スマートフォンレポート
スマホユーザーのサイト認知経路トップ3はスマホWeb、PC Web、クチコミ

2012年7月発表の調査レポートから「スマートフォンの購入実態及び利用状況」の内容を届ける

この記事は、ドコモ・ドットコムが発行するモバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の一部を、Web担当者Forum向けに特別公開したものです。

スマートフォンレポート

今回は2012年7月に発表された「スマートフォンレポート vol.1」から、調査報告1「スマートフォンの購入実態及び利用状況」の調査レポートをお届けする。

スマートフォンの購入実態及び利用状況

ドコモ・ドットコムは2012年5月、インターネット利用ユーザーを対象に、スマートフォンの購入状況や利用コンテンツなどに関して調査を実施した。

ここ半年間においてスマートフォンを購入したユーザーは、調査対象者の約20%。12月の年末商戦期や、新生活需要が高まる3月に多くのユーザーがスマートフォンを購入している。直近の4月、5月はほぼ同規模での売行きとなっており、NTTドコモ(以下ドコモ)が最多販売シェア(4月:45.1%、5月:44.5%)を記録している。一方で本調査内容からはドコモから他キャリア、特にSoftBankへの買い替えもうかがえる。またここ半年間での購入状況ではau及びSoftBank共に30%ほどのシェアを占めており、特に「iPhone4S」といった話題性の高い端末発売などがあると、各キャリアのシェア率はフィーチャーフォン時代ほどの差があまり感じられない状況となっている(図1、図2)。

図1 2012年4、5月及び直近半年のスマートフォン購入状況[3キャリアのシェア]
図1 2012年4、5月及び直近半年のスマートフォン購入状況[3キャリアのシェア]
図2 2012年4、5月及び直近半年のスマートフォン購入状況[OSのシェア]
図2 2012年4、5月及び直近半年のスマートフォン購入状況[OSのシェア]

4月、5月において人気の高い機種を見ると、ドコモでは「Xperia acro HD(SO-03D)」が群を抜いており、約1/4ものユーザーが購入している。従来のフィーチャーフォンに搭載されていた防水機能やおサイフケータイ、ワンセグ等が備わったことや、その高機能性が主たる要因と思われる。次いで「ARROWS X LTE(F-05D)」が人気となっているが、こちらも防水やワンセグといった前述の機能搭載に加え、超高速通信(Xi)や高性能デュアルコアCPUなど高機能面が支持されたのではと思われる。

一方auを見ると、「iPhone4S」人気が最も高く、5月au端末購入者の約4割を占めているものの、「iPhone4S」が同月端末購入者の約7割を占めるSoftBankに比べるとその比率は低い。auは「auスマートパス」などAndroid向けサービスを拡充させていることもあってか、Android端末も一定数売れているのが特徴的。またこちらも「Xperia acro HD(IS12S)」が好調で、この端末はキャリアを越えて人気であることがうかがえる。

また前述の通りSoftBankにおいては「iPhone」シリーズが圧倒的であり、Android端末購入者はごくわずかとなっている(図3)。ただし他キャリアからの流入が多いのと、スマートフォン⇒スマートフォンといった買い替え傾向が他キャリアに比べて高いのが特徴となっている。

図3 購入機種TOP10(5月を基にソート)
購入機種TOP10(5月を基にソート)

ではユーザーはどんなサイトやアプリを利用しているのだろうか。その利用ジャンルを見てみると、サイトとアプリでの大きな差異はないものの、有料/無料といった切り口から見ると、圧倒的に無料サービスへの利用に集中していることが分かる。無料では「天気」「ニュース」「地図/交通」といった情報系コンテンツや、「ゲーム」「SNS/ブログ」「動画」の利用が高い。一方有料では「ゲーム」「音楽」「ツール/仕事効率化」の利用がやや高いものの、「利用していない」ユーザーが約7割も存在している。様々なサービスが存在するスマートフォンにおいては、まずは無料で使いたい、というユーザー意識が強く感じられる(図4、図5)。

図4 2012年4、5月及び直近半年のスマートフォン購入状況[OSのシェア]
図4 2012年4、5月及び直近半年のスマートフォン購入状況[OSのシェア]
図5 利用している「アプリ」ジャンル(無料/有料)
図5 利用している「アプリ」ジャンル(無料/有料)

利用サービスをどのように知ったのか、という認知経路を見ると、「スマートフォンで見たWebサイト」「App Store/Google Play」「パソコンで見たWebサイト」等を挙げるユーザーが多く、スマートフォンやPCからサービスを認知し、利用へと繋がっている傾向が強く感じられる。また「家族・友人からのクチコミ」の影響も強く、Web上で知ったサービスを知人・友人等に知らせるといった行動傾向もうかがえる。Webサイトやアプリマーケットにおいてそのサービスの存在を目に留まらせ、さらにクチコミ効果を発生させ得る環境を如何に用意出来るかが、一つのポイントといえよう。一方で、従来サービス認知経路として重要な役割を担っていたキャリアポータルだが、「dメニュー/au one market」を主な認知経路としてあげた人は約13%にとどまっており、有料サービス紹介の多いこのマーケットプレイスの特性が、現在のユーザーニーズとやや乖離しているように感じられる(図6、図7)。

図6 普段利用しているサイトの認知経路
図6 普段利用しているサイトの認知経路
図7 普段利用しているアプリの認知経路
図7 普段利用しているアプリの認知経路
調査対象 15~69歳の男女 60,000サンプル
※性年代別人口構成比に合わせて60,000サンプル抽出
調査地域 全国
調査実施期間 2012年6月6日~6月9日
調査方法 インターネットリサーチ
調査実施機関 株式会社マクロミル

この記事は、ドコモ・ドットコムが発行するモバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の一部を、Web担当者Forum向けに特別公開したものです。

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「スマートフォンレポート」は、独自調査の分析レポートや、NTTドコモへのインタビュー、またモバイルビジネスを展開する上で鍵となるメールマーケティングや広告展開等についての記事を掲載する隔月発行のモバイルビジネス・マーケティング情報誌です。

※6/26をもってサービスの提供を終了致します。
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