稲富滋のWebマスター探訪記

稲富滋のWebマスター探訪記
三菱電機のウェブマスター粕谷氏の仕事哲学がスゴイ! ”心に響いた5つの名言”

三菱電機宣伝部ウェブサイト統括センターの粕谷さんにウェブマスターの仕事について話を伺った。

ウェブですごいことをやりたかったら、ウェブのことばっかりやってないで、ウェブじゃないこともいっぱいやらないとね。

だってウェブには、ウェブの情報ばかりがのってるんじゃなくて、ウェブじゃないことがいっぱいのってるんだからね。ウェブのことを知ってるだけじゃダメだよね。

音楽、スポーツ、映画、芸術、展覧会に行ったり、スタジアムやライブに行ったり、本や雑誌を読んだり、テレビ見たり、家族や友だちとしゃべったり、いろいろいろいろやらないとね……そういうことが役に立つんじゃないかなw

(5月31日 粕谷さんのFacebookより一部転載)

目にとまったこのFacebookの一文がきっかけで、今回は三菱電機宣伝部ウェブサイト統括センターの粕谷さんにウェブマスターの仕事について取材に伺ってきました。取材を通して、ウェブマスターとして、ビジネスマンとして、働くうえでヒントとなる言葉がたくさん聞けました。その言葉のなかから“心に響いた5つの名言”として、ピックアップしてご紹介します。

稲富厳選! 心に響いた5つの名言
  • ウェブマスターの資質とは“マルチ・プレイヤー”であること

  • ウェブをやっていればまだまだ大きな仕事ができる

  • 困ったときに相談できる社内外の仲間を大切にする

  • 担当領域を一番わかってるのは自分。上司には任せもらうしかない

  • 仕事のモットーは「踊らされるな。踊れ!」

ウェブマスターの資質とは“マルチ・プレイヤー”であること

粕谷 俊彦氏
三菱電機株式会社 宣伝部 ウェブサイト統括センター 専任

粕谷さんは、パソコンや携帯電話などの情報家電の宣伝を担当して、テレビCM、カタログ作成、新聞広告やイベントの企画などで90年代に活躍。その後、2001年から三菱電機のウェブマスターとして、コンテンツの企画からガイドライン策定、ウェブサイトの管理、運営、データのアップロード、お問い合わせの対応、HTMLやJavaのコーディングまで手がけてきました。14年の長きに渡って三菱電機ウェブサイト全体に携わっています。

サイトを訪問するユーザーにはさまざまな思いがあり、関心がある分野もまたさまざまです。「企業のウェブサイトをビジネスにどう役立てるか」を考えるとき、その対象となるユーザーがさまざまであるのに対して、ウェブを構築するほうが特定の分野や見方に固執しているようでは、さまざまなユーザーから受け入れてもらえません。

たとえば、ネットワークやウェブの技術には強いけれど、マーケティングは全然ダメだったり、逆にマーケティングの専門家ではあるが、クリエイティブには関心が持てないというのでは「ビジネスに貢献するウェブ」に携わる人としては不十分ではないでしょうか。ましてやその企業を代表してウェブサイトを取りまとめる立場にある人は、関係分野すべてに通じたマルチ・プレイヤーであることが必須だといえるでしょう。

それも常にユーザー視点に立った、マルチ・プレイヤーであることが求められるのです。往々にして、所属する組織部門や出身によって、自分の得意分野に閉じこもりがちになってしまいます。ただ、現在のウェブマスターに求められる資質は、エンジニアであり、クリエイターであり、マーケターであること、つまり全方位的なマルチ・プレイヤーでなければならないということです。

ただいきなりマルチ・プレイヤーとして、すべての分野のエキスパートになることはできません。粕谷さん自身、ウェブを担当した最初の4年くらいは、場合によってはコーダーとして、HTMLやJavaのプログラミングまでいじっていたそうです。ブロードバンドが一般的に普及し、世の中がリッチ・コンテンツに向きはじめた2005年くらいからは、制作会社と共にクリエイティブの分野に注力し、2010年頃からはマーケティングに重きを置いて、今にいたっています。

稲富レクチャー

粕谷さんの来歴は、これからウェブマスターを目指す方々にとっての指針となるでしょう。時代の変化が結果として、今活躍するマルチ・プレイヤーを生み出したといえるかもしれませんが、そのとき、そのときに求められることに真摯に向き合う努力をしてきたらから実現したことを忘れてはいけません。

