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ブラックハットSEOたち覚悟せよ、グーグルがウェブスパム対策アルゴリズムを実行した など10+4記事(海外&国内SEO情報)

トップストーリーは、グーグルはついに実行にうつした「スパムSEO退治」の展開について
鈴木 謙一 2012/4/27(金) 9:00 tweet33このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

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今週のピックアップ

ブラックハットSEOたち覚悟せよ、グーグルがウェブスパム対策アルゴリズムを実行
★★★★★ ホワイトハットSEOには大歓迎 (Inside Search)

グーグルは、スパムSEOを排除するためのアルゴリズム変更を実行することを公式にアナウンスした。

つまり、キーワードの乱用リンクプログラムなど検索エンジンのランキングを上げるための不正な行為、つまりウェブスパムで順位を上げる効果が下がる(またはなくなる)ということだ。

すべての言語でいっせいに稼働する。この記事が公開されるころには導入されているだろう。

一般的なユーザーが気付く影響は英語の検索では全検索の約3.1%になるとグーグルは見積もっている。ドイツ語や中国語、アラビア語などの言語では約3%だが、ポーランド語のようにウェブスパムが激しい言語では5%ほどになるかもしれない。

不正なSEOを行うサイト管理者、通称ブラックハットSEOのサイトが検索結果から消え去ることは、ユーザーの立場からも、まっとうなSEOを施策しているウェブ担当者の立場からも、大歓迎だと言えるだろう。

【追記】この記事を書き終えた直後に日本版の公式ブログで抄訳が公開された。詳細はそちらでご確認いただきたい。

通常は英語版の記事が出てから日本語版の記事が公開されるまで、それなりの時間がかかるものだが、これだけ早く出たということに、グーグルの意気込みが感じられる。

【追記2】渡辺隆広氏が、このアルゴリズム変更に関する初期分析の記事を公開している。まだ詳しい検証の結果は出ていないが、すでにインデックス削除や順位大幅下落の事例報告もあるということで、アルゴリズム変更の効果には期待できそうだ。

日本語で読めるSEO/SEM情報

スパムリンクで順位を下げるネガティブSEOは可能なのか?
★★★★☆ 理論上は可能だけれど (SEMリサーチ)

第三者のウェブサイトに粗悪なリンクを大量に張り付けることによって、そのサイトのランキングを不正に下落させることは可能なのだろうか。

しばしば議論を巻き起こすこの問題について、渡辺隆広氏が解説した。次の2つの論点がベースとしてまず存在するとのことだ。

  1. 対象が「リンク資産を持つサイト」なのか「リンク資産を持たないサイト」なのかの問題
  2. 「技術的に可能か」と「実際にそれを実行するのか」の問題

しっかりとしたリンク資産を持たないサイトに対してはスパムリンクでランキングを下げることは可能かもしれないが、すでにナチュラルリンクをしっかりと確保しているサイトには効かないだろう。そして、技術的にはそうして攻撃することは可能かもしれないが、それを実際に実行する人間がいるかどうかはまた別問題である、ということだ。

スパムリンク攻撃によって順位を下げられることに対しては、さほど神経質になる必要はないと考えていいだろう。それを気にするぐらいならば、母数としてのナチュラルリンクをしっかりと得るほうに気をつかうべきだ。

脱 順位チェックであなたのSEOは伸びる
★★★★★ SEO≠リンク集め、SEO≠上位表示 (アフィリエイト野郎)

このコーナーのピックアップ元記事の常連、竹内氏の、「脱SEO脳」ツイートをまず紹介する。

順位チェックをやめることで次のメリットが見込めると、運営するサイトの1つに投稿した記事のなかで竹内氏は述べている。

  • 検索順位に翻弄されることがなくなる
  • サイトの目的がはっきりしてくる
  • サイトに正面から向きあうようになる
  • コンテンツを作るようになる
  • 無駄な修正をしなくなる

アフィリエイター向けのブログであるが、この記事に関しては一般のウェブ担当者にもまさしく当てはまる。ぜひ読んでいただき、「SEO脳」から解放されてほしい。

SEOを外注してはいけない6つのケース
★★★★☆ なんとなくでSEOを外注しない (SEOとその周辺)

「SEOとその周辺」ブログさんが、SEOを外注すべきではない6つのケースを説明した。

  1. 何のためにSEOをするか目的が定まっていない
  2. サイトができていない
  3. SEOすべきキーワードを理解していない
  4. 現在のアクセス数・コンバージョン数を把握していない
  5. Googleのウェブマスターツールについて理解していない
  6. SEOスパムについて理解していない

このうちのいくつか、たとえば3番目や5番目は一般企業のウェブ担当者は把握していない場合があったとしても不思議ではない。そういう場合は、自分たちに不足している情報やスキルをサポートしてくれるSEOコンサルタントの力を借りるのもいいだろう。

グーグルウェブマスターツールのクロールエラー機能がさらに便利に
★★★★☆ 初級者にも分かりやすく、使いやすく (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

ウェブマスターツールのクロールエラーのレポート機能をグーグルは大幅に改良した。

ウェブマスターツールのクロールエラーのレポート
ウェブマスターツールでサイトを選んで[診断]>[クロール エラー]でこのレポートを表示できる

次の4つの特徴がある。

  • サイト全体に影響するエラーをレポートする「サイト エラー」
  • 特定のページにのみ関係するエラーをレポートする「URL エラー」
  • 重要なエラーにフォーカスするための1,000件の上限を設定
  • 個々のエラーの詳細情報の表示

改良の詳しい内容は公式ブログをご覧いただきたい。

なお、1,000件を超えるエラー情報も、API経由であれば入手できる。元記事では「検討しています」となっているがすでに利用可能だ。

大幅に進化をとげたGoogleアナリティクス
★★★★☆ もう「新バージョン」と呼ばなくていいのでは? (アナリティクス 日本版 公式ブログ)

実質的に現行バージョンとなったGoogleアナリティクスは絶えず進化を続けている。そうした最近の変更を、アナリティクスの公式ブログがまとめて紹介している。大きく分けて4つある。

  • ユーザーインターフェイスの改良
  • PDF 出力とメール配信
  • サンプリングレートの設定バーとレポートのキャッシュ機能
  • 日本語表記が変更になった用語

どれも重要な改良ばかりなので、操作に戸惑うことがないようにGoogleアナリティクスを利用するウェブ担当者は必ずチェックするようにしてほしい。

これまで管理画面の上部にあった旧バージョンへのリンクは、現在はフッターに移動している。とはいえ特別な理由がない限りは現行バージョンを使おう。現行バージョンにしかできないことが山のようにある。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

ウェブスパムに対してグーグルが起こすアクションと先週発生したランキング変動の真相に関する2つを今週はピックアップ。

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