編集長ブログ―安田英久
SEOとソーシャルメディアの“5つの間違い”と“6つのTIPS”

SEOの(そしてソーシャルメディアにも効く)、よくある失敗を5つと、「こうするといいよ」という6つのTIPS

今日は、SEOの(そしてソーシャルメディアにも効く)、よくある失敗を5つと、「こうするといいよ」という6つのTIPSを紹介します。

グーグルのウェブマスターセントラルブログ(英語版)に、「SEOのよくある5つの間違い」という記事がありました。このネタが、SEOだけでなくソーシャルメディア対応にも通じるところがあり、日本語版ブログで紹介されていないようなので、情報としてお届けします。

元はグーグルのマイリー・オーイエ氏によるビデオ記事なのですが、ブログ記事としてポイントがまとめられています。

「よくある5つの間違い」と「基本的なSEOの6つのTIPS」に分けられています。元はSEOに関するトピックとして書かれているのですが、ソーシャルメディア向けの観点を加えて解説していきますね。

よくある5つの間違い

  1. 本質的な価値の優位点をもたずに勝負しようとする

    お客さまに提供できる価値がないのに、検索で1位になったり話題が拡がったりすれば何とかなると思っていませんか?

    他社との差別点は? お客さまに提供できる価値は? どんなUSPがあるのかを、まず考えましょう。

  2. SEOやソーシャルメディアだけに特化して考えてしまう

    視野狭窄になり目の前のことだけに夢中になっていませんか? SEOもソーシャルメディアも、本来のビジネスの顧客・ゴール・戦略・戦術があって初めて、その「手段」として価値をもちます。

    本来の商材は何でどんな人にどんな価値を提供するビジネスをしているのでしょうか。プロダクトの事業部にはどんな素材があり、どんなアクションをしようとしているのでしょうか。広報部やマーケのチームはどう動いているのでしょうか。全体を把握し、社内の他のチームと協力しながら、最善の行動ができていますか?

  3. 手間のかかる対応策・回避策をがんばってしまう

    これはSEOに特化したトピックですが、Facebookページ作成やソーシャルメディアモニタリングでも関係してくるかもしれません。要は、何かを達成したくて面倒な手間のかかる方法で解決するのに汲々としてしまうのではなく、正しい技術情報や新しい公式対応を探す方が楽なことが多いということです。

    SEOならlink rel="canonical"やmobile discoveryなどの便利な仕組みを知っているだけで大きく変わりますし、ソーシャルメディア対応でもOGPや公式ソーシャルプラグインをうまく使うだけで効果がグンとアップできますからね。

  4. SEOやソーシャルメディアのトレンドにとらわれてしまう

    #2と似ていることですが、SEOなら検索エンジンのアルゴリズムや評価ばかりを気にする、ソーシャルメディアなら「いいね!」の数やフォロワー数ばかりを気にしてしまうというミスです。

    本当に大切なのはその向こうにいるお客さまなのに、そこまで意識がいかずに順位やいいね数ばかり気にするのはもったいないですね。もっと長い視点で価値をもたらすことを優先させましょう。

  5. PDCAサイクルが遅い

    世の中の動きがどんどん早くなっている時代ですから、情報を収集し、することを決め、サイト(や施策)を改善し、評価するという動きを、アジャイルに(素早く)繰り返す動きをしましょう。

6つの基本TIPS

  1. 際立つ何かをもつ ―― 他社との差別化点をもち、価値を提供できるようにする。

  2. キャッチコピーに関連性をもつキーワードを入れる ―― 検索ユーザーやソーシャルメディア利用者のキモチになって、その人が情報を探すときに、ソーシャルメディアで情報に触れたときに、響くコトバを織り込んでいきましょう。さらに、サイトを訪問するとそのコトバが見えるところに出てくるようにするのも大切です。SEOでもソーシャルメディアでも、タイトルやキャッチコピーの作り方ひとつで効果は大きく変わります。

  3. HTMLタグやサイト構造に明るくなる ―― タイトルタグだけでなく、リッチスニペットのためのSchema.orgによる構造化情報の追加や、ソーシャルメディア向けOGPの設定などの技術的な(でも難しくないですよ)知識を身につけて実践しましょう。

  4. ウェブマスターツールの「メッセージ転送」を設定しておく ―― 何かサイトでマズいことがあっても、これで見逃しません。スパムリンク警告だけでなく、サイトがハッキングされたときなどにもわかるので、SEOだけでなくサイト運営全般に役立ちますね。

  5. 話題を起こすことを考える ―― リンクを獲得するにも、いいね!を獲得するにも、フォロワーを獲得するにも、「思わずだれかに伝えたくなる」コンテンツが効きます。ユーザーの役に立つだけでなく、「つい人に教えたくなる」視点をもって企画を考えるといいでしょう。

  6. 新鮮かつ関連性を保つ ―― コンテンツは最新の状況を反映し、潜在的な顧客のいる場所で彼らに訴求できるアクションを行い、良い「体験」を提供する。そうし続けることで、「その場の対応」ではなく、「長く続く価値」を生み出せるのです。

上記の内容は、元記事をそのまま紹介しているわけではなく、引用+日本語への解釈+安田の視点という形になっていますので、少し元著者の意図と異なる点があるかもしれません。

しかし、こうしてみるとSEOでもソーシャルメディアでも、注意点やするべきことは変わらないものですね。

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