国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。

海外&国内SEO情報ウォッチ
検索避けをするには? → noindexタグもrobots.txtも指定 → 逆効果だったorz などSEO記事まとめ10+4本

「(not provided)」で隠されたキーワードを探る方法、不正コピーサイト対策、グーグルの中核アルゴリズム、HTTPS設定などなど
鈴木 謙一 2015/10/30(金) 7:00 tweet48このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

ページ

検索結果に自分のページが表示されないように、念には念を入れてnoindexタグを指定してrobots.txtでもクロールを禁止したら……。
ほかにも「(not provided)」で隠されたキーワードを探る方法、不正コピーサイト対策、グーグルの中核アルゴリズム、HTTPS設定、ランド・フィッシュキン氏による「2つのアルゴリズムの世界におけるSEO」などなど、SEOの話題をたっぷりお届けする。

今週のピックアップ

検索避けをするには? → noindexタグもrobots.txtも指定 → 逆効果だったorz
★★★★★ まだある誤用 (Kazushi Nagayama on Twitter)

グーグルの検索結果に表示したくない場合、

  • noindex robots metaタグをページに記述し
  • さらにそのページへのクロールをrobots.txtでブロックする

両方を同時に行うのは、よろしくない。

なぜ良くないのか、それはこういうことだ。

  1. robots.txtでクロールを禁止すると、Googlebotはそのページをクロールしない。

  2. クロールしなければ、そのページにnoindexタグがあるかどうかは、わからない(たとえ記述されていても)。

  3. 結果として、noindexの効果が出ず、検索結果に表示され続けてしまう。

noindexタグとrobots.txtを併用するという間違った使い方は、このコーナーでも何度か注意を促したことがある。だが現実問題として、誤用してしまうウェブ担当者が依然として多いようだ。

実際に、グーグルの長山氏が、ツイッターでこんなことを発信していた。

なお、robots.txtでブロックしたら、そのページに書かれているものは、noindex robots metaタグに限らずグーグルには認識されない。また301リダイレクトのようにHTTPヘッダーのなかで通知するものも認識されない(クロールしない、言い換えればそのURLにアクセスしないのでヘッダーを返されることがないから)。

必ず理解しておこう。

日本語で読めるSEO/SEM情報

(not provided)に負けない! GAと検索アナリティクスでコンバージョンキーワードを調べる賢い方法
★★★★☆ ヤフーに使えないのが残念 (デジタルマーケティング研究所)

そのままでは「(not provided)」で隠されているが、うまく情報を組み合わせることで「コンバージョンに至った検索キーワード」を調べる方法を解説している記事を紹介する。

グーグル検索のHTTPS化により、アクセス解析ツールでのキーワードの取得が不可能になった。ほぼすべてが「(not provided)」で記録されてしまう。コンバージョンに至ったキーワードも当然わからない。HTTPS化の影響を受けずに、キーワード情報を取得できるのは、Search Consoleの検索アナリティクスだけだ。

しかし検索アナリティクスは検索結果でのデータを提供するだけで、検索結果をクリックした後のユーザー行動までは知ることはできない。したがって、一般的なアクセス解析ツールとは異なり、そのキーワードでアクセスしたユーザーがコンバージョンに至ったかどうかまでは追跡できないのだ。

しかし、「Search Consoleの検索アナリティクスとGoogleアナリティクスのランディングページレポートを組み合わせることで、コンバージョンに寄与したキーワードを調査する方法」を、こちらの記事では解説している。

手順を簡単に説明すると次のようになる。

  1. Googleアナリティクスで、Google検索から訪問してコンバージョンしたユーザーは、どのページに着地していたかを調べる

  2. 検索アナリティクスで、そのページに着地したキーワードを調べる

なかなか賢いやり方だ。詳しい設定方法は元記事を参照してほしい。

残念なのはヤフー検索には使えない点だ。検索アナリティクスのようなツールをヤフーは提供していないからだ。

HTTPS化によって、検索ユーザーのプライバシーを守ることは素晴らしい取り組みだ。しかしグーグルとは違い、ヤフーはHTTPS化しても、ウェブマスターに対する配慮を見せるつもりはなさそうである。検索サービスはもちろん検索ユーザーが利用するものだが、同時にウェブサイトあっての検索サービスでもあるのに、とても残念なことだ。

