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ネガティブSEOからサイトを守れ! 被害状況の監視法 など10+2記事

「新規公開ページの“SEO成功度”」や、レスポンシブWebデザイン、再審査リクエストなどなどの情報も
鈴木 謙一 2014/6/27(金) 9:00 tweet43このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

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今週のピックアップ

ネガティブSEOからサイトを守れ! 被害状況の監視法
★★★☆☆ ウェブマスターツールを利用して事前に防御 (Search Engine Roundtable)

「ネガティブSEO」とは、第三者が悪意をもったスパムリンクを競合サイトに対して張ることで、競合サイトの検索順位に悪影響を与えること。

グーグルは、ネガティブSEOが可能だということを認めていない。しかし、ネガティブSEOだとしか思えない順位下落が発生したり、手動対策を受けたりしているという声は、SEOの世界に根強く存在する。

こちらの記事では、ネガティブSEOから身を守るための監視方法を説明している。

やり方は簡単だ。

  1. グーグルウェブマスターツールの「サイトへのリンク」から定期的に最新のリンクをダウンロードする。
  2. もし見に覚えがない怪しげなサイトから大量のリンクが張られていることを発見したら、リンクの否認ツールで否認する。
最新のリンクをダウンロード

今のところ、ネガティブSEOをそんなに心配する必要はないと、筆者は考えている。それでもどうしても不安でしかたがないのであれば、この方法で事前に防御しておくのもいいだろう。

日本語で読めるSEO/SEM情報

新規公開ページの“SEO成功度”を調べる方法
★★★★☆ ウェブマスターツールの「検索クエリ」を使 (ウェブクルーSEOブログ)

「新規に公開したページが、どんなキーワードでグーグルの検索結果に表示されトラフィックを生んでいるか」を、ウェブマスターツールの「検索クエリ」レポートを用いて評価する方法を解説した記事。

ウェブマスターツールからダウンロードした検索クエリのデータを、コンテンツ公開前後で比較して、自分のサイトのページが検索結果に表示されたキーワードの増減を調べるという手法だ。

新しいページが狙いどおりにうまく成果を収めているかどうかはもちろんのこと、コンテンツの拡充や修正などの追加作業の必要性も明らかになってくる。

現場で働くインハウスSEO担当者が1年以上続けてきてその価値を感じている評価法だ。このコーナーの主な読者層であるウェブ担当者にあなたが該当するなら、運用に取り入れてみるといい。

コンテンツ作りに必要な2つの動機
★★★★☆ 「評判」と「貢献」 (SEO 検索エンジン最適化)

住太陽氏が、物語風にSEOの本質を解説するシリーズものの記事を紹介する。

今回のテーマは「SEOとコンテンツ作りと商売」だ。

物語を通じて、次の2つの動機がコンテンツ作りには必要だと住氏はいっている(と筆者は解釈した)。

  • 評判
  • 貢献

評判は、「このことならこの人に聞けばいい」という信頼と知名度を手にすることだと考えていいだろう。貢献は、「人々の役に立てているという充実感」を得ることだ。

お金を儲けることを主体に考えてしまうと、どちらも興味をもてないことかもしれない。しかしこの2つを手に入れようと本心から取り組む姿勢が、コンテンツによるSEOの成功に必要不可欠だろう。

ちなみにコンテンツなしで検索から集客したければ、広告を使うべきだとも進言している。

しかし逆説的だが、住氏が言いたいのは、「コンテンツはすぐに商売には役立たないから、金儲けをしたいのならばコンテンツは気にせず、広告を使えばいい」ということではないだろう。

検索エンジンは、検索ユーザーに価値を提供するページを検索結果に表示しようとする ―― 企業側が「売りたい」と思って作っているページではなく。

だから、「人々の役に立つ」コンテンツを作っていくことが、今後は特に大切になるということなのではないだろうか。そうすることは手間と時間がかかることだが、結果として、評価され、共有され、まわりまわって商売に返ってくる。

そうした構造を理解するのが大切なのであって、それが理解できないのならば、無理して“コンテンツ”を作るのは無駄だ、そういったことを住氏は伝えたいのではないだろうか。

レスポンシブ・ウェブデザインの変更時のリダイレクトや再審査リクエストの詳細メッセージなどについてグーグル社員が解説
★★★★☆ 久しぶりのオフィスアワー (ウェブマスター オフィスアワー on Google+)

グーグル日本のサーチクオリティチームが定期的に主催する、Google+のハングアウトオンエアを使ったオフィスアワーが久しぶりに開かれた。

今回は次のような質問に金谷氏と長山氏が回答している。

  • レスポンシブ・ウェブデザインへの変更時に使うリダイレクトの種類
  • サイト移転時に一時的に発生するコピーコンテンツ
  • JSON-LDの利用方法
  • 再審査リクエストを拒否したときの追加の詳細メッセージ

回数を重ねるごとに質問者のレベルも上がっているように感じる。今回も役立つ情報が多いので、参加していなければ録画を視聴しておこう。

301リダイレクトしているのに検索結果にリダイレクト元URLが表示される理由
★★★★☆ 最も適切とグーグルが判断したURLが表示される (グーグル ウェブマスターツール向けヘルプフォーラム)

リダイレクトを設定している際の検索結果でのURL表示について、グーグルの長山氏が公式ヘルプフォーラムで次のように説明した。

Google は、複数の URL が同じリソースを指し示していると認識した場合、最も適切な URL を検索結果上に表示させるように努力しています。

30x リダイレクトや canonical が存在していたとしても、そこで示されている URL が常に検索結果上に表示されるわけではありません。

何が最も適切な URL であるかは時によって変化しますので、リダイレクトの変更などが認識され次第、表示される URL も変化する可能性が高いと思われます。

通常、検索結果に表示されるURLは次のように決定される

  • 301リダイレクト利用時 ――リダイレクト先のURL
  • 302リダイレクト利用時 ―― リダイレクト元のURL
  • rel="canonical"利用時 ―― 指定したURL

長山氏によれば、強制力がある301リダイレクトであっても、グーグルは必ずしもリダイレクト先のURLを表示するとは限らないようだ。

英語版のオフィスアワーで以前に、ジョン・ミューラーも同様のことがありうると説明しているので確かなことなのだろう。

不正なハッキングからサイトを守るTIPS
★★★★☆ サーチクオリティチーム主催の#NoHacked キャンペーンより (Google Webmasters on Google+)

グーグルのサーチクオリティチームは、「#NoHacked キャンペーン」と題したキャンペーンを実施した。サイトの不正なハッキングの問題を改めてウェブマスターに知ってもらうことが目的で、不正なハッキングからサイトを守るヒントを5回に分けて発信した。

 #NoHacked  キャンペーン

筆者がSMX Advancedに参加したとき、米グーグルのサーチクオリティチームの社員と話す機会があった(マット・カッツ氏とは別の人)。「今いちばん多いスパムは?」という問いに「ハッキングだ」と彼は回答した。

サイトのハッキングは世界規模で大きな問題になっているようだ。絶対に被害に会わないためにも、このキャンペーンを通じてハッキング防止への意識を高めておきたい。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

筆者が参加したSMX Advanced 2014カンファレンスのセッションレポートを今週は2つピックアップ。

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