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やっぱり! ハンバーガーメニューをやめたらPVも再訪問も劇的に改善! などSEO記事まとめ10+3本

「みんな使ってるから」ではなくユーザーにとって良いナビゲーションを考えて実行するだけで……
鈴木 謙一 2016/12/2(金) 7:00 |
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見たことがない人はいないだろう「ハンバーガーメニュー」。しかし、ハンバーガーメニューを廃止してページ下ナビゲーションにしたら、利用率が劇的に改善したのだという。
ほかにも、「アフィリエイトや広告が疑われるリンクにはnofollowしないとやばい」「検索結果で一般ユーザーにもAMPの意味をアピール開始?」「HTTPS移行」「noindex指定が無視される?」やMFI(モバイルファーストインデックス)の最新情報などなど、SEO関連の情報をまとめてお届けする。

今週のピックアップ

やっぱり! ハンバーガーメニューをやめたらPVも再訪問も劇的に改善!
モバイルサイトでも検証してみるといい (Startup Grind)

いわゆる「ハンバーガーメニュー」、横の三本線アイコンは、モバイルアプリやモバイルサイトで、操作のためのユーザーインターフェイスとして幅広く使われている。

おそらく、モバイルをそれなりに使っている人で、こうしたハンバーガーメニューを見たことがない人はいないだろう。

しかし、ハンバーガーメニューはユーザーにとって本当に使いやすいのだろうか?

Googleアプリのハンバーガーメニュー
Google製アプリのほとんどにはハンバーガーメニューが使われている

ある求人検索アプリが、ハンバーガーメニューをやめてスクリーン下部のナビゲーションメニューにUIを変更したのだという。

すると、次のような劇的な改善が見られたとのことである。

  • 月間アクティブユーザーのPVが2桁増加
  • 月間アクティブユーザーの再訪が2桁近く増加
  • アプリ内の重要機能の利用が2~3桁増加
  • ネガティブなフィードバックがゼロに

ハンバーガーメニューは、アプリだけではなくモバイルサイトでもよく使われるUIだ。もしあなたのサイトがハンバーガーメニューを使っているとしたら、対象とするユーザーにとって果たして適切なUIであるかどうかを、一度検証してみるといいのではないだろうか。

★★★★☆
  • すべてのアプリ開発者&Web担当者 必見!

日本語で読めるSEO/SEM情報

「グーグルは重要なページならnoindexを無視してインデックスする」って聞いたけど、これホント!?
noindexが機能しないとしたら技術的なミスを疑え (グーグル ウェブマスター ヘルプフォーラム)

こんな理解をしている投稿が、公式ヘルプフォーラムにあった(先に言っておくと、この考えは間違っている)。

検索エンジンでインデックス不可を示す<meta name="robots" content="noindex"> タグをページに設定しているページでも、グーグルが重要なページだと判断すれば、検索結果に表示されることがある

グーグル社員のTakeaki氏は、次のように説明した(編集部で強調・改行・補足を追加)。

こちらご質問とは直接関係なくなってしまいますが、noindex のページをインデックスしている例について誤解のないよう、コメントしておきたいと思います。

noindex に対して Google が重要と思ったから、という理由でインデックスすることはありません

例としてあげられていたページはまさにその例外で、PC 用のページには noindex が入っておりますが、モバイルのページには noindex は入っていないようです。そのため、モバイルのページがインデックスされているようです。

共有されたリンクをモバイルで開くと、おそらく表示される URL も変化すると思いますので、ぜひご確認下さい。

metaタグなどが検索エンジンに及ぼす影響には2種類ある。その指定をグーグルが「命令(指示)」ととらえるか、「手がかり(ヒント)」ととらえるかだ。

たとえば rel="canonical"を、グーグルは「命令」ではなく「手がかり」として扱う。そのため、グーグルは必ずしもcanonical指定に従うとは限らない。

一方、noindexを、グーグルは「命令」として扱う。つまり、その指定にはグーグルは必ず従うのだ。

ということは、noindexを指定しているにもかかわらずインデックスされているとしたら、それは技術的な設定ミスを真っ先に疑うべきなのだ。

Takeaki氏が書き込んだフォーラムの投稿のもともとの質問者サイトで、noindexが機能していなかったのも、指摘にあるように結局は技術的な不備によるものだった。

昨今ではモバイル向けページなど複雑になってきている。そういう意味でも、やはりグーグルが薦めるようにレスポンシブ形式にするのが、トラブルを避けるには良いのかもしれない。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • 技術がわかる人に伝えましょう

rel="canonical"はプロトコル相対URLで指定しても大丈夫?
プロコトル明記で (Kazushi Nagayama on Twitter)

rel="canonical"で指定するURLに、http:https: を省略したプロトコル相対URLを使うことはできるのか?

