性に画像の情報をテキストで記述する」とがんばっている人もいるだろう。しかし、なんでもかんでもalt属性をがんばって入れる必要はない。

本来の画像や広告が読み込まれるまで代わりに表示しておく一時的な画像(プレースホルダー)や、背景に使うような画像には、alt属性を設定しなくても問題ない。コンテンツとしては特に意味がないからだ。

alt属性の本来の用途である、「画像が読み込まれない状況」「視覚障害などの閲覧者に画像ではなく文字で情報を伝える」いずれでも、alt属性を設定しないほうが自然だ。

ただし、その場合でもalt属性を省略するのではなく、alt=""と指定する。HTML5では、alt属性を省略するのは「この画像はコンテンツの重要な要素であり、代替テキストで表現できるものではない」ことを示し、空のalt属性を指定するのは重要な要素ではないことを示すからだ。

一方、モバイル向けページでalt属性を省略しているサイトは実際にありそうだ。確かに、モバイル向けにできるだけデータ転送を減らすには、手段の1つとしては悪くない。

しかし、その手法は、前述のようにHTML5の仕様に照らすと適切ではないとともに、MFI(モバイルファーストインデックス)後のグーグルで問題になる可能性がある。

現状であれば、PC向けページの画像にさえalt属性があれば、グーグルはその内容を認識する。

しかしMFIに切り替わった後のグーグルが処理するのは、モバイル向けページに設置されているalt属性なしの状態だ。そうなると検索で不利になることもあるので、注意が必要だ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

ネガティブSEOへの対策にはリンクの否認だけが頼り?
ただし使い方には注意 (John Mueller on Twitter)

悪意を持って不正なリンクを張る「逆SEO(ネガティブSEO)」には、どう対処すればいいのだろうか?

「ネガティブSEOは存在しない」とグーグルは事あるごとに言っている。信じたいところだが、そうもいかないという人もいるかもしれない。

そんなときは、やはりリンクの否認に頼るしかないようだ。

ネガティブSEOをやると脅されたサイト管理者に対して、グーグル社員のジョン・ミューラー氏は否認ツールの利用(とそのリストを彼に送ること)を勧めていた。

ただし、否認ツールの利用には危険もつきまとう。不正なリンクと正当なリンクを正確に見極める力が重要だ。正当なリンクまで否認して重要な評価を失ってしまい、検索順位が下がってしまうこともある。

この件に関して、同じくグーグル社員であるゲイリー・イリェーシュ氏は次のようにもアドバイスしている。

否認したあとにランキングが下がったのなら、さほど怪しくないリンクを否認ファイルから除外するといい。否認ファイルは自分で制御できるのだから。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • ネガティブSEOが心配な人

“良いコンテンツ”の定義は、また訪問したいと思わせるコンテンツ?
やっぱり検索エンジンではなくユーザーを向くことが大切 (John Mueller on Twitter)

“良いコンテンツ”を定義するのは、グーグルにさえ難しい」というグーグルの長山氏によるコメントを、前回このコーナーでお伝えした。

長山氏の同僚でもあるジョン・ミューラー氏は、良いコンテンツを作るために次のようにアドバイスしている。

経験に基づいておおまかに言えば、たとえ検索エンジンがなかったとしても、また戻ってこようとユーザーに思わせるようなコンテンツを作ることだ。

何度も何度も訪問してもらえるような価値があるコンテンツが、あなたのサイトにあるだろうか? どんなコンテンツがあればリピーターになってもらえるかを考えることが、良いコンテンツ作りのヒントになるのではないだろうか?

ミューラー氏のアドバイスを抽象的だとしてそこで思考を停止させてはいけない。それでは、本当に良いコンテンツを作ることは永遠にできないだろうと筆者は考える。

少なくとも、“良いコンテンツ”を作る主眼が「検索エンジン(グーグル)に上位表示してもらうこと」ならば、何かがおかしい。

グーグルが検索結果で上位表示したいのは「グーグルを満足させようとしているコンテンツ」ではなく「検索ユーザーが満足するだろうとグーグルが判断するコンテンツ」であることは、強く認識しておきたい。コンテンツ作りにおいては、グーグルの方を向くのではなく、ユーザーの方を向かなければならない。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

rel="canonical"とrobots.txtの合わせ技で重複コンテンツ対策←やっちゃダメ!
2つの間違いがある (Webmaster Central Help Forum)

重複コンテンツの発生を避けるためにURLを正規化しようとして、robots.txtによるブロックとrel="canonical"を同時に設定したサイト管理者がいた。

2つの問題があるのだが、わかるだろうか?

  • 重複コンテンツ対策のためのrobots.txt使用

    まず、重複コンテンツを防ぐためにrobots.txtを使うことを、グーグルは推奨していない。そのページのコンテンツがほかのページと同じであることをグーグル自身が認識したうえで、正規化処理したいからだ。

    重複していると認識できれば、たとえサイト管理者が重複コンテンツを防ぐための施策をしていなくても、グーグルが適切に対処してくれることもある。

  • robots.txtとrel="canonical"の併用

    robots.txtでブロックされているURLをGooglebotはクロールしない。クロールしないということは、ページの中身を見ない。ページの中身を見ないということは、rel="canonical"の存在を知ることができない。つまり、rel="canonical"は意味をなさない。

    似たようなミスでありがちなのが、noindexを設置したページをrobots.txtでブロックする場合だ。以前に説明したことがある。

「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」という言葉もある。rel="canonical"を利用して正規化するのであれば、rel="canonical"だけにするべきだ。

★★★★☆
  • すべてのWeb担当者が知っておくべき仕組み

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