ウェブをやっていればまだまだ大きな仕事ができる

粕谷さんがこれまでウェブに関わってきた14年間は、インターネットを支えるインフラも大きく変化し、PCからスマホへ、ユーザーの環境も、ウェブの環境も大きく変わった時代でした。この間、次から次へと登場する新しい技術をいち早く取り入れたサイトを構築し、脚光を浴びる機会も多かったといいます。

2000年代のはじめは、ほかの業務と異なり、ウェブに関する前任者なんていなかったし、ルールもない状態でした。そのため、すべて自分たちで作り出さなければならず、毎日がチャレンジでした。

それだけに自分たちのやったことが、“三菱電機として初めて”というだけでなく場合によっては“日本で初めて”ということもあって、大いにやりがいを感じました(粕谷さん)。

これからウェブに携わる人に伝えたいこと

これから新しく配属されるメンバーに伝えたいことを伺うと、

このようなチャレンジは、ウェブの世界ではまだまだ続くということです。たしかに私が経験してきたような、社内でまったく前例がなかったり、前任者からの引き継ぎがなかったりという事態は、もうないかもしれません。

ただ、ウェブを取り巻く環境は、今もなおダイナミックに動き続けています。スマートフォンに代表される新しいデバイスや新しいプラットフォームがこんなに普及すると4年前に誰が予測できたでしょうか。

これからもウェブを担当する限り「ワクワクする」新しいことが出てくることは、間違いありません。まだまだ、日本初だったり世界初を目指すチャンスがあるということです。

ぜひチャレンジャー精神を持ち続けてもらいたいものです。ウェブには新しいことがなくなることはありません。常に新しいチャレンジが待っていて、凄い! 業界初! 日本初! 世界初! といわれることが、まだまだできると若い人に思ってほしいですね(粕谷さん)。

組織の壁を越えた社内外の仲間たち

ウェブマスターという仕事を遂行するうえで、大事なことがあるといいます。それは、組織の壁を越えた社内外とのコミュニケーションの重要性です。

今でも新しい技術を利用するときや応用方法を検討するときは、社外に情報を求めることが多いという粕谷さん。仕事を進めるうえで、制作パートナー企業だけでなく、他企業で粕谷さん同様に社内パイオニアとして苦労をしてきたウェブマスター仲間や、あるいは同じサービスを利用するユーザーの会などを通して、積極的に話をする機会を設けているそうです。

企業の業種や業態は異なっていても、ウェブという同じ仕事をしているだけに、共通の課題を持っていることが多いと思います。ユーザー会やウェブマスター仲間との会は、情報交換をしたり、お互いが切磋琢磨する場として、とても有意義だと感じています。外部セミナーで情報を収集する方法もありますが、本当に知りたい情報が聴けるとは限らない。だからそういった仲間から直接もらえる情報はありがたいです。困ったことがあったときに、相談できる社外の仲間がいるとひとりよがりにならなくてすみますし(粕谷さん)。

もちろん社外だけでなく、社内のさまざまな部署の人と交流することは大切だといいます。

私たち(宣伝部門)に集まる情報はいわば正式なルートを通ってきたものです。その情報はとても重要なものですが、現場の状況や実際に事業が置かれている環境などを、本当に理解しているかいないかで、ウェブのプロフェッショナルとして力を発揮するときに差がでてくることがあります(粕谷さん)。

たとえば、事例の取材やユーザー調査などでお客様を訪問する機会があるときなどは、立ち会ってくれる営業部門や販売会社の窓口担当とも積極的に会話をするように努めているそうです。社内と社外といわず、アンテナの感度を高めながら意識して広く間口を開いておくというスタンスは、ウェブマスターの働き方の基本といえます。

担当領域を一番わかってるのは自分。上司にはまかせてもらうしかない

少し前のウェブ担当部門というと、周囲からはよく“理解できない新しい職域”として特別視され、その結果、上司からも任されていたというよりも、放っておかれて比較的自由に動け、やりたいことがやれた時代でした。

ところが、ウェブ担当部門が企業にとって社内の普通の組織のひとつになってしまった今、ウェブマスターとしてはどのように「やりたいことを」担保していけばよいのでしょうか。粕谷さんのこたえは明快なものでした。

私は上司から仕事をいつも任されていると思っています。任されていない、自由度がないと思う人は、その理由の半分以上は自分に原因があるかもしれません。

担当する専門領域について一番よく知っているのは現場の自分ですから、上司に納得してもらい、まかせて大丈夫だと思うような仕事ぶりを見せていくのが大事です。それと上司とのベクトルが合ってることも重要ですね(粕谷さん)。

上司のベクトルが目指すところは何ですかと聞くと「当社ウェブ部門の中興の祖である大矢さんの時から明快です。三菱電機のサイトを世界一にすることです」とのことです。なるほど!