こんな質問を、グーグルの長山氏がツイッターで受け取った。

長山氏によれば、rel="canonical"はプロトコル相対指定ではダメで、プロコトルを明記した完全なURLで指定する必要があるということだ。

  • ×プロトコル相対指定のURL:
    <link rel="canonical" href="//example.com/hoge.html">
  • 完全なURL:
    <link rel="canonical" href="https://example.com/hoge.html">

なお、そのページからの相対パスなら実はrel="canonical"のURLとして指定可能なようだ。次のどちらも問題ない。

  • 完全なURL:
    <link rel="canonical" href="https://example.com/hoge.html">
  • 相対パス:
    <link rel="canonical" href="hoge.html">

だが間違いがないように、また誰が見ても確実にわかるように完全なURLで記述することを、筆者は推奨する。

また、rel="canonical"以外のlink要素に関しても、プロトコル相対URLは推奨されないはずだ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • 技術がわかる人に伝えましょう

「AMPは広告売上が低い」問題はすでに解決? 次の懸念は購読システム
これも近いうちに解決できそう (DIGIDAY)

AMP対応したパブリッシャー(メディア)の最大の懸念が「AMP版での広告収益の減少」であることを前回このコーナーで紹介した。だが状況は改善しつつあるようだ。

グーグルによれば、AMPを導入したパブリッシャー400社を対象にした最新の調査で、次のような結果が出たとのことである。

  • 大半で非AMPのモバイルページよりも広告料金が上がった
  • 80%以上でビューアビリティ率が向上した
  • 85%で広告のCTRが上がった
  • 過半数でインプレッション単価が上がった

パブリッシャーにとって広告が重要なビジネスモデルであることをグーグルは強く認識している。したがって、今後も改善に取り組み続けていくだろう。

だが、別の問題もないわけではない。それは購読制だ。ログインしたユーザーだけが読める記事や有料購読のコンテンツを提供することがニュースサイトでは珍しくない。購読制も重要なビジネスモデルになっている。

ところが購読制の仕組みにAMPはまだ完全には対応できていない。

しかしこれも時間の問題だろう。AMPページで利用するログインの仕様が完成に近づいているからだ。

★★☆☆☆
  • AMPがんばってるメディア向け(ふつうの人は気にしなくていい)

年末商戦の売上アップに役立つ情報をグーグルが教えてくれた
モバイルユーザーの動向を分析 (アナリティクス日本版公式ブログ)

年末商戦に向けて役立ちそうなユーザー動向、特にモバイルユーザーの動向を、Googleアナリティクスの公式ブログが紹介している。

一部を取り上げてお伝えする。

  • 新しい店舗やブランドの開拓に積極的

    「新しい小売店で買い物をすることに抵抗がない」と50%以上が回答している。

    また、「グーグルで検索した後、購入する小売店やブランドを変更したことがある」と答えた回答者は、モバイルで買い物をするユーザーの76%に達している。

  • モバイルは重要な情報源

    スマートフォンで買い物をするユーザーの64%が「店舗で買い物をする前にモバイルで下調べ」している。

    また、モバイル動画視聴者の4人に1人が「店舗内または店舗のウェブサイトでYouTubeを閲覧し、買い物の参考にしている」。

  • 安さ」ではなく「ベスト」を求めている

    昨年末の商戦期では、「最高 ギフト」に関連するモバイル検索が前年比70%増加した。

    また、YouTubeで商品レビュー動画を視聴する時間が前年より60%増えている。

  • モバイルは店舗への入り口

    自分のスマートフォンで周辺情報を検索したユーザーの76%が、検索した店舗を1日以内に訪れており、そうした検索の28%が実際の購入につながっている。

ECサイトや店舗ビジネスを運営しているなら、参考にしてみよう。

★★★★☆
  • すべてのECサイトのWeb担当者および実店舗の運営者 必見!

ヤフー検索のこれまでの20年を振り返って
「ヤフカテ登録」や「YST対策」にピンときたあなたはベテランSEO (Yahoo!検索ガイド)

ヤフー検索が、これまでの20年を振り返った記事をシリーズで公開している。2回目と3回目は、SEOの歴史とも関わりが深いので紹介する。

Yahoo!検索の20年~第1回「一度しかない人生だから」と20年前にインターネットを仕事にした男

ヤフーのSEOといえば、かつては鉄板SEOだったYahoo!カテゴリ(ヤフカテ)登録を思い出す。ヤフカテ登録はヤフー検索での上位表示に非常に大きく影響したものだ。

また今でこそグーグルの検索システムをヤフーは利用しているが、その昔はヤフー独自の検索エンジン(通称「YST」)が稼働していた(もっともそのまた以前はグーグルを使っていた)。ヤフーのアルゴリズムはグーグルとはまったくの別もので、なかなか厄介だった。

SEO施策に結び付く記事ではないが、あなたが長らくSEOにたずさわっているベテランウェブ担当者なら、業務の合間に一息つくときに読んでみるといい。懐かしさにひたれるに違いない。

★★☆☆☆
  • ベテランSEO担当者 必見?
  • 温故知新

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

筆者が米ダラスで参加したState of Searchカンファレンスからのレポート記事を3本ピックアップ。

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