国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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Bingもグーグルに追随、検索の完全HTTPS化に踏み切った

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Bingもグーグルに追随、検索の完全HTTPS化に踏み切った
★★★☆☆ 影響度は少なそうが重要なニュース (Bing Webmaster Blog)

Bingは、TLS(HTTPS)通信での検索を標準にすることを発表した。ユーザーの安全性とセキリティを確保することが狙いだ。今年の夏に実施予定とのことである。

グーグルは、2011年10月に検索を完全にHTTPS化した(日本では2012年3月)。グーグルに遅れること約4年、BingもついにHTTPS化に踏み切った。

HTTPSのBing検索
HTTPS検索自体は1年半前から提供していたが、HTTPでの利用も可能だった

Bing検索からの検索トラフィックは、Bing検索からのアクセスであることがわかるようにリファラーは渡すが、検索キーワードは隠される。つまりどんなキーワードでユーザーがBingで検索したのかをアクセス解析ツールで調べることができなくなる。

ただしBingの広告管理ツールとウェブマスターツールでは、限定されるものの、検索キーワードのデータを提供するそうだ。

日本国内のBingのシェアを考えると、我々にとってはさほど影響度が大きなニュースではないだろう。しかしウィキペディアのHTTPS移行をみてもわかるように、HTTPSへの流れが止まらないことは認識しておきたい。

グーグルのモバイル専用インデックスはいつ完成するのだろうか?
★★★☆☆ 克服すべき大きな課題がある (The SEM Post)

グーグルは現状、PC検索とモバイル検索とでインデックスのデータを分けていない。モバイルフレンドリーアップデートやApp Indexingのようにモバイル検索だけに適用されるアルゴリズムがあるため、いくらかの差異が生じるだけだ。共通のインデックスを使用している。

しかししばらく前から、モバイル検索専用のインデックスをグーグルは開発中だ。開発状況に関して、ゲイリー・イリーズ氏が、先日シアトルで開催されたSMXカンファレンスで次のような内容をコメントした。

ご存知のとおり、リンクによって算出されるPageRankはグーグルの重要なランキング要因だ。しかしモバイル版のページにリンクを張ることは少ないため、PageRankを有効なランキング要因として利用できない。

たしかに、PC向けとモバイル向けを別々のURLで提供しているサイトがあったときに、モバイル向けのページにリンクを張るケースは少なそうだ。ツイッターやフェイスブックをスマホで利用しているときに、モバイル向けページをシェアすることはありそうだが、ブログ記事を書くときにモバイル向けページにあえてリンクしようとは思わないだろう。

解決しなければならない多くの問題が他にもあるため、「場合によってはテストだけで終わり、スマホ向けインデックスの公開は実現しないこともあり得る」とイリーズ氏はコメントしたそうだ。

しかしながら、PC向けとモバイル向けの2本立てのインデックスを何としてでも作り上げなければならないともイリーズ氏は感じているとのことである。

数週間でできあがるものではないとしても、モバイル専用インデックスがいずれは完成することを期待したい。

rel="canonical"の利用で覚えておくべき7つの注意点
★★★★☆ 正しく使わないと予期せぬ結果になることも (White.net)

rel="canonical"の使い方で覚えておくべきことを7つ説明した記事。簡潔にまとめる。

  • 1つのURLだけを指定する
    1つのページに複数のrel="canonical"を記述していた場合、すべてのrel="canonical"が無視される可能性がある。

  • 絶対URLを使う
    URL指定には、href="example.com/moge.html"ではなく、href="http://example.com/moge.html" のようにhttp://(またはhttps://)を付けて記述する。前者の形式で記述すると、http://example.com/moge.html/example.com/moge.html として解釈されてしまう危険がある。

  • ページネーションしているページの2ページ目以降を1ページ目に向けない
    各ページのコンテンツは異なるから正しい使い方ではない。

  • headセクションに記述する
    bodyセクションに記述したrel="canonical"は無視される。headセクションに記述しなければならない。

  • 自己参照のrel="canonical"に注意する
    HTTPSで配信するページで自分自身を指すrel="canonical"を記述するときは、必ずhttps://のURLを指定する。http://で指定するとHTTPのURLに正規化されてしまう。

  • 404ページに向けてはいけない
    404エラーを返すURLを指定しない。正常にアクセスできるページのURLを必ず指定する。

  • URL末尾の「/」の有無を統一する
    http://www.example.com/ と http://www.example.com を併用しない。

    ※筆者注: 通常はグーグル側で統一視してくれるので問題にならないはずだ

グーグルが公式ブログで以前に紹介した「rel=canonical属性に関する5つのよくある間違い」という記事とかぶるものも多いのだが、再確認の意味も込めて紹介した。予期せぬ結果にならないようにrel="canonical"を正しく使おう。

被リンクの比率を高めるためにnofollowを付けるべきか
★★★★☆ そんな必要まったくなし (John Mueller on Google+)

グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようなメール相談を受けたようだ。

たくさんのすばらしいサイトに自分のコンテンツからリンクしています。発リンクに対する被リンクの比率を高く保つためにnofollowを発リンクに付けるべきでしょうか?

ミューラー氏の回答はこうだ。>

いやいや、そんなことはない。自分のコンテンツに自然に貼るリンクにnofollowを追加する必要は、ぜんぜんない。

nofollow属性は、リンク先ページの信頼性を保証できないときや広告リンク(有料リンク)を設置したりするときに付加するものだ。役に立つサイトをユーザーに紹介するときに付けるものではない。

それに発リンクと被リンクの割合などは、日々のサイト管理で気にかけるべきことではない。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

先週に続いて、SMX Advancedカンファレンスのセッションレポート記事を2本ピックアップ。

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