人間中心設計(HCD)でオフィシャルサイトを統合、そこで蓄積したノウハウをFAサイトのリニューアルに活用

三菱電機の変遷図

三菱電機にはもともと、冷蔵庫や掃除機などの家電製品の製品開発に、HCD(ヒューマンセンタードデザイン)という人間中心設計の手法を取り入れてきました。ウェブについても同様で、2001年の第1次オフィシャルサイトリニューアルから、2010年に完了した第6次リニューアルまでのすべてがHCDに基づいて作られています。FA(ファクトリーオートメーション/工場自動化)サイトのリニューアルにもこの手法が活用され、ユーザーにとって使いやすいサイトを実現したのです。

※HCDとは人間中心設計のこと。プロトタイプをつくり、ユーザーテストによるフィードバック、ベンチマークを行いながらPDCAを回していく方法。

三菱電機では、90年代半ばからウェブの利用を開始しましたが、部門単位で乱立しており、企業として統制の取れた運用ではありませんでした。そこで、2001年にそれまで個別に運用されていたサイトを集約し、第1次オフィシャルサイトのリニューアルが行われました。

ガバナンスによる統制は、サイトの効率的な運用や生産性を高めるためだけではなく、ユーザーから見ても一貫性があり、サイト訪問の目的達成がしやすくなります。オフィシャルサイトとしてサイトを統合することは、企業とユーザー双方にとってメリットがあります。しかし、実現はそう簡単ではありません。

特に三菱電機のように、家電用品からエレベータ、電力機器、社会インフラ、宇宙産業まで幅広い製品群を持ち、それぞれの部門が独自のサイトを作り上げて相当期間の運用実績がある場合、それらを統一していくのは大変なことでしょう。

たとえば、梁の位置も天井の高さも部屋の向きもバラバラ……そんな部屋の寄せ集めを、一つの統制の取れた家に作り直すことを想像してみてください。途方もないことですよね。そうしたオフィシャルサイトのリニューアルごとに蓄積したノウハウを、FAサイト構築の際も活用したようです。

FAと一言でいっても、いくつもの事業部門に分かれて製造される製品の種類は万を超え、その用途もユーザーの目的に合わせて千差万別です。準備期間に2年ほど、公開後のフォローまで入れると3年がかりで立ち上げたサイトです。リニューアルされたFAサイトは、こうした複雑な製品をユーザーの目的に応じて、検索しやすい工夫が随所にちりばめられています。

さまざまなユーザーニーズで検索できる導入事例
製品に関する情報が一括で取得できる

たとえば、導入事例では、「テーマ」「業種別・職種」「工程・作業」「製品」といったさまざまなユーザーニーズから検索できます。また、それぞれの製品についても「カタログ」「マニュアル」「CADデータ」などその製品に関する詳しい情報が、一括で取得できるユーザーインターフェースで統一され、それぞれのページでユーザーのフィードバックを収集する仕組みが組み込まれています。

異なる事業部が集まって、このように統一されたインターフェースにするためには、バックエンドのシステムやデータの整備・維持運用がしっかりと整っていることが前提になります。FAサイトでは、部門ごとに不揃いだったり、あったりなかったりだったデータベースを無理に統合することはなく、いわゆるサイト内検索の発想を活用することによって、設計通りのユーザーインターフェースに沿ったアウトプットができる仕組みを実現しました。

何よりも複数の事業部門から構成された、プロジェクトメンバー全員で提供する側のロジックを一度シャッフルして、お客様視点で全体の構成を見直し、実現したことに敬意を表します。

2012年5月に稼働した新FAサイトは2013年、2014年と連続してBtoBサイト240社中2位にランキング(日本ブランド戦略研究所)されています。今や三菱電機サイトを代表するサイトの一つとして活発に利用され、他の事業部のウェブ活用意欲を大いに刺激しているようです。

また、高い評価を得ているのはFAサイトだけでなく、「サイトプリント&e-Book」は2009年の企業ウェブ・グランプリ(現:Webグランプリ)ですべてのエントリー企業のトップであるベスト・グランプリを受賞。その他にも、「キッズのための エコのわくせい」や「三菱電機 from ME:DSPACE」など各賞で受賞しています。

