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「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に など10+4記事

「近くのホテル」「近くのラーメン」といった検索が急増していることを示したグーグルの記事に注目
鈴木 謙一 2015/5/8(金) 7:00 tweet87このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

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「近くのホテル」「近くのラーメン」といった検索が急増していることを示したグーグルの記事に注目。ほかにも、モバイルフレンドリーによる順位低下、2ちゃんまとめサイトの順位下落、誘導ページ対策アルゴリズムの状況、App indexingの効果、検索結果ページ内で絵文字でアピールなどなどの情報をお届けする。

来週(5/15)のこのコーナーは、筆者取材のためお休みです。5/22の更新をお楽しみに!

今週のピックアップ

「近くの○○」検索が急増中。2011年から34倍に
★★★☆☆ ローカルビジネス運営者は無視できないユーザー動向 (Think with Google)

グーグルが実施した調査によると、"near me"や"closest"、"nearby"などと組み合わせたクエリが急上昇しているそうだ。日本語だと、「近くの」や「いちばん近い」「すぐ近くの」といった言葉をあわせた検索だ。

2015年3月では2011年の34倍に増加し、昨年比でも2倍近くにまで増えている。2014年の下四半期においては、80%がモバイルからとのことである。

米国での状況だが、日本でも同じようなことになっていると思われる。

グーグルトレンドで、日本における「近くの」の検索ボリュームの推移を調べてみた。

急上昇しているのがわかる。

「近くの」と組み合わせて用いられるキーワードがこちらだ。

グーグル日本のGoogle+公式アカウントがこんな投稿をしていた。

「近くの」検索が日本でも増えていることをグーグルが認識していて、それに対応できるようにしていることをこの投稿は示していそうだ。

さらに、グーグルによれば場所に関する検索を実行したモバイルユーザーに関してはこんなデータも出ている。

  • 50%はその日のうちにそのお店に訪問している
  • 18%はその日のうちに購入している
  • どのお店で食べるか決めていないときは、食べに行く30分前までは(どのお店にしようかを)検索して調べようとしない
  • 若者の40%は、レストランの中でメニューの情報を調べる

あなたが実店舗を構えているなら、こうした「近くの」検索ユーザーを確実に取り込む作戦を練っておきたい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

2ちゃんまとめサイトの評価をグーグルが下げた!?
★★★☆☆ 一例だけでは判断できない (グーグル ウェブマスター向けヘルプフォーラム)

グーグルのウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムにこんな投稿があった。

はじめまして。2chまとめブログを運営しているものです。
4月14日以降、2chまとめ系ブログが一斉に順位を下げられましたが、原因がわかりません。

そしてアクセス数が激減したデータを見せている。ウェブマスターツールの検索クエリと思われる。

アクセス数が激減したグラフ

「一斉に」と書いているので、複数の2ちゃんまとめサイトが同じような状況になっているのだろうか?

まとめサイトのページが上位表示されている検索結果を快く思わないクレームをたびたび耳にする。こうしたフィードバックを受けてグーグルが対策した……と決めつけるのは早急だ。

ほんの1例に過ぎずデータが足りない。それに「まとめサイトだから」ということではなく、別の要因による順位下落の可能性だってあり得る(むしろ、こちらの可能性のほうが高い)。

まとめサイトのランキング下降について情報を持っていたら、ぜひ教えてほしい。

ペナルティの原因は、不自然リンクではなくクローキング
★★★★☆ グーグル社員が教えてくれた (グーグル ウェブマスター向けヘルプフォーラム)

「悪質なスパム」だとして手動対策が与えられたサイト管理者が、助けを求めてヘルプフォーラムに投稿した。

フォーラムメンバーの援助もあり、なんとか再審査リクエストに合格した。

ここまではよくある話だ。しかし、背景を知るとあまり見られないケースだったことが判明する。

投稿者はもともと、コンテンツをスパムサイトに盗用されたりスパムサイトからリンクが張られていたりしたことが「悪質なスパム」としてみなされた理由だと考えていた。これに対処し、実際に再審査リクエストに合格した。

ところが、本当の理由は違っていた。

グーグル社員のTakeaki氏によれば、「クローキング」が理由だったとのことだ。つまり、Googlebotがアクセスしてきたときには、ユーザー向けとは異なるコンテンツを見せていたのだ。

ヘルプ記事を読むと、「悪質なスパム」の例として「クローキング」がたしかに挙がっている。

クローキングが原因だとはっきり伝えてくれればいいのだが、情報を与えすぎてスパマーに悪いように利用されないようにするために、「悪質なスパム」とだけしかグーグルは言わないのであろう。

誘導ページ対策アルゴリズムはすでに実施済みだった
★★★★☆ 導入に気付いた人はいたのか? (ウェブマスター オフィスアワー)

「誘導ページ(ドアウェイページ)」が検索結果に表示されにくくするためのアルゴリズム更新を実施することを、3月の下旬にグーグルは発表していた。

誘導ページ対策アルゴリズムはすでに導入されているとのことを、4月16日に開催された直近のオフィスアワーで、サーチクオリティチームのリーダー、金谷氏が明らかにしている

このオフィスアワーについては前回紹介したが、モバイルフレンドリーアップデートの実施直前でほとんどがモバイル関連の質問だったので、注意深く聞いていないと気付かなかったかもしれない。

英語版のオフィスアワーでも、ジョン・ミューラー氏が、実施されているはずだと参加者からの質問に答えている。

このコーナーで取り上げたときに筆者はこのように書いていた。

健全にサイト運営していればまったく心配ないはずだし、おそらく日本ではこの影響を受けるサイトはほとんどないと思われる

発表以来、騒動になるような順位変動は起こっていないはずだ(起こっていればこのコーナーで取り上げているだろう)。一部で煽り立てていた人がいたようだったが、検索結果全体に及ぼす影響はかなり小さかったということだ。

App Indexingがモバイル検索に与えた影響はどの程度なのか?
★★★★☆ あの人でさえ分析は困難 (辻正浩 on Twitter)

モバイフレンドリーだけではなくApp Indexingも、グーグルのモバイル検索ではランキング要因になっている。このコーナーで伝えたばかりなので覚えているはずだ。

App Indexingは、ランキングにどのような影響を与えているのであろうか?

SEOコンサルタントの辻正浩氏がこんなツイートを残している。

影響が出ているには出ているらしいが、辻氏でも正確な分析は難しいようだ。

Googleタグマネージャの新しいUIへの移行手順を解説
★★★☆☆ 6月1日からは新UIのみ (アユダンテ株式会社 コラム)

グーグルは昨年10月に、タグマネージャのユーザーインターフェイス(UI)を新たにした。とはいえ既定のUIは以前のままで、ユーザーが自分の意思で新しいUIに切り替えていた。だが、6月1日を境にすべてのユーザーが強制的に新しいUIに切り替わる。

タグマネージャ移行のお知らせ

6月1日を待たずして、新UIに移行することもできる。そこでアユダンテさんが、移行ツールの使い方と新しいUIの操作方法を説明している。

タグマネージャを利用しているなら参考にするといい。

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モバイル検索結果のUI変更とモバイフレンドリーアップデートの影響についての記事を今週はピックアップ。

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