編集長ブログ―安田英久

図のキャプションは下に、表のキャプションは上に書くのが原則。JISもある

「図のキャプション」をどこに置くか、「表のキャプション」をどこに置くか、JISで

今日は、オウンドメディア記事などで、「図のキャプション」や「表のキャプション」をどこに置くか、上なのか下なのかの原則ルールの情報をお届けします。実は日本語文書のレイアウトとしてJISが定められているのです。

キャプションは、図の場合は下に、表の場合は上に置く

みなさん、ブログ記事やサイト上の記事で、図のキャプションや表のキャプションを、どう置いていますか? 実はJISでこんな風に定められています。

図のキャプションは図の下(注記がある場合は図の上)
表のキャプションは表の上

これを定めているのは、JISX4051「日本語文書の組版方法」。

日本工業標準調査会(JISC)さんが、JIS規格をオンラインで閲覧できるようにしてくれていますので、次のページにある「X4051_02」を確認してみてください(ただしIEでのみ利用可能)。

図のキャプションに関しては、P. 94に記述があります。

10.2.1 キャプション及び注記の配置位置及び組方向 キャプション及び注記の配置位置及び組方向は,次による。

(中略)

b) キャプションの配置位置は,すべての図・写真等において注記を含まない場合は図・写真等の本体の下側,注記を含む図・写真等がある場合は図・写真等の上側に配置するのがよい。

表のキャプションに関しては、P. 111に記述があります。

11.6.1 表のキャプション及び注記の配置位置及び組方向 表のキャプション及び注記の配置位置及び組方向は,次による。

(中略)

b) 表の全体が横書きのキャプションの配置位置は,表の全体の上側とし,表の全体の左右中央にそろえるか,又はキャプションの先頭を表の左端からの指定された位置に配置する。(後略)

実はこの件、Web担でも以前に一度記事として紹介しています(もう7年前になりますが)。

記事では科学技術情報流通技術基準(SIST)での定めを示していて、そちらでは、次のように記載されています。

5.6.4 図・写真・表の番号付け

(1) 図・表は,本文に出てくる順に,それぞれ一連番号を付ける。その際,グラフィック表現及び写真は図に含める。

(2) 図・表には,番号に続けて,キャプションを付ける。その際,図の番号及びキャプンョンは図の下に,表の番号及びキャプションは表の上に付ける。

やはりJISと同じで、図の場合は下に、表の場合は上にキャプションを置くとしていますね。

あくまでもレイアウトの原則。読者にわかりやすいように

さて、「図のキャプションは下」というのは、意外だったのではないでしょうか。私も同感です。特にWebでは。

このJISは「主に書籍に適用する」とされているように、印刷物を前提に作られています。印刷物では、図が表示されていれば、かならず図と同時にキャプションが目に入るようになっています(キャプションだけページをまたぐことはしませんので)。

でも、Webではスクロールするに従って、図だけ見えてキャプションが画面に表示されていないという状況があり得るんですよね。

ですのでWebでは、無理に「キャプションは図の下」とモヒカンのように堅守する必要はないと思います。

特に、縦に高い図の場合、図の上(スクロール位置的には「前」)にキャプションを置いておくほうが、そのコンテンツを読む人が理解しやすい場合もあると思います。

これに限らず、さまざまな「決まり」はありますが、そういうものだと知ったうえで、あえて異なるようにすることは、問題ないと思います。ちゃんと考えて、ユーザーのためになるのならば。

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