稲富コメント

FAサイトの話を聞きながら、私が日本IBMのウェブマスターになりたての頃を思い出しました。その当時、本社の上司と「社内組織に起因する問題を、利用者に押し付けてはいけない。裏の醜さを外に出さずに利用者には使い勝手の良いインターフェースを提供しよう」と話したものです。

月間3,000万PVを超える三菱電機のサイト、ビジネスにどう活用できるかをしっかりと考える

現在粕谷さんが携わっている仕事のひとつに、毎月約3,000万PVの三菱電機オフィシャルサイトを構成するサイト構築チームのマネジメントがあります。

新しいサイトの構築やリニューアルプロジェクトでは、ひとつの制作会社やサービス提供会社だけですべてを完結させることはできません。三菱電機としての要求を実現するためには、社内の関係部門や関係会社はもちろん、さまざまな外部企業の力が融合されて、目的が達成されます。

異なる組織や企業のメンバーを一つのプロジェクトとして、まとめるリーダーが必要になります。こうしたリーダーシップに加え、ウェブの知識、マーケティングに関する知識、そして三菱電機の該当事業を把握していることが求められます。

関連企業や協力会社のお陰で、今ではウェブの新しい技術やサービス導入に関しては、きっちり仕事をしてくれるパートナーに恵まれているので、あまり心配していません。

むしろ、三菱電機の社内の人間として私がやるべきことは、ビジネスにウェブをどのように活用できるかをちゃんと考えることです。また、どんなデータをとればウェブが、ビジネスに役立っていることが証明できるのかも考える必要があります。見た目が良いだけのコンテンツよりも、集まったデータをどのように活用すれば、ビジネスに貢献できるようなコンテンツができるのかに関心が移っています。

また、海外の売上比率を引き上げることが会社の方針として打ち出されています。その方針に対して、ウェブではどんなことができるのか模索が続きますね(粕谷さん)。

ウェブをいかにビジネスで貢献させるかという粕谷さんの挑戦はまだ続きそうですね。

最近は、FAサイトの成功を受けて、他の事業部から引き合いも増えているそうです。そういった場合は、プロジェクトをスタートさせる前に次のようなことを強調して伝えるようにしているそうです。

ウェブは、一度作ってしまえば、後はほっといて、うまくいくということはありません。むしろ、広告やSEOなどによる集客施策を行ったり、ユーザーを誘導するための構造設計を見直したり、さらに魅力的なコンテンツを提供し続けたりする継続的な活動が重要です。ログ解析を行い、PDCAを回して、初めて成果が出たといえるのです。

関係者への広報手段としての役割も果たすFacebook

粕谷さんが2011年6月に一人で始めたのが、三菱電機公式Facebookです。今では宣伝部と広報部からもメンバーが増えて、毎週金曜日に翌週の編集会議をするまでになったようです。原則的に、1営業日に1つの記事を投稿するのが目標になっているそうです。Facebookの2013年度のKPIは、

  • 月間「いいね!」数を20,000獲得すること
  • 月に10回以上「いいね!」をしてくれるファンを100人以上にすること

だったそうで、この目標は達成することができたそうです。「三菱電機の事業所や関連会社が多い大阪や兵庫からのアクセスも多く、関係者への広報手段としても成功していると考えています」と粕谷さんはいいます。

仕事のモットーは「踊らされるな。踊れ!」

粕谷氏と稲富氏

中学2年生の時に読んだ週刊誌の正月特集号に有名人の抱負が掲載されていました。その当時流行っていたテクノポップバンドの女性ボーカルの方の「踊らされるな。踊れ!」というメッセージに感銘を受け、以来これをモットーにしているそうです。

「誰かに指図をされて始めるよりも自ら企画して先頭を走ろう」というところでしょうか。

取材の最後にリフレッシュ方法を聞いたところ、「ランニング」だそうです。はじめてからの2年で購入したシューズは3足目。時間があれば会社帰りに皇居の周りを走り、週末には自宅近くのアップダウンの厳しい山道を走り、走行距離は毎月100キロを目標にして来るべきフルマラソンに備えているそうです。

お気に入りのアプリを伺うと、ランニングをするときに使うGPSウォッチと連動させる「Garmin Connect」や、通勤時間などの空き時間に海外のニュースやジャズを聴く「TuneIn Radio」だそうです。

三菱電機と粕谷さんのますますのご活躍を期待しています!

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