衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座
「離脱ページ」と「離脱率」を理解する[第19回]

サイト全体と各ページの離脱率の計算方法について。離脱率が高いのは、やっぱりマズイのか?

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今回は、「離脱ページ」のレポートと、「離脱率」の定義、計算方法を解説する。まずは「離脱ページ」の定義からだ。

離脱ページとは?

離脱ページとは、「訪問」の最後に閲覧されたページを指す(訪問の定義については、「訪問数」を理解する[第11回]で詳しく解説してある)。

「訪問の最後に閲覧した」とはつまり、ユーザーがこのページの次にどこか別のサイトに行ってしまったり、このページを開いたまま30分以上経ったり、ブラウザを閉じてしまったりしたということだ。

アクセス解析ツールによっては、「出口ページ」「退出ページ」などと表現されることもあるが、だいたい意味は同じはずだ。

「離脱ページ」と「離脱数」を確認できるGoogleアナリティクスのレポート

Googleアナリティクスでは、[コンテンツ]>[サイト コンテンツ]>[離脱ページ]レポート(図1)で「離脱ページ」を確認できる。

操作手順
  1. ページ上部のオレンジ色のメインメニューで[標準レポート]をクリックする。
  2. 画面の左側にあるメニューで、[コンテンツ]をクリックする。
  3. メニューが開くので、[サイト コンテンツ]をクリックし、開いたメニューから[離脱ページ]をクリックする。

これで、「離脱ページ」というページが表示される(図1)。

図1:[コンテンツ]>[サイト コンテンツ]>[離脱ページ]レポート
図1:[コンテンツ]>[サイト コンテンツ]>[離脱ページ]レポート

最初にレポートを開いた状態では、レポート表には、集計期間中の離脱ページがそれぞれ「離脱数」の多い順に表示されている。「離脱数」というのは、そのページが離脱ページになった訪問数のことだ(図1赤枠部分)。

また、上部に表示されているグラフとその下のレポート表の間には、集計期間中のサイト全体の「離脱数」「ページビュー数」「離脱率」が表示されている(図1青枠部分)。

サイト全体の離脱率の計算方法

一番右にある「離脱率」は、集計期間中のサイト全体のページビュー数に対する離脱数の割合を表す指標であり、下記の計算式で算出される。

サイト全体の離脱率=サイト全体の離脱数÷サイト全体のページビュー数

図1の例で計算すると、6,424÷16,607=0.3868となり、これを百分率で表すと38.68%となる。

ついでに言い添えておくと、「離脱数」は通常は「訪問数」と一致する。どのような訪問であれ、必ず最後のページがあるからだ(訪問数の確認のしかたは「訪問数を理解する[第11回]」の「訪問数を確認できるGoogleアナリティクスのレポート」を参照のこと)。

よって、離脱率は、訪問数とページビュー数からも算出できる。

サイト全体の離脱率=サイト全体の訪問数÷サイト全体のページビュー数

各離脱ページの離脱率の計算方法

一方、レポート表で離脱ページ別に表示されている「離脱率」(図1緑枠部分)の指標は、離脱ページとして示されている各ページが見られた数(ページビュー数)のうち、そのページが最後の閲覧ページとなった回数(離脱数)の割合だ。よって下記の計算式で算出される。

各離脱ページの離脱率=
 該当ページで閲覧終了したページビュー数÷該当ページ全体のページビュー数

ここで、「該当ページで閲覧終了したページビュー数」は、そのページが離脱ページになった訪問数と等しいはずなので、つまり「離脱数」と等しいということになる。

そこで、上記計算式は、以下のようにも表すことができる。

各離脱ページの離脱率=該当ページの離脱数÷該当ページ全体のページビュー数

該当ページの離脱数とページビュー数は図1のレポート画面でも表示されている。図1の例で一番上の行のトップページ「 / 」の場合を計算してみると、1,250÷2,279=0.5485となり、これを百分率で表すと54.85%、確かに図1の離脱率と一致している。

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