日本ネット経済新聞ダイジェスト
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ヤマダ電機〈ヤマダモール〉を開設 開設時には350社が出店 2年後に売上100億円へ

開設時には350社が出店、約10万点の商品を取り扱

家電量販最大手のヤマダ電機(本社群馬県高崎市)は11月15日、インターネットショッピング総合サイト〈ヤマダモール〉を開設した。モバイルサイトからスタートし、来年2月にPCサイトをオープンする予定。開設時には350社が出店、約10万点の商品を取り扱う。今後も出店者、取扱商品数を増やしていく。11年度(12年3月期)に売上高100億円をめざす。

〈ヤマダモール〉ではファッション、食品、日用品などあらゆるジャンルの商品を取り扱う。すべてヤマダ電機が販売主となっている。ヤマダ電機がいったん仕入れて消費者に販売する仕組み。モール内の販売ページは出店各社が制作し、メールマガジンなども出店者が発送するシステムとなっている。注文情報の管理や商品発送なども基本的に出店者が行うが、ヤマダ電機に委託もできる。

1商品につき1業者との仕入取引を原則とし、複数のショップが同じ商品を販売することはできない。家電の販売に関しては、既存の〈YAMADA WEBCOM〉を継続し、家電以外の商品を〈ヤマダモール〉で取り扱ってすみ分けをする。

ヤマダ電機が持っている携帯ネット会員数は約500万人。この会員を〈ヤマダモール〉に誘導する。

先行するモールに対抗するため、リアル店との連携を推進。12月4日と5日に大阪・なんばのヤマダ電機店内で、出店企業による即売会を実施する。今後も、全国のヤマダ電機の店舗内に常設の専用売り場を設置していくほか、店内で催事イベントの開催も計画している。

今後、ウェブにこだわらない新規媒体を活用したサービス展開も検討している。

・ヤマダモール
http://ymall.jp/

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