衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

新しいセグメントの作り方(上級編)

ページ

新しいセグメントの作り方(上級編)

自由にセグメントを設定したい場合は?

もっと自由にセグメントを設定したい場合は、「条件」(下に再掲した図3緑枠部分)をクリックし、各種指標やディメンションを選択して条件指定していこう。

図3(再掲):新しいセグメント作成画面

フィルタ条件で「訪問」ベースか「ユーザー」ベースか選択(図7赤枠部分)し、各種指標やディメンションの条件を指定(図7青枠部分)し、複数の条件を「OR」や「AND」あるいは「+フィルタを追加」(図7緑枠部分)でつないでいけばよい。

図7:条件で自由にセグメントを作成

コンバージョンした顧客のその後の行動を分析する条件設定

ここでは、少々変わったディメンションを使った例を示そう。図8は、2013年の7月(図8赤枠部分)に目標達成した(図8青枠部分)ユーザーをセグメントする設定条件だ。

図8:セグメント条件の指定例

この条件のユーザーが後日どのように行動したか、別の成果に結びついたかを分析できるので、顧客獲得月別にその後の顧客のライフタイムバリューを評価したいといった用途で利用できるというわけだ。

特定の期間に訪問したユーザーを指定するディメンションが「訪問日(YYYYMMDD)」(図8緑枠部分)なので、これを使うのだ。

コンバージョンした顧客の、コンバージョン以前の行動を分析する条件設定

もう1つ活用例を紹介しよう。

たとえば特定の時期にコンバージョンしたユーザーが、コンバージョン以前のどの位のタイミングでどのコンテンツに接触したのかを知ることで、検討に要した期間やコンバージョンに寄与したコンテンツを明らかにできないだろうか

先ほどの例は、コンバージョンした顧客の後日の行動分析で、こちらの例は事前の行動分析になる。

まず2013年5月にコンバージョンしたユーザーのセグメントを作成する。前出の図8で「訪問日(YYYYMMDD)」の範囲指定期間が異なるだけで、基本的には同様のセグメントを作成する。

そして2013年5月を含めた過去90日間の集計期間を指定(図9赤枠部分)し、[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートを表示させよう。

操作手順
  1. グローバルナビゲーションの[レポート]をクリックする
  2. 画面の左側にあるメニューで、[行動]をクリックする
  3. メニューが開くので、[サイト コンテンツ]をクリックし、[すべてのページ]をクリックする
図9:[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートの上部

上部の折れ線グラフを見る限りでは、5月にコンバージョンしたユーザーのページビューは4月上旬から発生しており(図9青枠部分)、検討期間は1か月~2か月のようだ。

検討期間中やコンバージョンした訪問も含めて、どのコンテンツを見ていたかは[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポート下部(図10)の明細から読み取ることができる

図10:[行動]>[サイト コンテンツ]>[すべてのページ]レポートの下部

たとえば、ページビュー数で第6位のコンテンツはページ滞在時間が14分を超え、大変長く見られているので、このコンテンツが後日のコンバージョンに大きく寄与していると考えられる。また、ページの価値も高い(図10赤枠部分)ので、コンバージョンした訪問時にこのコンテンツが読まれていたことがわかる。

8位のコンテンツもページ滞在時間は7分と長いので、関心が高かったページだと想像できる。しかしページの価値はゼロ(図10青枠部分)なので、コンバージョンした訪問では見られなかったページだということがわかる。今まではこういったページの存在を簡単に見つけることはできなかったが、これからは容易にこういったページを見つけることができるようになるわけだ。

順番を指定できる「シーケンス」

「シーケンス」(下に再掲した図3黒枠部分)は、順番を指定できるセグメントだ。「あるキャンペーンから初回訪問した人で、その後特定のコンテンツを見てから、コンバージョンに至った人」といった条件で抽出するためのセグメントを作成できる。

図3(再掲):新しいセグメント作成画面

図11がその設定例だ。「シーケンスの開始」で「最初の通過地点」(図11赤枠部分)が選択されているが、「すべての接点」というものを選択することもできる。これは順番条件のステップ1を初回訪問に絞るのか絞らないかという違いだ。

図11:「シーケンス」セグメントの指定例

また次のステップとの関係を指定する部分としては、直後に行われた場合に限るのか、何回か訪問した後でも良いのかによって別の指定をできる(図11青枠部分の「の直後のステップは」と「の次のステップは」)。

新しく作成したセグメントを管理するには?

最後に「アナリティクス設定」画面の方から、この新しく作成した「セグメント」の管理をする方法を解説する。図12は「アナリティクス設定」ボタンをクリックし、該当の管理画面で、ビュー(プロファイル)の「セグメント」のリンク(図12赤枠部分)をクリックした画面だ。

操作手順
  • グローバルナビゲーションの[アナリティクス設定]をクリックする
  • 画面の右側にあるメニューで「ビュー(プロファイル)」を選択する
  • 「パーソナルツールおよびアセット」の下にある、[セグメント](図12赤枠部分)をクリックする
図12:カスタム セグメントの一覧

すでに自分で作成した「セグメント」があれば、それが一覧表示(図12青枠部分)される。

新規に作成したセグメントはそれを元に別のセグメントを作成したり、他の人と共有したり、削除することもできる。図12緑枠部分の「コピー」「共有」「削除」のリンクがその機能だ。

また、この画面から新しいセグメントを作成したり、別の公開されているセグメントを取り込んだりすることもできる。それぞれ、図12黒枠部分の「+ 新しいセグメント」「ギャラリーからインポート」のボタンを使おう。

ページ

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。  → Google アナリティクス ゼミナール

この記事が役に立ったらシェア!
tweet21はてなブックマークに追加
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める

日本赤十字社 東日本大震災 義援金募集
みんなが読んでるWeb担メルマガで、あなたも最新情報をチェック
  • SEOやアクセス解析のなどノウハウをゲット
  • 事例やインタビューも見逃さない
  • 要チェックのセミナー情報も届く
  • 編集長コラムを一足先に読める

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

robots.txt
ロボット型の検索エンジンが自分のページを登録しないようにするためにサイト管理者が ... →用語集へ

インフォメーション

Web担のメルマガを購読しませんか?
Web担の記事がコンパクトに毎週届くメールマガジン「Web担ウィークリー」は、10万人が読んでいる人気メルマガ。忙しいあなたの情報収集力をアップさせる強い味方で、お得な情報もいち早く入手できます。

Web担に広告を掲載しませんか?
購読者数10万人のメールマガジン広告をはじめとする広告サービスで、御社の認知向上やセミナー集客を強力にお手伝いいたします。

サイトマップ
RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]