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あなたのサイトがインデックスから消えてしまう6つの原因

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あなたのサイトがインデックスから消えてしまう6つの原因
★★★☆☆ ペナルティ以外の原因が大半らしい (Pedro Dias on Google+)

サイトが検索エンジンのインデックスから消える原因となりうる6つの項目を、ブラジルの元グーグル社員であるペドロ・ディアス氏がGoogle+に投稿した。

  • robots metaタグでnoindexを指定する、またはHTTPヘッダーのX-Robots-tagでnoindexを指定する
  • robots.txtでサイト全体をクローラからブロックする
  • グーグルウェブマスターツールのURL削除ツールでサイト全体を削除する
  • 404エラー、503エラー、DNSエラー
  • インデックス削除につながるペナルティや、DMCA侵害による削除
  • robots.txtファイル自体にGooglebotがアクセスできない(200か404のステータスコードを返さなければならない)

もし自分のサイトが検索結果に出てこなくなったときは、これらの原因を疑ってみよう。

「インデックス削除は、品質ガイドライン違反によるものは非常に少なく、ほとんどは何らかの構成ミスによって起こる」とグーグルの人が言っていたのを聞いたことがある。

不適切なリダイレクトをしていたモバイル向けサイトの順位が復活
★★★★☆ 問題点を解消したら自動で戻った (Search Engine Watch)

スマートフォンでの検索結果の順位を下げられているサイトの事例として、スマートフォンからのアクセスをすべてPC向けサイトのトップページにリダイレクトしてしまう不適切なリダイレクト構成をしていた件を、以前に紹介したことがある。

このサイトは、正しい対応モバイル向けページにリダイレクトするように修正したのだが、その後、PCでの検索と同じ順位に復活してきたことを確認できたそうだ。

グーグルのピエール・ファー氏は次のように言っていた。

不適切なリダイレクトが修正されたならば、Googlebotがそのページを再クロールし、再インデックスし、再処理したあとに、順位低下は解消される。

今回のケースでは、修正からだいたい1か月で順位が回復した。ファー氏が言うように再クロールにより問題点が解消したことが認識され、処理が行われたのだろう。

もしあなたのモバイル向けサイトがPCサイトと比べて順位が低いとしたら、スマートフォンサイトでよくあるミスを犯していないかチェックしてみよう。当てはまる項目があれば直ちに修正が必要だ。あとは順位が自動的に戻ってくることを期待しながら待つ。

グーグルが推奨する多地域・多言語サイトのトップページの見せ方
★★★☆☆ 3通りの構成方法 (Official Google Webmaster Central Blog)

多地域、多言語のサイトにおけるホームページ(トップページ)の構成の仕方をグーグルが解説した。

次の3通りの方法がある。

  • すべてのユーザーに同じコンテンツを見せる
  • ユーザーに選択させる
  • ユーザーの場所や言語に応じたコンテンツを提供する

マルチリンガルサイトを運用している担当者ならば英語はわかるだろう。それぞれの構成方法の詳細は、元記事を参照してほしい。

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