国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。

海外&国内SEO情報ウォッチ
検索結果1ページ目の25%強がHTTPSページ、その比率は増加傾向 などSEO記事まとめ10+4本

HTTPSページの優先インデックスも含め、グーグルのHTTPSへの動きは止まらない
鈴木 謙一 2016/1/22(金) 7:00 tweet55このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

ページ

グーグル検索結果の1ページ目に表示されるリンクの25%以上がHTTPSページになっているという。HTTPSページの優先インデックスも含め、グーグルのHTTPSへの動きは止まらない。
ほかにも、グーグルの新しいウェブマスター向けサイト、サイトのハッキング対策、タブ型UIの良いデザイン、meta descriptionタグのSEOでの意味などなど、SEOの話題をまとめてお届けする。

今週のピックアップ

検索結果1ページ目の25%強がHTTPSページ、その比率は増加傾向
★★★☆☆ HTTPSが着実に増えている (Dr. Pete Meyers on Twitter)

Mozのピート・マイヤーズ氏によれば、検索結果の1ページ目、つまり上位10位に表示されるページのHTTPSの割合は25%を越えているそうだ。

Moz独自の検索結果調査ツールであるMozCast(モズキャスト)は、常時1万キーワードでの検索結果をトラッキングしている。このツールのデータによると、HTTPSページの比率はここのところまた増えており、1月16日の時点で25.75%弱になっていることを示している。

HTTPSページの比率
HTTPSページが急に増えた

ただし気をつけてほしい。この情報をもって「HTTPSページの順位が高くなっている」と考えるのは適切ではない。グーグルはHTTPSをランキング要因にしている。しかし影響は非常に小さいことがわかっている。

検索結果の1ページ目に出るHTTPSページが増加しているのは、次のようなことが主な理由だろう。

理由はどうであれ、検索結果ページでユーザーがHTTPSのサイトに触れることが増えていることは確かなようだ。

日本語で読めるSEO/SEM情報

グーグルがHTTPSページを優先的にインデックス開始
★★★★★ ランキングシステムの変更ではない (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルは、HTTPSページを優先的に検索結果に表示するようにインデックスシステムを調整したことをアナウンスした。

1か月前の発表だが、このコーナーでまだ取り上げておらず、比較的重要なので今回紹介することにした。

具体的には、同じページがHTTPとHTTPSのどちらでもアクセスできた場合は、検索結果にHTTPSのURLを出すようになっている。

ここで勘違いしてならないのは、「HTTPSページを上位表示するようになった」とか「HTTPページがインデックスされにくくなった」わけではないということだ。

あくまでもインデックスシステムの調整であり、ランキングシステムの更新ではない。

あくまでも、同一のページが http://https:// の両方のURLでアクセスできるのならば、検索結果には https:// のURLを表示するという話だ。セキュリティが高いほうのページに検索ユーザーをアクセスさせたいからである。

おもしろいのは、たとえHTTPSページヘのリンクがどこにも存在しなかったとしても、HTTPSでアクセスできるのであればこの仕様変更が適用される点だ。Googlebotは、HTTPとHTTPSの両方でどのページにもアクセスを試みるとイメージすればわかりやすいだろう。

ただし、HTTPSを優先してインデックスするには条件を満たしている必要がある。そのほかの大切な点も含めて、詳細は公式アナウンスを参照してほしい。

グーグルSEOはここで学べ! ウェブマスター向けサイトをグーグルが刷新
★★★★★ 日本語版も同時公開 (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

刷新したウェブマスター向けサイトをグーグルは公開した。

このサイトの作成にはあたっては、じっくりと時間をかけて、サイト訪問者の行動を分析したりユーザー アンケートを実施したりしました。その結果、サイトをカテゴリ別に分類することでさらに使いやすくすることができました。

とのことで、満を持しての公開のようだ。

ウェブマスター向けウェブサイト

よくありがちな「英語版だけの公開」ではなく、日本語版も同時公開された。ヘルプやSEO教材などさまざまなリソースが提供されている。グーグルSEOのポータルサイトとして利用したい。

筆者が個人的に嬉しいと感じたのはイベントカレンダーだ。オンラインでのオフィスアワーの予定のほか、カンファレンスなどでグーグル社員が参加するイベントも登録されている。

ハッキング対策は検索結果が命。Search Consoleに頼るのはNG
★★★★☆ 警告メッセージが届くとは限らない (グーグル ウェブマスター ヘルプ フォーラム)

