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海外&国内SEO情報ウォッチ
リリースを50サイトに配信しても被リンク効果は50本分にはならない など10+2記事(海外&国内SEO情報)

ピックアップは「コンテンツのシンジケーション(配信)と被リンク効果の関係」の話題
鈴木 謙一 2011/3/25(金) 9:00 tweet45このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

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今週のピックアップ

  • リリースを50サイトに配信しても被リンク効果は50本分にはならない
    ★★★★☆ 楽なSEOは廃れていくもの (SEMリサーチ)

    コンテンツを複数のサイトに配信する仕組みを「シンジケーション(syndication)」と呼ぶ。順位を上げたいサイトへのリンクを載せた記事をシンジケーションサイトに配信することで被リンクを増やす方法があった。仮に100サイトにコンテンツを配信している(登録したコンテンツが100サイトに掲載される)シンジケーションサイトに記事を登録したら、100サイトからリンクが張られることになる。

    しかしながら、現在ではこの手法は効果が薄れているようだ。SEMリサーチで渡辺氏は次のように指摘している。

    シンジケーションサイトの数の多さと被リンク効果は比例関係にない

    プレスリリースやブログ記事がシンジケーションの代表だが、渡辺氏は現在の基本的な考え方を次のように説明している。

    30サイトにプレスリリースを配信してくれるサービスを利用すると仮定します。この時、仮に自分のサイトへのリンクを埋め込んだリリースが30サイトに掲載されたとしても、そのSEO(この場合は外部リンク)効果は30サイト分にはなりません。少なくとも1サイト分にはなりますが、多くても10サイト分の効果はないでしょう。

    筆者が先日参加したSMX Westでも、グーグルのマット・カッツ氏はシンジケーションサイトやプレスリリースで数多くのサイトに記事を配信してもその数ぶんのリンクの評価はしないとコメントしていた。

    もちろん、配信したリリースが掲載されて人の目に留まる効果や検索結果での露出の効果などは変わらないだろうから、これでリリース配信サービスの価値が下がるわけではない。

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • サテライトサイトから張る適切なリンクの数はいくつ?
    ★★★☆☆ その質問がナンセンス (WEB in the morning)

    メインサイトの順位を上げるためのバックリンク用サイト、いわゆる「サテライトサイト」からは何本のリンクを張るのが適切なのだろうか?

    リンクが多すぎれば効果が減るが、どれくらいならいいのかという話だが、こちらの記事では、次のような条件によって変わってくると説明している。

    • サイト内のページ数
    • コンテンツの質
    • サテライトサイトへの被リンク数

    とはいうものの結局のところ、サテライトサイト運営の目的が自作自演のバックリンクである時点で失格だ。記事でも書かれているように、主なバックリンク源としてサテライトサイトを運用し続ける限りは、永遠に答えが出ずに苦しみ続けることになるだろう。検索エンジンは、そういったサテライトサイトなんて認めようとしないのだから。

  • ワンダーホイールを使ってブログのネタ探し
    ★★★☆☆ こんな使い方もあり (SEMアドバイザーの揺さBrain!)

    ワンダーホイールは、グーグルが2009年の5月に公開したツールで、関連検索キーワードをビジュアルに探せるものだ。

    キーワードリサーチに使えるが、こちらの記事では特にブログのネタ探しにおける次のような活用法を紹介している。日々更新するブログの題材に困っているウェブ担当者は試してみてはいかがだろうか。

    1. 記事を書くブログの直近数日の検索キーワードをチェックする。
    2. そのキーワードをワンダーホイールで検索する。
    3. ワンダーホイールで表示されたキーワードの中から、まだ自分が記事に書いていない組み合わせについての記事を書くようにする。

    ただし、ワンダーホイールが表示しているのは「関連する検索キーワード」のデータのようで、ということは「よく検索されているワード」ではなく、「ウェブ上でよく使われているワード」が提示されている可能性が高いことに注意してほしい(公式な説明が見当たらないので判断は難しいところだが)。

  • グーグルウェブマスターツールのデータを削除する方法
    ★★☆☆☆ 中の人、出てきて (グーグル ウェブマスターセントラル ヘルプフォーラム)
    サイトを譲渡することになり、グーグルウェブマスターツールのデータや履歴をすべて削除したい。どうしたらいいか?

    このような質問がグーグルウェブマスターセントラルの公式ヘルプフォーラムに投稿された。

    解決のための回答は出ておらず、おそらく無理だと考える。ウェブマスターツールの情報はグーグルアカウント単位ではなくサイト単位で管理されていると思われるからだ。

    別のグーグルアカウントで認証したとしても、そのサイトに対する同じ情報を見られることを複数のサイトで筆者は経験している(だからこそウェブマスターツールでは、複数の管理者が1つのサイトを管理できるとも言える)。

    所有者が変わったことを再審査リクエストで伝えれば過去のデータをリセットしてもらえないだろうかなどと考えるのだが、こういうときこそグーグルの社員が出てきてアドバイスしてほしいところだ……。

  • Google Analyticsによる複数ドメイン名間のアクセス解析が面倒な理由
    ★★☆☆☆ クッキーとブラウザの設定が原因 (サイト解析.com)

    複数のドメイン名にまたがるアクセス(たとえばECサイトとショッピングカートなど)をトラッキングしようとすると、Google Analyticsでは特別な設定が必要になる。というのもプライバシー保護の観点から多くのブラウザが標準で「サードパーティクッキー」の利用を制限しているためだ。

    こちらの記事では、このあたりの仕組みとどうすればいいのかを、簡潔に説明している。技術的でやや高度な話になっているが、他社のショッピングカートや異なるサブドメイン名でショッピングカートを運用しているECサイトのウェブ担当者は概要だけでも押さえておくといいだろう。

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