不正コピーサイトに徹底抗戦! 勝利を勝ち取った7つの対処策
★★★☆☆ コピーサイトの対策に苦慮したときの参考に (ウェビメモ)

コンテンツを丸ごとコピーされた挙句に、オリジナルである自分のサイトよりもコピーサイトの方が検索結果で上位表示されてしまうという目も当てられない状況に陥ってしまたサイト管理者が、あの手この手で対策した経緯をつづった記事。

次のような対策を講じて徹底抗戦したとのことだ。

  • GoogleのSearch Consoleから著作権侵害の申し立て
  • どの程度の不正コピーなのか検証
  • JavaScriptでドメインがgirlydrop.comじゃない場合にゴニョゴニョする
  • CSSなどの差し替え
  • htaccessに追記
  • 埋め込まれたアフィリエイト会社に通報

無断コピーを完全に防ぐことは不可能だが、もしそんな事態に苦慮したときの参考になるかもしれない。

グーグル、_escaped_fragment_のAjaxクロールスキームを廃止
★★★★☆ AjaxでもそのままでOK (ウェブマスター向け公式ブログ)

グーグルは、Ajaxクロールに関するスキームを廃止したことを公式にアナウンスした。

Ajaxクロールに関するスキームとは、Ajaxで生成するコンテンツをGooglebotに認識、処理させるためにグーグルが定めた特殊な設定だ。Ajaxコンテンツを提供しているサイトではこのスキームに従うことが求められた。

しかし、グーグルの技術力の進歩にともない、現在のGooglebotはJavaScriptを解釈できるようになっている。Ajaxも例外ではなくなった。もはやそのままでもGooglebotはAjaxコンテンツをクロール、インデックスできるのだ。特殊なスキームに従う必要はなくなった。

アナウンスの詳細や注意点、よくある質問は、公式記事を読んでいただきたい。

ただし、グーグルといえども、あらゆるAjax構成を完璧に処理できるわけではない。もし、うまく処理されていないケースに遭遇したら、グーグルにフィードバックしよう。改善に役立ててくれる。

First Click Freeポリシーをグーグルが変更
★★★☆☆ 1日5記事から3記事へ (ウェブマスター向け公式ブログ)

通常は会員などに限定しているコンテンツを、検索結果から来たユーザーには特別に無料で表示する「First Click Free」のポリシーを、グーグルが変更した。

具体的には、次のような変更だ:

変更前無料で読める記事は1日あたり5本まで

変更後無料で読める記事は1日あたり3本まで

マルチデバイス環境が当たり前となり、デバイスを変えれば1人のユーザーが1日で読める記事の数が実質的に増えてしまうことが、大きな理由だ。

ポリシー変更の発表とともに、First Click Freeに関してよくある質問にも答えている。購読制でコンテンツを配信しているサイト管理者は、目を通しておこう。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

App Indexingとリンクの否認ツールに関する記事を今週はピックアップ。

次のページへ

ページ

この記事が役に立ったらシェア!
tweet48このエントリーをはてなブックマークに追加
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める
日本赤十字社 東日本大震災 義援金募集
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める

今日の用語

勝手広告
企業広告を消費者や第三者が勝手に作って公開する自主制作の広告。 ... →用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

Web担のメルマガを購読しませんか?
Web担の記事がコンパクトに毎週届くメールマガジン「Web担ウィークリー」は、10万人が読んでいる人気メルマガ。忙しいあなたの情報収集力をアップさせる強い味方で、お得な情報もいち早く入手できます。

Web担に広告を掲載しませんか?
購読者数10万人のメールマガジン広告をはじめとする広告サービスで、御社の認知向上やセミナー集客を強力にお手伝いいたします。

サイトマップ
RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

GOLD SPONSOR
さくらインターネット株式会社株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ株式会社日本レジストリサービスオープンテキスト株式会社トランスコスモス株式会社株式会社ハイパーボックスDomain Keeper
SPONSOR
株式会社キノトロープ株式会社アイレップ株式会社ニューズ・ツー・ユーシックス・アパート株式会社ウェブアンテナ株式会社サイバーエージェント富士通株式会社Sitecore