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ネットショップ担当者フォーラム ダイジェスト
SEOで「検索結果」をあなたのサイトの最適な「トップページ」にする

第2回 SEOを始めるときにまず知っておきたいのは検索エンジンのこと。検索結果に表示される「スニペット」と、そこから着地する「ランディングページ」について解説

この記事は、姉妹サイトネットショップ担当者フォーラムで公開された記事をWeb担当者Forumに転載したものです。

ユーザーはトップページ以外からやって来る

あるセミナーで「あなたのサイトの入り口はどこですか?」と聞いたところ、全員が「トップページ」と答えたことがあります。しかし、SEOが効けば効くほどトップページから人は来なくなります。なぜならカテゴリや商品など、いろいろなページがヒットし、たくさんの入り口ができるからです。

ユーザー動線の予想と実際
ユーザーはトップからではなく、検索結果から直接商品ページにやってくることの方が多い

私のお客様ではトップページからの流入が全体の10%〜20%なんていうサイトもあります。つまり、ユーザーの大半はトップページ以外から訪れるようになるのです。

そこでSEO的には「GoogleやYahoo!の検索結果が自分のサイトのトップページ」と考えることがとても重要です。

ポイントサイトの中と同じくらい、検索結果にも気を配りましょう。

検索結果を見直してみよう

さて、あなたのサイトの検索結果は最適でしょうか?

たとえ1位に表示されても、表示されている文章に魅力がなければクリックされないかもしれません。クリックされてもそのページに並ぶ商品が適切でなかったり、表示が崩れていたりすればユーザーはすぐに離脱しますよね。入り口となる検索結果は実はかなり重要なのです。

では実際Googleの検索結果を見てみましょう。SEOの表示部分は「スニペット」と呼ばれます。

「オーガニックワイン」で検索したときに1位のサイトのスニペット
「オーガニックワイン」で検索したときに1位のサイトのスニペット(原稿執筆時)

① 赤枠…見出し。ページのtitleタグの内容(Googleが勝手に編集することもある)。長すぎると切れてしまうので30文字弱に。

② 緑枠…ドメイン情報。ページ内のパンくずナビの内容を表示させることも可能。

③ 青枠…サマリー文章。meta descriptionなどから表示。ページごとにアピール内容を考えてユニークな文章を作成する。

④ オレンジ枠…サイトリンク。このページでよくクリックされるリンクが表示。検索結果から1クリックで遷移できるようにGoogleが自動抽出している。

スニペットで効果的な言葉とは

上記サイトのように「EU認証」「直輸入」などサイトのメリットをうたうのはいいですね。

ネットショップの場合、「送料無料」「最短明日お届け」「創業xx年」「最大x%オフ」など、送料やお届け日、安心感、価格訴求などの言葉も効果的です。

ちなみにトップページ以外のページでは新規ユーザーの訪問が多いことが予想されますので、自社ポイントなど会員向けの訴求はあまりメリットを感じてもらえないかもしれません。「初回買い物500円オフ」「初回限定クーポン」など、初回購入ユーザーへアピールするといいでしょう。

またこの表示内容は変更までにタイムラグがあります。期間限定のキャンペーン情報などを含める場合には、終了後も検索結果に表示され続けてしまう可能性がありますので注意しましょう。

ポイント商品、配送、価格などのメリットと、自社のユーザーに何がメリットになるかを考えてサマリー文章を書きましょう。

さてこの検索結果のCTR(クリック率)ですが、何%くらいなのでしょうか。Googleの提供するウェブマスターツールhttps://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja)を登録すると、自分のサイトのクリック率がわかります。ウェブマスターツールについてはまた別の回で詳しく説明しますが、SEO的に役立つツールですので、入れていないサイトはまずは登録しておくことをおすすめします。

期待に応えるランディングページができていますか?

検索結果から着地(ランディング)したページのことを「ランディングページ」と呼びます。SEOをどんなに頑張っても、ユーザーが検索するキーワードにマッチするランディングページがなければユーザーは増えません。

例えば、ワインを販売しているサイトが次のような分類でワインを紹介していたとします。

ワインショップでの分類例

赤ワイン、白ワインなどワインの種類で紹介しています。世界各国のワインを扱っていて、もちろんドイツワインも揃っており、実際ドイツワインで有名な「マドンナ」という商品があります。ただこの構造では「ドイツワイン」という言葉では上位にヒットしません。なぜなら「ドイツワイン」のランディングページがないからです。

次のようなケースもアパレルサイトでよく見かけます。

ファッションショップでの分類例

いろいろなアイテムページを作り、今年人気の「チュールスカート」なども入荷して春服も多数揃えています。ただしこのサイト、3月、4月は数千~数万検索される人気ワード「春服」ではヒットしません。なぜならやはり「春服」のランディングページがないからです。

まずはユーザーが検索するキーワードにマッチする「ランディングページ」を設けること、そしてその内容がユーザーの期待にこたえるものであるか考えることが重要です。

例えば「春服」はショップおすすめのコーディネートを紹介する「2014年の春服コーディネート」というランディングページを作ってはどうでしょうか?(季節ワードには年号を入れたほうがいいです!)

なぜなら、派生語で「春服コーディネート」が検索されていますので、それに応えるランディングページにすることで、商品の一覧が並んでいるページよりも売れることが期待できますし、検索エンジンの評価が高まる可能性も高いからです。

2014年3月の「春服」の検索数 byキーワードウォッチャー
2014年3月の「春服」の検索数
by キーワードウォッチャ

ポイントランディングページがなければ検索エンジンからの集客はできません。ユーザーの検索ニーズを考え、その期待に応えるページを準備しましょう。

コラム日本の検索エンジンって?

検索エンジンを知っておくことはSEOをやる上で結構役に立ちます。現在日本で利用されている主要な検索エンジンは3つ。Google、Yahoo!、Bingです。Yahoo!も昔は独自検索エンジン(YST)を使っていましたが、現在はGoogleのデータを使っているので検索結果が似通っています(ただしYahoo!独自の調整が入っているので完全に同一ではありません)。日本ではGoogleとYahoo!の利用比率で9割とも言われますので、現在のSEOはほぼGoogle対策となります。

利用者の増えているスマートフォンですが、iPhoneとAndroidは両方ともGoogleの検索結果を表示し、Windows PhoneのみBingの結果が表示されます。

「スマートフォンでもSEO施策は必要でしょうか?」これはよくある質問です。現在はスマートフォンのGoogleにはPCの検索結果が表示されますので、スマートフォンサイト独自のSEO施策というのはまだ必要ありません。PCサイトとの関係性だけを通知すれば、クローラーのほうで認識してくれます(詳しくは技術の回で解説します)。

オリジナル記事はこちら:SEOで「検索結果」をあなたのサイトの最適な「トップページ」にする(2014/05/19)

ネットショップ担当者フォーラムについて

ネットショップ担当者フォーラムでは、ECサイトを運営する企業の経営者や運営担当者、制作者が語り合う場所や、“ここに行けば情報がある”、“ここに行けば問題が解決できる”を目指したメディア運営をしています。

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