編集長ブログ―安田英久
ブログで数記事のヒットなら素人でも出せる。自社メディアではゴールへの運用がずっと続く

コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングに重要な「自社メディア」の話題

今日は、コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングに重要な「自社メディア」の話題を。自社メディアを継続的に作っていくためには、「ちょっとブログ記事で当たり」とは違う体制が必要になります。

自社メディア、重要ですよね。ホントに。ソーシャル時代にも、なおさら。

ソーシャルメディアが伸びてきたタイミングで「トリプルメディア」が強く提唱されました。

  • 所有するメディア(自社サイト)
  • 買うメディア(広告メディア)
  • 獲得メディア(ソーシャルメディアやPRメディア)

この3つのメディアを有機的に連携させて、企業活動全体をデザインすることが重要だという考え方です。

ソーシャルメディア系の人は「ソーシャル! ソーシャル! ソーシャル!」とソーシャルメディアに夢中になっていますし、実際にソーシャルメディアにはそれだけの力があると思います。

でも、そのタイミングで「トリプルメディア」という視点が出てきていたことが、私には非常に重要なことだと思われるのです。だれがどう考えても重要なソーシャルメディア。でもそれだけでなく、自社メディアも広告メディアも同じ土俵で揃えて考えるべきだと。

広告メディアは、まぁ多くの企業が以前と同様に使っているでしょうから、問題は自社メディアです。

広告からの飛び先になり、ソーシャルメディアからの誘導先としても重要な存在。そして、広告やソーシャルメディアで記憶に残ったあとに検索した人がたどり着く先。インバウンドでも、ナーチャリングでも、ロイヤルティ向上でも、自社メディアの果たす役割は大きいものです。


しかし、「自社メディアを強化するには、具体的にどうすればいいのか」という問いへの答をすぐに出し、それを実行して運用していくための要点を把握している人は、それほど多くはないのではないでしょうか。

ブログをやっているから大丈夫」という人もいるかもしれません。でも、多くのブログは、そのとき自分が興味をもっているトピックに関して得た情報や自分の考えを書く場であり、「ターゲットとなる層に対して、特定のゴールを達成するための場」を作っているわけではありません(もちろん、そういったメディア化ができているブロガーさんもたくさんいますが)。

自社サイトをメディア化するということは、企業活動のステークホルダーにどんな人がいて、そのうちどのセグメントの人に対してどういった動き(意識変容・態度変容)をしてもらうのかの定義を明確にして、それを達成するためにコンテンツを作りコミュニケーション施策を行うということなのです。


また、自社サイトをメディア化するということは、上記のことを企業活動として継続して行うことにもなります。

言い方にトゲがあるので反感をおぼえる方もいらっしゃると思いますが、ブログで注目を集める記事を何本か作ることは、素人でもできます。でも、「メディア化する」ということは、前述のようなゴールを達成するための活動を継続して行う必要があるということなのです。これは、素人さんにはなかなか難しいことだと思います。特にB2B領域においては、なおさらです(繰り返しますが、そうできている人がメディアの関係者以外にもたくさんいるのは、間違いない事実です)。

プロのミュージシャンとはどんな人か

という問いがあります。この問いに対する答のなかで、私が今まで最も納得したのが、次の定義です。

プロのミュージシャンとは、いつでも、どんな場所でも、仕事として引き受ければ聴衆を満足させる演奏をする人

セミプロはもとより、のど自慢大会を見れば素人さんが素晴らしい歌や演奏を披露していることが多々あります。しかし、その人たちは、気分が乗らないときにはイマイチになることもあるでしょうし、長年やって飽きてしますこともあるでしょう。しかし、そうならずに「ミュージシャン」としての役割を果たし続けるのが、プロのミュージシャンなのだと思います。

ライターさんにしても、編集者さんにしても、プロとしてやっている人は、気にくわない案件であろうが、納得できない編集部に配属されようが、裏では腐って酔いどれながらも、プロとしての仕事をし続けているものです。


自社メディア、重要ですよね。

みなさんも、おそらくプロとしてWeb担当者の仕事を続けていると思いますが、自社サイトをメディア化するということは、さらにコンテンツ作りやコミュニケーションの仕事を、そのクォリティで続けなければいけないということなのです。

メディア化を進めようとすると、おそらく今までの「Web担当者」としての仕事とは違う側面も多く出てくると思います。自社メディアの「編集長」になるか、そのメディアの「オーナー」になる必要があるのですから。

でも、顧客を正しく理解していて、ゴールを正しく設定できていて、社内の都合や事情に負けなければ、あとは適切なスタッフ(デザインやシステムの会社ではなく、コンテンツに強い会社)がいれば大丈夫だと思いますよ。

ちょっと散漫な文章になりましたが、自社サイトのメディア化について思うことを綴ってみました。御社の自社メディアはどう進めていますか? パートナーさんはどう選びましたか? よろしければ教えてくださいませ。

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