国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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要注意、著者情報とリッチスニペットの条件が厳しくなる

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要注意、著者情報とリッチスニペットの条件が厳しくなる
★★★★☆ 今まで出ていても消えるかも (PubCon Las Vegas 2013)

先週はこのコーナーをお休みして、米ラスベガスで開催されたPubConカンファレンスに参加してきた。

グーグルのマット・カッツ氏による基調講演を聞いてきた。話した内容は多岐にわたるのだが、そのなかからWeb担の読者に直接関係しそうな2つの発表を紹介する。

基調講演するマット・カッツ
基調講演でスピーチするマット・カッツ氏
  • 著者情報の条件を厳しくする

    著者情報は、仕様に従って設定しさえすれば検索結果にコンテンツ著者の顔写真や名前が表示される。しかし、今後は“質”も見るようにするということだ。単純に設定しただけでは十分ではない。

    この変更により、検索結果に表示される著者情報が15%ほど減少するらしい。

  • リッチスニペットの条件を厳しくする

    同じように、リッチスニペットも表示されるための条件が厳しくなる。今はリッチスニペット用の構造化データでマークアップすればよかった。しかしこれからはサイトの質も考慮するようになる。

    質が低いサイトでは、これまで表示されていた検索結果のリッチスニペットが表示されなくなることもあるだろう。

なお基調講演の完全な内容を筆者の個人ブログでレポートしているので、興味があれば参照してほしい。

Flashを使ったスマホ向けサイトがついにランキングダウン
★★★☆☆ 構成ミスがあるモバイルサイトを下げるアルゴリズムか? (Marketing Land)

元記事のページでは、モバイルからアクセスしたら「Page Not Found」となっている状態の画面を示している。

構成ミスがあるモバイル向けサイトの評価を下げるアルゴリズムの導入をグーグルは6月に予告した。そのアルゴリズムが実際に導入されているのではないかと示した記事。

前々回に、このアルゴリズムが実施されたかもしれないという日本のブログからの情報をピックアップした。

米国でのモバイルSEOの第一人者とも言える専門家も、このアルゴリズムが導入された可能性が高いことを報告している。

モバイル向けページの検索順位が突然落ちた大手ブランドのページを発見したのだ。スマートフォンでは再生できないFlashを使っており、スマートフォンからアクセスすると404を返していたページだった。

ただこの1例だけなので導入が本当に完了したかどうかを断定することはできないことも補足している。

いずれにせよ、モバイルユーザーのユーザー体験を損ねる構成ミスは放置しておくべきではない。アルゴリズムの導入いかんにかかわらず、スマホ向けページの閲覧に問題がないか今一度チェックしてほしい。

リンクの否認だけではペナルティは解除されない
★★★★☆ 可能な限りの手動での削除が必要 (Google Webmaster Help Forum)

リンクの否認ツールの使い方に関して、グーグル社員のEric Kuan氏が公式ヘルプフォーラムでアドバイスした。

  • そもそも、問題となるリンクをすべて削除するためにできることをすべてやって、それでもリンクを削除できないときにリンクの否認ツールを使うべき。問題になるリンクを取り除こうとせずに最初にリンクを否認しても、再審査リクエストはうまくいかないだろう。

  • 否認ファイルを二重にチェックし、記載したリンクが適切に否認されているかしっかり確かめる。最新の否認ファイルは、否認ツールに行き[リンクの否認]をクリックし[ダウンロード]ボタンを押すとダウンロードできる。

  • 再審査リクエストのためにサイトを診断してもらう際には、状況を文書化すると良く、手助けになる。文書を送るときには、グーグルの担当者がアクセスできる状態にしておくこと。たとえばグーグル ドライブなどを使って文書を共有するときは適切な共有を設定しておく。

新しい情報ではなく繰り返し言われていることばかりだが、不自然なリンクによる手動対策の解除に取り組む際はこのアドバイスに従うといい。

日本のヘルプフォーラムでグーグル社員が以前に投稿したアドバイスも併せて紹介しておく。

手動ペナルティを受けているのに警告が送られてこないことがある
★★☆☆☆ 昔からあること (Matt Cutts (mattocutts) on Twitter)

グーグルに手動の対策を受けたときは通常、ウェブマスターツールに警告メッセージが届く。ウェブマスターツールでメール転送を設定していれば登録メールアドレスにも送られてくる。

しかし手動の対策を受けているににもかかわらずメッセージが届かないことがある

これは今に始まったことではなく昔からあることだと、グーグルのマット・カッツ氏はツイッターで認めている(明らかにやっている悪質なスパムには意図的に送らないようにしていると、マット・カッツ氏から筆者は聞いたことがある)。

幸いなことに、手動対策ビューアを確認すれば、手動の対策を受けているかどうかを確実に把握できる。順位が突然大きく下がったりインデックスから消えてしまったりしたときには、手動対策ビューアをチェックするといいだろう。

strongタグとbタグはSEOにおいて何が違うのか? どちらを使うべきか?
★★★★☆ グーグルはどちらも等しく扱う (Google Webmasters on YouTube)

SEOの視点から見て、特定の言葉を強調するために使う<strong>タグと<b>タグは何が違いますか?

ユーザーの視点から見ると、太字になってどちらも同じ効果です。

どんな状況でどちらを使うべきでしょうか。

こんな質問にグーグルのマット・カッツ氏が回答した。

よくある質問で、2006年にも答えたことがあるけど、かなり昔のことなのでもう一度説明しよう。当時と変わっていないはずだ。

ランキングや評価、インデックスなどそういったものにおいてはstrongタグもbタグもまったく同じように扱っていた。

同様にemタグと斜体を示すiタグもまったく同じように扱っていた。どちらを使ってもグーグルのランキングには違いを生まない。

ひょっとすると2006年とは状況が変わっている可能性がなくはないが、まず変わっていないだろう。

bとiは廃止されたとばかり思っていたんだが、HTML5にはまだ残っているようだ。

strongとemは、たくさんの人が使いたいと思う新しい流行になっているようにも見える。

技術的に言えば、片方(bタグ)は見た目を太字にするものでもう片方(strongタグ)は意味的に強調するものだ。だけど実際には、ブラウザはどちらも太字で表示する。

一言で言ってしまうと、気にしなくていい。僕が知るかぎりでは、strongタグとbタグ、emタグとiタグをグーグルは等しく扱う。

意味的なことを考慮して使い分けるなら、それはもちろん構わない。だけどどちらでもグーグルは気にしない。

「グーグルのSEO」という視点からすれば、どちらを使っても同じだそうだ(もっともタグ付けして強調したからといってどのくらい効果があるのかは疑問だが)。

SEOの視点から離れ、意味的に強調したいのか、それとも見た目だけを強調したいのかで使い分ければいいだろう。

SEO JapanSEO Japanの
掲載記事からピックアップ

グーグルがサポートするモバイルサイト構成を解説した記事と不自然リンク警告の解除方法を解説した記事を今週はピックアップ。

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