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「ダイワハウス」をエキスパートレビュー!(続き)

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「耐震・制震・免震」のページを見てみよう

さて、その変化したメインビジュアルの方をクリックして飛んだ先が「耐震・制震・免震」のページだ(図4)。

図4:「耐震・制震・免震」のページ
図4:「耐震・制震・免震」のページ

右上には「カタログ請求はこちら」(図4の赤枠で囲んだ部分)のリンクがあり、さりげなくユーザーの個人情報の入手を試みようとしているのはうまい

メインビジュアルでは、「耐震」「制震」「免震」という3つの地震対策が選べるということが書いてある。少々控え目で視認性が悪いが、[次へ]ボタン(図4の青枠で囲んだ部分)をクリックして、次のページを表示させると、図5のようにメインビジュアル部分だけ新しいコンテンツに変わる。図5の赤枠で囲んだ部分の表示が変わるだけで、URLの変化はない。

図5:「耐震・制震・免震」ページの2つ目のメインビジュアル
図5:「耐震・制震・免震」ページの2つ目のメインビジュアル

ここまで見てくると、文字が多い部分の視認性が悪いことが際立ってくる。文章などテキストのコントラストが低く、薄くて読みにくいのだ。そのため、ボタンやリンクなども同様に判別しにくくなっているものが多いことに気がつく。

図5のメインビジュアルでは「標準では耐震だけで、制震と免震の2つはオプションですよ」という話が書いてあるが、「え!それだけで終わり?」という感じを受けた。まさかと思って「耐震技術」とあるボタンのようなアイコン(図5の青枠で囲んだ部分)を試しにクリックしてみると、図6のようにメインビジュアル部分だけまた新しいコンテンツに変わるというユニークなインターフェイスだったことが確認できた。

図6:「耐震・制震・免震」ページで「耐震技術」のコンテンツに変化したメインビジュアル
図6:「耐震・制震・免震」ページで「耐震技術」のコンテンツに変化したメインビジュアル

そして少々不思議に感じていた、テトリスの凸ブロックのような右上のアイコン(図6の赤枠で囲んだ部分)の意味も理解できるようになった。メインビジュアルでは、実際は隠れた3画面を含めて、4画面で耐震・制震・免震の3つのことを説明しようとしているのだということだ。

これは言葉で説明するのが難しいので、実際に「耐震・制震・免震」ページにアクセスして、動作を試してみていただきたい。

図6の青枠で囲んだ部分のリンクを押すと、この右側に隠れている「免震」のページが表示され、反対の左側の図6の緑枠で囲んだ部分のリンクを押すと、左側に隠されている「制震」のページに移動するというわけだ。そして、凸状のアイコン(図6の赤枠で囲んだ部分)の4つの四角をクリックすると、それぞれ該当するページへ直接移動することもできるということだ。

ただ図6の赤枠で囲んだ部分の「TOPへ戻る」は意味合いが少し異なる。これは、「耐震・制震・免震」のトップページに戻り、図4の状態に戻すということを意味している。しかし、このユニークなインターフェイスは、さっと見にきたユーザーにきちんと理解してもらえるだろうか、少々心配だ。根気強くやってみないと理解できないだろう。

ひととおり3つの地震対策システムの説明を読んだあと、図5(「耐震・制震・免震」ページの2つ目のメインビジュアル)の画面に戻って、[耐震・制震・免震の違い]というボタン(図5の緑枠で囲んだ部分)もクリックしてみた。図7の画面がポップアップ的に表示される。

図7:「耐震・制震・免震の違い」画面
図7:「耐震・制震・免震の違い」画面

予想されたとおりだが、免震の効果が一番高いけど、やはり高くなりそうだなあ、などと想像が膨らんだ。注文住宅の見積もりは簡単とは思えないので、一番すぐれている免震のオプションはどのくらいのお値段アップになるかなどは、この時点で聞くことは難しいのだろうと思ってスルーする。

さて、今回はここまでにしておこう。次回は住宅展示場の場所を調べて、来場予約までを行ってみたい。

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