Adobe Scene7徹底解剖

スマホもタブレットもFacebookでも、どこでもリッチな表現を一貫して提供 | Scene7徹底解剖#8

ソーシャルメディアでもメールでも、最適なユーザー体験を提供できる。

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「この商品いいね」の気持ちを引き出す「表現エンジン」 Adobe Scene7徹底解剖
このコーナーでは、特にECサイトでのユーザー体験とサイトの成果をアップさせる「Adobe Scene7」について解説していく。Scene7の概要については 「『この商品いいね』の気持ちを引き出す『表現エンジン』」 をご覧いただきたい。

スマホ対応はもちろん、Facebookやmixiでも、メールでも印刷でも

Adobe Scene7(以下「Scene7」)はクラウド上で動作するサービスとして提供されているため、その利用はPC向けの自社サイトだけに限定されていない。スマートフォン対応はもちろん、Facebookやmixiなどの外部ソーシャルメディアサイト上でも、また、メールや印刷物でも、そのリッチコンテンツ表示の機能を利用して、最適なユーザー体験を提供できるように設計されているのがScene7の魅力の1つだ。

自社サイトだけでなくFacebookやmixiでもリッチコンテンツを表示する“ウェブ&ソーシャル”機能

たとえば、自社サイトだけでなく、Facebookページ内でScene7の機能を利用したリッチコンテンツを表示したり、ダイナミックバナーを表示したりといったことも自由にできる。

Facebookページ内のeカタログの例。Soft SurroundingsのこのFacebookページで「いいね」すると、そのままFacebook内でeカタログを利用できるようになる。

スマートフォンも準備OK iPhoneもAndroidもタブレットも、FlashでもDHTMLでも自在に対応

Scene7は、モバイルやスマートフォンへの対応も万全だ。ダイナミックイメージングeビデオなどのリッチコンテンツやそれを表示するマルチメディアビューアは、Flashを利用できる環境(AndroidやAndroidタブレット)ではPCサイトと同様にFlashでリッチコンテンツが表示され、Flashを利用できないiPhoneやiPadなどの環境ではダイナミックHTMLで同じ表示を実現するようになっているのだ。動画を利用する場合はScene7サーバーがMPEGやFlashビデオに変換できるので、マスターを1つアップロードしてScene7に変換させれば、手元でさまざまなフォーマットやビットレートの動画をエンコードする必要はない。

スマートフォンやタブレットのタッチスクリーン向けに、ダブルタップ、ピンチ、パンといった操作にも対応している。

iPadではダイナミックHTMLで(左)、AndroidタブレットではFlashで(右)表示されるが、どちらもPCサイトと同様にリッチコンテンツが表示される。

Scene7は開発当初からクロスプラットフォームを前提に作られており、10年間にわたってさまざまなプラットフォームで同様のユーザー体験を実現してきたため、スマートフォン対応もその一貫として行われているのだという。

Scene7が提供するリッチコンテンツ表示の一部を自社で開発することはできるだろうし、そのほうがコストが安くなることもあるだろう。しかし、あらゆる表示に関して、Flash・非Flashを含めてさまざまなデバイスに対応させ続けるのはなかなか大変だ。そこを任せられるのも、クラウドサービスとして提供されているScene7ならではだろう。

また、日本語環境で動作する例は残念ながらお見せできないが、スマートフォン向けには、ここで紹介したように「スマホ向けWebページ」として表示するだけでなく、「スマートフォンアプリ」の動作のなかにScene7の機能を取り込むことも可能で、よりリッチなユーザー体験を実現できるのだという。

メールでもパーソナライズで反応率アップ

Webサイトやソーシャルメディア、モバイルだけでなく、Scene7の機能はメールマガジンでも活用できる。

メールマガジンの登録情報を利用して、メールの冒頭で「鈴木さま」のように語りかける文章を自動的に生成する手法は、これまでもあった。しかし、Scene7のダイナミックバナーの機能を使うと、さらにそうした顧客の名前を埋め込んだ画像をHTMLメールのなかで表示することで、さらに強い印象を与えられ、クリック率を大きく改善した事例もあるのだという。

HTMLメールのなかで、顧客の名前を埋め込んだ画像を利用して訴求する例。メール本文の赤枠で囲んだ部分がユーザーごとに動的に生成した画像。この企業ではメールの反応率を32%向上し、売上も41%増加させたという。

アドビならではのクリエイティブ製品やオムニチュア製品との連携

Scene7は、2007年と比較的最近にアドビに買収されたサービスだが、Adobe Creative Suite (アドビクリエイティブスイート)やAdobe Online Marketing Suite(アドビオンラインマーケティングスイート)のような、既存のアドビ製品との関係はどうなっているのだろうか?

結論からいうと、2010年あたりから本格的に各種のアドビ製品群との連携が進み、同社の目指す「クローズドループマーケティング」へと近づいてきている。

オンラインマーケティングの最適化
コンテンツオーサリング
カスタマーエクスペリエンスマネジメント

最適化
自動作成
再作成
管理
出力
再生
解析

SiteCatalyst
Test&Target
SearchCenter

CREATIVE SUITE 5
Scene7
スムーズに連携
アドビの製品群でつくられる「クローズドループマーケティング」の流れ

たとえば、Creative Suite 5で「Scene7 CS Extension」を使えば、クリエイターのデスクトップからドラッグ&ドロップでScene7にテンプレートや素材をアップロードできるため、いちいちFTPでアップロードしてScene7上でファイルをテンプレートとして設定するといった作業が省力化される。

また、Scene7の管理画面からSiteCatalystのレポート解析のビーコンを埋め込めるようになっているので、システム部門のスタッフに作業を頼まなくても、各事業部のスタッフだけでアクセス解析のデータを取得できる。チェーン店全体のサイト本部が管理している場合でも、各店舗のスタッフが自由に分析するといった使い方も可能だ。またその際に、Scene7の各種マルチメディアビューアでユーザーがどんな行動をしたかを、SiteCatalystのレポート変数に割り当てて分析できるようになっている。

さらにScene7はTest&Targetとも統合されているため、サイト上のマルチメディアコンテンツに対してもA/Bテストや多変量テスト行えるようになっている。もちろん、Scene7テンプレート上でTest&Targetを設定すれば、各テストのパフォーマンスに応じてTest&Targetに自動最適化させることもできる。たとえば、ダイナミックバナーでさまざまな切り口から訴求する広告のバリエーションを作って、最もクリック率が高いものを自動的に多く表示するようにするといったことも可能なのだ。

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