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コピーサイトに負けるのは、あなたのサイトの品質に問題があるから!?

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コピーサイトに負けるのは、あなたのサイトの品質に問題があるから!?
★★★☆☆ すんなりとは受け入れがたいグーグル社員の説明 (Search Engine Roundtable)

自分が作ったコンテンツをコピーしたサイトが、オリジナルの自分よりも検索結果ページで上位に表示されてしまうことがある。

なぜこうした状況が起こるのか。

こうした質問に対して、グーグルのゲイリー・イリーズ氏が、米ニューヨークで開催されたSMXカンファレンスで次のように説明したそうだ。

おそらく、あなたのサイトに品質的な問題があるのだろう。

グーグルは、非常に上手にオリジナルのコンテンツを識別できる。

つまりコピーサイトが上になってしまうのは、オリジナルであることがわかっていたとしても、こちら側のサイトが品質的な問題を抱えているために、コピーよりも評価が下がってしまっているというのだ。

たしかにそういうケースがあるのかもしれない。しかし、すんなりとは受け入れられない人もいるだろう。

そのまま受け取れば、グーグルは著作権侵害しているサイトであっても、検索ユーザーにとって良ければ問題ないと考えているとも言える。

本来ならば、他人のコンテンツをコピーするサイトにこそ、本質的な品質に問題がある。……とは言うものの、グーグルは、どのページが公式にライセンスを受けてコンテンツを表示していて、どのページが著作権を侵害しているのかを判断できるわけではない。

やはりこの問題は、簡単には解決できないのだろうか。

カルーセルは、モバイルフレンドリー判定でマイナスなのか?
★★★☆☆ 問題なし (Gary Illyes on Twitter)

モバイル向けサイトで、水平方向にフリックすると、表示されているコンテンツが横方向に入れ替わるタイプのデザインがある。カルーセル(Carousel)と呼ばれるものだ。

たとえば、「初日の出」のモバイル検索結果に出てくる、初日の出の画像結果は、カルーセルで表示される。

「初日の出」の検索結果に出てくる画像のカルーセル
横にフリックすると次の画像が現れる

さて、このカルーセルはモバイルフレンドリーを妨げる要素になりうるのだろうか?

どうやら問題ないようだ。グーグルのゲイリー・イリーズ氏は次のようにツイッターで言っている。

モバイルユーザーのためにデザインされたカルーセルは問題ないだろう。もしモバイルフレンドリーのテストに引っかかっていたら、教えてほしい。

お見せしたように、グーグル自身がカルーセルを使っているくらいだ。一般的なカルーセルであれば、モバイル向けサイトで採用しても、モバイルフレンドリーという観点では問題視されることはなさそうだ。

史上初! 世界規模でモバイル検索がPC検索を超えた
★★★★☆ グーグルが1か月にさばく検索数が1,000億というのもすごい (The Verge)

モバイル検索(の数)が、初めてPC検索を超えた

米グーグルの検索部門副社長であるアミット・シンガル氏は、米カリフォルニア州のハーフムーンベイで開催されたCode/Mobileカンファレンスで、このように発言したそうだ。

米国と日本を含む10か国でモバイル検索がPC検索を上回ったことを、グーグルは今年の5月にアドワーズ公式ブログで言及していた。しかし、シンガル氏の今回の発言は、特定の国に限った状況ではなく世界中でのトータルでの状況を表していると、Search Engine Landがグーグルからコメントを得ている。

グーグルが1か月に処理している1,000億の検索のうち、半数以上が現在はモバイル端末で実行されているとのことだ。ここでのモバイルは、6インチ以下のディスプレイサイズの端末でありタブレットは含まれていない。

PC検索のほうが多い国も、依然として存在するかもしれない。それでも、世界規模で、スマートフォンでの検索が一部の人によるものではなく日常生活で当たり前の行動になっていることは、疑いようのない事実であろう。

シンガル氏のスピーチはこちらで公開されている。もちろん英語だが、興味があるなら視聴するといい。

グーグルのハッキング対策アルゴリズムは、スパムが多いクエリだけが対象
★★★☆☆ まずは重点対策というところか (Search Engine Roundtable)

ハッキングに対抗する新しいアルゴリズムをグーグルが導入したことを、前回お伝えした。このアルゴリズムは、あらゆる検索クエリに適用されるものではなく、スパムが多いクエリに対してだけ発動するそうだ。

グーグルのゲイリー・イリーズ氏が、フォロワーからの質問に対してそう答えている。

スパムが多いクエリとは、英語なら、たとえば“viagra”(バイアグラ)や“payday loan(ペイデイローン)”などのようにスパマーがよく狙う、“儲かる系”のキーワードだろう。

あらゆるジャンルのサイトがハッキングを受ける可能性があるとしても、グーグルが導入したハッキング対策の新アルゴリズムに限って言えば、スパムが多いクエリの検索結果だけが影響を受けるということになる。

「UGCサイトの低品質コンテンツはそもそも作らせるな」、グーグル社員がアドバイス
★★★☆☆ できてしまったものを削除するのは非効率 (Gary Illyes on Twitter)

UGC(ユーザー生成コンテンツ)に関するグーグルのゲイリー・イリーズ氏のツイートを紹介する。

高品質なUGCはあなたのサイトとってすばらしいものだ。低品質なUGCは、削除するのではなく厳しく取り締まるべき。

念の為に説明しておくと、UGCは、サイト管理者以外のユーザーが作るコンテンツのことを意味する。

最も有名なUGCサイトの1つとして、動画投稿サイトのYouTubeがある。ユーザーが質問と回答を投稿するグーグルのヘルプフォーラムもUGCだし、アメーバブログのようにユーザーが自分のブログスペースを所有できるサービスもUGCだ。あなたのブログに書き込まれるコメントなどのコンテンツも、UGCに含めることができるだろう。

イリーズ氏が言うように、UGCは非常に有益なコンテンツになりうる。YouTubeやアメーバブログなどが好例だ。

しかし、不特定多数のユーザーが利用できるということは、時として質が低いコンテンツが作られてしまうことも、UGCサイトでは考慮すべき点だ。

サイト全体の品質を保つためには、常日頃からの監視・管理が重要なのだが、イリーズ氏は、そもそも低品質なUGCコンテンツを作らせないことが重要だと言っている。たしかにそのとおりだろう。作られてしまった役に立たないコンテンツを片っ端から見つけ出して対処するよりも、未然に防ぐ仕組みを準備していたほうが効率的だし効果的だ。

もちろん、言うのは簡単だが、実際にそうするのは、規模が大きくなればなるほど大変だろう。YouTubeにアップされている大量の低品質なコンテンツがそれを証明している。

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米ラスベガスで開催されたPubConカンファレンスのセッションレポートを今週はピックアップ。

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