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(not provided)で隠された検索のキーワードもわかる「検索アナリティクス」ついに登場 など10+4記事

ウェブマスターツールの名称が「Search Console」に変更などの話題も
鈴木 謙一 2015/5/22(金) 7:00 tweet110このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

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グーグルの検索キーワードの大半を分析できなくなって久しいが、Googleアナリティクスでも見えなくなっていた検索キーワードを手軽に分析できる機能を、グーグルがウェブマスターツールに追加した。

今週のピックアップ

(not provided)で隠されたグーグル検索のキーワードがわかる「検索アナリティクス」ついに登場
★★★★☆ 柔軟なフィルタ機能と使いやすい比較機能 (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

Googleアナリティクスでは「(not provided)」となってしまう検索キーワードでも便利に分析できる機能を、グーグルが提供開始した。その名も「検索アナリティクス」だ。

ウェブマスターツールには「検索クエリ」というレポートツールがあり、グーグル検索からのトラフィックやキーワードの分析に使えた。この「検索クエリ」をさらに便利にしたレポートツールとして、グーグルは「検索アナリティクス」をウェブマスターツール(Search Consoleに名称変更されている)で公開した。

少し前から一部のユーザーは試験的に限定利用できていたのだが、すでに全ユーザーが利用できるようになっている。

「検索アナリティクス」の特徴は、、柔軟なフィルタ機能と使いやすい比較機能だ。こうした機能は、以前の「検索クエリ」には備わっていなかった。

検索アナリティクス
PC検索とモバイル検索のクリック数と掲載順位を比較している。真ん中あたりに見える「更新」という縦のラインはモバイルフレンドリーアップデートの実施日。

レポートでは、次の4種類のデータを表示できる。

  • クリック数
  • 表示回数
  • CTR
  • 掲載順位

この情報を、次の切り口で分析したり、絞り込んだりできる。

  • クエリ(検索キーワード)ごと
  • ランディングページURLごと
  • 検索ユーザーの所在国ごと
  • デバイス(PC・モバイル・タブレット)ごと
  • 検索タイプ(ウェブ・画像・動画)ごと
  • 日付

データ表示の指定部分が、慣れないと少しわかりづらいので、簡単な使い方を図で示しておく。

検索アナリティクス

従来の「検索クエリ」のデータに比べてかなり正確で、計算方法も異なるそうだ。詳しい使い方や仕様はヘルプを参照してほしい。

検索クエリと同様に検索アナリティクスは、HTTPSの影響を受けずに、グーグル検索からの検索キーワードを取得できる点でも価値がある。URLごとに分析するなども可能なので、有効に活用したい。

非常によくできていると思われるデータだが、次のような意見もある。

辻氏のように(超)大規模サイトを監視していると、一部のデータしか入手できないと、困ることもあるのだろう。

とはいうものの、検索アナリティクスはまだ「ベータ版」だ。使いやすいツールにしてもらうためにも、改善点や機能要望があればグーグルにフィードバックしよう。フィードバックの手段としては次のものがある。

またグーグルの長山氏に直接送っても大丈夫なようだ。

日本語で読めるSEO/SEM情報

ウェブマスターツールが「Google Search Console」に改名
★★☆☆☆ Apple製の検索エンジンを見てみたい (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

これまで「Googleウェブマスターツール」と呼んでいたツールの名称を「Google Search Console(サーチ・コンソール)」と変更することを、グーグルが公式ブログで発表した。

すでに旧ウェブマスターツールにアクセスすると、表示される名称が変更されている。

名称変更の理由としてグーグルは、このツールを利用しているユーザーの立場や目的を調査したところ、利用者のなかで「ウェブマスター」は一部でしかなく、マーケティング担当者や開発者なども含まれていたことを挙げている。

名称が変わることで多少の混乱はあるかもしれないが、現時点ではURLや機能に変更はないし、「ウェブマスターツール」と検索すればたどり着けるので、気にしなくてもいいだろう。

🐼 検索結果のクリック率が絵文字でアップするのか試してみた 🐧
★★★☆☆ 環境によって上がったものと下がったものが (hinishi.com)

グーグルが検索結果に絵文字を表示するようなったことを前回紹介した。絵文字は目立つとして、クリック率にどのような影響を与えるのだろうか?

こちらの記事では、絵文字を入れたtitleタグの検索結果における変化を調査している。

結果だけを簡単にいえば、クリック率が上がったもの・下がったもの、環境によってどちらのパターンもあった。

検証数が限られているので、これだけで結論は出せないが、筆者の考えとしては、絵文字は視線を集めるだろうが、それが必ずしもクリックに繋がるとは限らない。結局は文字としてのタイトルやスニペットが重要になるのだろう。

また記事では絵文字を使う際の注意点も挙げている。

  • 文字数が多い場合は真っ先に削られる
  • 環境によって表示される内容が違うなど、安定した状態を作れない
  • ターゲットによっては嫌われるかも
  • 新しい仕様なので今後変わる可能性が高い

試してみる価値はあったとしても、安定した効果は期待しないほうがいいかもしれない。なおグーグルのジョン・ミューラー氏はtitleタグでの絵文字の乱用に対しては何らかの対策をとるだろうとも言っているので、実行する際は注意してほしい。

1か月でサイトをモバイルフレンドリーにしよう グーグル公式情報まとめ
★★★★☆ スマホ対応の見直しとしてチェックしておこう (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

モバイルフレンドリーのアップデートの予告から実施までに公開してきたリソースをグーグルが公式ブログにまとめた。

グーグルが推奨するスマホ対応が未完了なら、必ずチェックしておきたい。もちろん、運用サイトがすでにモバイルフレンドリーになっていたとしても、目を通しておくのはいいことだ。

なお英語版の公式ブログも同じようにリソースをまとめた記事を投稿している。だが、こちらは英語で発信した情報だ。日本版ブログのリソースとは異なるので、英語に不自由がなければこちらも参照しておくといい。

アップルが独自のウェブクローラを開発、検索エンジンを始めるのか?
★★☆☆☆ Apple製の検索エンジンを見てみたい (Apple サポート)

アップル(Apple)が独自のウェブクローラを運用していることが明らかになった。とはいっても、検索サービスのためではない。SiriやSpotlightの検索候補のためにウェブ上のデータを収集することが目的だ。

SiriはiOSの音声アシスタント、SpotlightはiOSの検索機能

ユーザーエージェント(User-agent)名は“Applebot”だ。robots.txt や robots meta タグの命令に従う。ちなみに、User-Agentに“Googlebot”が指定されていれば、それに従うとのこと。Applebotの存在を知らないサイト管理者も多いはずで、そんな場合でもGooglebotに対する指示に従っておけばトラブルを減らせるからだろう。

検索サービスが目的ではないとはいうが、もしAppleが検索エンジンを開発したらどんな検索エンジンができあがるであろうか? 見てみたい気もする。

なお、サポート記事の更新日は2015年3月8日で最新情報だとは言えないかもしれない。しかし話題になったのは比較的最近のため紹介した。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

筆者が3月に米サンディエゴで参加したソーシャルメディアマーケティングのカンファレンスのレポート記事を2本紹介する。

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