ハッキング対応に関して重要なことを伝えておく。

ハッキングされて検索ユーザーに危害を与えるほどにサイトを改ざんされた場合、検索結果に、「このサイトは第三者によってハッキングされている可能性があります」や「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」といった警告メッセージが表示されることがある。

このサイトは第三者によってハッキングされている可能性があります

あなたがSearch Consoleにサイトを登録していれば、もしサイトをハッキングされたら、そのことを通知する警告が届く。しかし、Search Consoleにハッキングの通知が来ていないからといって、サイトがハッキングされていないとは限らない

もしSearch Consoleでは何もなくても、検索結果に警告メッセージが表示されていれば、ハッキングされてしまっていると考えてほしい。Search Consoleよりも検索結果を信頼するのだ。

ハッキングが疑われたのなら、ハッキング対応のヘルプ記事を参照して対処にあたってほしい。また、Fetch as Googleで検証することで具体的なハッキング内容を特定できることもある。

Search Consoleからの「Google 検索トラフィックを監視する」メールの正体は?
★★★☆☆ 各種レポートを入手できるようになった良いお知らせ (UMA)

サイトをSearch Consoleに新規登録した際に、今までにはなかったタイプの通知が届くようになったらしい。

件名は「http://www.example.com へのGoogle 検索トラフィックを監視する」だ。

Search Consoleに正常に登録できてデータ収集が始まったので、各種レポートを入手できる準備が整ったというお知らせだ。

新しいメッセージなので、良くない問題が発生したのではないかと不安になるウェブ担当者がいるかもしれない。良くないお知らせではなく、反対に、Search Consoleを利用できるようになったという良いお知らせなので安心していい。

ちなみに、実際に新しいサイトを登録してみたところ、これまでと同じ「http://www.example.com の検索パフォーマンスを改善できます」という件名で、メッセージタイプ「WNC-376106」のメールが届いた。

ここで紹介している「検索トラフィックを監視する」のメールはメッセージタイプ「WNC-756200」なので、文面が変わっただけというわけではないようだ。

国内でも海外でも同様のメールが報告されているので、グーグルが何かテストをしているのかもしれない。

ユーザビリティとアクセシビリティに優れたタブ型UIに必要なこと
★★★★☆ 使いやすくわかりやすいタブ型UIを設計するコツ (Website Usability Info)

SEOではなく、UI(ユーザーインターフェイス)を扱った記事を紹介する。タブ型のUIを採用するときに、考慮に入れるべきことを解説している。

ユーザビリティの観点からは次が重要になるそうだ。

  • タブっぽく見えること
  • タブの並びが不自然でないこと
  • タブの大きさが十分であるあること
  • タブの切り替えに伴うフィードバックが自然であること

アクセシビリティの観点からは次が重要になるそうだ。

  • キーボード操作ができること
  • スクリーンリーダーでも利用できること

タブ型UIは一般的に使われるデザインになっており、採用しているサイトもあるだろう。こちらの記事に書かれていることを参考にして使いやすくわかりやすいタブ型UIを設計しよう。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

(ウェブ担当者が気にしすぎてはいけないが)アルゴリズム更新に関連した記事を今週はピックアップ。

次のページへ

ページ

tweet55このエントリーをはてなブックマークに追加
日本赤十字社 東日本大震災 義援金募集
Web担メルマガでラクラク情報ライフを
注目記事が毎週手もとに届いて見逃さない
要チェックのセミナー情報もゲットできる
編集長コラムを一足先に読める
―― 10万人が読んでいる、Web担必読メルマガです

今日の用語

metaタグ
HTML文書のhead要素に配置されるタグで、ページを記述している言語や文字エン ... →用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

Web担のメルマガを購読しませんか?
Web担の記事がコンパクトに毎週届くメールマガジン「Web担ウィークリー」は、10万人が読んでいる人気メルマガ。忙しいあなたの情報収集力をアップさせる強い味方で、お得な情報もいち早く入手できます。

Web担に広告を掲載しませんか?
購読者数10万人のメールマガジン広告をはじめとする広告サービスで、御社の認知向上やセミナー集客を強力にお手伝いいたします。

サイトマップ
RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

GOLD SPONSOR
さくらインターネット株式会社株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ株式会社日本レジストリサービスHP Softwareトランスコスモス株式会社株式会社ハイパーボックスDomain Keeperアドビ システムズ 株式会社
SPONSOR
株式会社キノトロープ株式会社アイレップ株式会社ニューズ・ツー・ユーシックス・アパート株式会社ウェブアンテナ株式会社サイバーエージェント富士通株式会社SitecoreYahoo!プロモーション広告Oracle