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SEO戦略を成功に導く5つの質問(前編)

よくある疑問にランドが切り込んで、SEO戦略を立てる際に必ずチェックするべき5つのポイントを紹介する。
Moz(旧SEOmoz) 2015/3/30(月) 7:00 tweet75このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

SEO戦略を立てる場合、多くのマーケター(特にSEOにそれほど時間をかけない人)は、まずいくつかの重要な質問をすることから始める。それはなかなか良い始め方だ。適切な質問でありさえすれば。

この記事では、よくある疑問にランドが切り込んで、SEO戦略を立てる際に必ずチェックするべき5つのポイントを紹介する。

SEO戦略を成功に導く5つの質問

① どういったキーワードで検索上位を狙いたいか?
② どのようにリンクを獲得するか?
③ サイト速度! モバイルは?(もう質問にすらなっていない)
④ ペンギンとパンダについてはどうか?
⑤ いつ利益が得られるか?

冗談じゃない! こんなものは戦略ではない。

戦略とはこうだ。

1) われわれの組織は、検索ユーザーの疑問や問題を解決するのに役立つようなものを生み出しているか?(われわれは今後、何を生み出すのか?)
2) 他に誰も提供していない固有の価値は何か?
3) われわれのメッセージを拡散する助けになってくれるのはだれか? 支援してくれる理由は何か?
4) 検索で訪れたユーザーを顧客に変えるプロセスは何か?
5) こんな価値を提供するわれわれの取り組みを、検索エンジンがクロールしてインデックス化し、理解し、表示できるようにするにはどうしたらいいか?

Mozファンのみんな、こんにちは。今回は、SEO戦略を立てるにあたって、それを導き出すための普遍的な5つの質問を取り上げよう。

と言っても、よく「SEO戦略」を考えるための質問としてあげられる、たとえば

SEO戦略を考えるための質問(??!)
  1. どういったキーワードで検索上位を狙いたいか?
  2. どのようにリンクを獲得するか?
  3. サイト速度! モバイルは?(もう質問にすらなっていない)
  4. ペンギンとパンダについてはどうか?
  5. いつ利益が得られるか?

これは違う。こんなものは戦略ではない。

SEOにおいて考えるべき戦術ではあるかもしれないが、SEO戦略ではありえない。

とはいうものの、残念ながら、CMO(最高マーケティング責任者)、マネージャー、CEO、クライアントやクライアント候補などとSEOについて話をする場合、こういった質問から始まることが実に多い。まったく腹立たしいことだ。

というのも、戦術レベルだけでは、SEOで真にすばらしい仕事はできないからだ。うまい戦略を立てずに始めてしまえば、こういった質問にすべて対処しても成果はさほど望めない。

逆に、適切な質問をして戦略を立ててからSEOプロセスを開始し、そのうえで戦術を遂行していけば、結果はまったく違ってくる。

今回の記事で検討したいのは、この点だ。僕は、こういったことをじっくり考えることにかなりの時間を費やしているし、他の人が書いた多くの投稿記事や、MozのQ&AシステムおよびQuoraなどのサイトに寄せられた質問を分析してもいる。 実際、僕がこれまで目にした素晴らしいSEO戦略はすべて、次の5つの質問に対する答えに分類できると思う。

SEO戦略を考えるための5つの質問
  1. われわれの組織は、検索ユーザーの疑問や問題を解決するのに役立つようなものを生み出しているか?(われわれは今後、何を生み出すのか?)

  2. 他にだれも提供していない固有の価値は何か?

  3. われわれのメッセージを拡散する助けになってくれるのはだれか? 支援してくれる理由は何か?

  4. 検索で訪れたユーザーを顧客に変えるプロセスは何か?

  5. こんな価値を提供するわれわれの取り組みを、検索エンジンがクロールしてインデックス化し、理解し、表示できるようにするにはどうしたらいいか?

われわれの組織は、検索ユーザーの疑問や問題を解決するのに役立つようなものを生み出しているか?

1つ目の質問は、われわれの組織は、検索ユーザーの疑問や問題を解決するのに役立つようなものを生み出しているか? というものだ。これは、「われわれは今後、何を生み出すのか?」と言い換えることもできる。

検索ユーザーの疑問や問題を解決する役に立つものを、まだ出していない場合もあるかもしれないが、君が作るもの、君が作っている製品やサービスやコンテンツ、君が持っている専門知識など、君の組織にあるものは、検索ユーザーがアクセスさえできれば、大いに感謝されるような価値を生み出してくれるかもしれない。

そうしたことがないとは言えない。作っているものがきわめて新しく最先端技術であるために、その時点ではまだ人々が問いかける質問に答えるものになっていないという企業の例を僕はいくつも見てきた。君がそのとき解決しようとしている問題は、まだ質問にはなっていないのだ。直接的に検索されるようなものではない。

しかしそういう場合、たいていはきわめて間接的な形で問いかけられている。たとえば、映画『モンスターズ・インク』のように、「子供たちの笑い声をエネルギーに変えるマシン」を作っているとしたら、それは非常に斬新なものだ。子供たちの笑い声をエネルギーに変えるマシンなどだれも検索していない。だが、代替エネルギーを検索する人は多い。

人々は物や概念をかなりあいまいな形で検索している。ちなみに、もしそんなマシンを発明したら、ものすごい関心の的になるだろうね。

他にだれも提供していない固有の価値は何か?

1つ目の質問に対して堂々と答えが出せるなら、次に「他にだれも提供していない固有の価値は何か?」という質問へと進もう。

固有の価値については、以前にも取り上げたことがある。これについてはここを参照してほしい。

基本的に、他の人の作るものが「X」や「X+1」「X+2」であるなら、君は「10X」を作るか、あるいは「Y」を作らなければならない。

つまり、きわめて独特なものか、ずっと質が高いという意味で固有なものを作らなければいけないのだ。すでにあるどれよりも、はるかに良いものだ。

よし、検索結果の上位10件より優れているぞ!

ではない。

検索結果に上がっているどれよりも10倍優れているなんて、いったいなぜなんだ?

と言われるようになれってことだ。

この記事は、前後編の2回に分けてお届けする。後編では、SEO戦略を考えるための5つの質問の、残り3つを解説する。→後編を読む

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