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SEOとユーザビリティを結びつけてコンバージョンを増やす4つのポイント

SEOの目的は最終的なコンバージョン数の向上。SERPでクリックされたら終わりではない
この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、われわれのコミュニティにとって非常に興味深く、大きな価値をもたらしてくれるのでこちらのブログに格上げしました。筆者の意見は筆者独自のものであり、SEOmozの考え方を示すものではありません

誰もが分かっていることだろうけど、SEOの目的は最終的なコンバージョン数の向上にあり、コンバージョンはお金に直結している! SEO施策をしっかりしていても、サイトのユーザビリティがお粗末だと投資対効果(ROI)は上がらない。しっかりしたSEOに加えてユーザビリティも素晴らしければ、忠実な訪問者と高いROIを間違いなく獲得できる。

つまり、検索結果でクリックしてもらうところでSEOの役割が終わりだというわけではないということだ。単にグーグルで夢のような検索順位を獲得できればそれでいいということではない。それに、これは私のささやかな意見だけど、大事なものはサイト内のページ上にあり、ユーザーにそれをどう見せるかということだ。

そこで今回は、どうすればSEOと優れたユーザビリティを結びつけることができるかを考えてみよう。

さぁ、SEOとユーザー体験の融合に取り掛かろう。やり方としてベストなのは、ユーザビリティを考えてプロジェクトを開始することだ。考えずに始めたとしても、オンページSEOやリンク構築などのSEO対策をしっかり施し、検索結果ページ(SERP)でいい順位を獲得したら、ユーザーにリンクをクリックしてもらう方法の検討に着手する必要が生じるだろう。

サイトに滞在している間、ユーザーはどのような行動を取るだろう? すぐ[戻る]をクリックして去る? それとも、訪問者をサイトにつなぎ止めることができている? 訪問がコンバージョンにつながっている? コンバージョンについて考える場合、リンク構築やPPC広告、コンテンツ、色など、たくさんのことが思い浮かぶ。けれども、これらのことを考える前に、真っ先に把握する必要があるのは、ユーザーたちが何を求めてそのサイトにやってくるのかという点だ

①自問自答する

  • 自分のサイトは何を目標にしているのだろう?
  • 利用者はどんな人たちだろう?
  • 自分のサイトは役に立っているだろうか?
  • サイト訪問者は求めているものを見つけられるだろうか?

忘れないでほしい。自分にとって簡単なことが、他の人にとっても簡単だとは限らない! だから、リサーチしたり、ユーザーの意見を聞いたり(事務的なやり方はしないこと! 製品を販売するように、サイトを売り込もう!)、ユーザビリティをテストしたりする必要がある。

②分析データを理解する

続いて、訪問者はどんな人たちか、どこから来たか、その人がどんな技術を利用しているかなどを知る必要もある。目標設定と目標到達プロセスを定義すると、確実に仕事がやりやすくなるはずだ。

③データを集める

訪問者や分析データを詳細に調べたら、すべてをまとめて楽しむ番だ!

私からの最初のヒントとして、リサーチで使った主な言葉を集めてワード・クラウドを作ることをお勧めしたい。そのための便利ツールとしてWordle(日本語不可)やTagxedo(こちらは日本語可)がある。

tagxedoで作ったワード・クラウドの見本

④ランディングページを用意する

SEOにおいては、ウェブサイト上にあるどのページもランディングページになり得る。そのつもりで準備をしておかなければならない。

スコット・ブリンカー氏はランディングページに関する素晴らしいコンセプトを示していて、そのコンセプトは私たちが今直面している現実にも適用できると思う。それは「R.E.A.D.Y.フレームワーク」というものだ。

  • Relevant: 関連性が高く
  • Engaging: 惹きつける力があり
  • Authoritative: 権威があり
  • Directional: 進む方向をわかりやすく示しており
  • Yield optimal: 仮説と検証に基づいて最上の結果を生んでいる

完璧なランディングページとはどういうものかを、実にうまくまとめている!

また、ランディングページで気をつけるべき4つのポイントを紹介しておこう。

  1. デザイン

    Googleインスタントプレビューがあるこのご時世、良いデザインは必須だ!

    • 統一する ―― キャンペーン(電子メールによるマーケティング、オフラインPR、ウェブサイトなど)ではすべて、色やロゴを揃える。
    • エラーをなくす ―― コードやスタイルのエラー、不完全なコンテンツがランディングページにないことを十分確認する。

    Kiss Metricsの色がもたらす心理的効果に関する研究によると、ユーザーの42%が、デザイン全体の印象だけでウェブサイトの善し悪しを判断しており、見た目がよくなければ二度と訪問しないという人が52%いる。

  2. ウェブサイトの表示速度

    ウェブサイトの読み込み時間をチェックして、遅すぎないことを確かめよう。ユーザーは忍耐強くない! だから、たとえば購入の完了やインフォグラフィックの読み込みを、ユーザーが確実に行えるようにしておこう。ウェブサイトの表示や動作が速ければ速いほど、製品やサービスがたくさん売れる。

    忘れないでほしい。ページの読み込み時間は、グーグルが検索順位を決定する上でも考慮される要素なんだ。

  3. メッセージを伝える

    関連するコンテンツを盛り込んでおくことは、どんな時でも大切だ。ユニークで具体的、最新の情報を採り入れ、訪問者に理解してもらえるような語り口で伝えよう!

    数字や表データ、インフォグラフィックなどを使ってすべてを合理的に(かつ正直に)説明しよう。製品の画像や利点、ユーザーの声などを採り入れて、細かい部分についての信頼性を示すこともできる。

  4. 行動を喚起する(CTA)

    すべてのページで最終目的を常に明確に示し、その行動を起こすべき理由を説明する記述をしよう。

    フォームを使う場合は、不要な項目は削除して長くなりすぎないようにする。必要であれば数ステップに分割して、自分が今、何をしているかがユーザーに見えるようにする。

    CTA(コール・トゥ・アクション、行動を呼びかけるボタンやリンク)で用いる言葉も非常に重要だ。メッセージははっきりと明快に、そして、そのものズバリ、本当に行動を喚起するものにすること! 「進む」「送信する」「次へ」「購読する」といった退屈なCTAは避けたい。

    CTAボタンのデザインには何らかの「工夫」も必要だ。周囲に空白部分を多くして、ボタンがはっきりと目立つようにする。それからボタンの色……そう、ボタンの色……これに関してはいつも、さまざまな意見がある。緑がいいという人もいれば、オレンジがいいという人もいる……私は、周囲とのコントラストが強い色を使うと、クリック数をたくさん稼げると思っている。

役立つだろうツール群

ユーザビリティ改善に役立つツールを紹介しておこう。

結論

コンバージョン率増加を目指すSEOにおいても、やはりコンテンツが一番重要だけど、その次に大事なのはユーザビリティだ!

最後に、とっておきの秘密を教えよう。それは、「成功のための法則や仕掛けなんて存在しない」ということ。ウェブサイトであらゆること試してみなくてはならないし、すべてやり尽くしたら、もう一度最初から始めてみよう!

みんながこの記事を気に入ってくれますように(^^)

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