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関連検索ワードの削除・操作とは? - ブラックハットSEO大全#09

一見して効果が高そうだが、スパム施策として明確に禁止されているものだ。
株式会社イトクロ+Web担編集部 2010/11/18(木) 8:00 |
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ブラックハットSEO(悪質なSEO)を知り、避けるためのこのコーナー。記事を読んで理解した内容は、SEO会社への発注時に具体的に聞いたり、自社サイトの対策状況をチェックしたりといった使い方をしてほしい。

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「関連検索ワードの削除・操作」とは

「関連検索ワード」とは、ヤフーやグーグルでウェブ検索を行った際に、検索結果ページのキーワード入力欄の下や検索結果の下部に表示される、関連検索キーワードを提示する部分。

Yahoo! JAPANの関連検索ワード

この関連検索ワードで、自社に都合の悪いものが表示されないようにしたり、逆に誘導を目的として自社が上位に表示される関連検索ワードを表示したりする施策のこと。

どんな手法か詳しく解説

ヤフーの関連検索ワードは、検索されたキーワードに関して「どんなキーワードの組み合わせでどれくらい検索が行われたか」の情報をもとに自動生成されています。そのため、業者は作為的な検索を大量に行うことで関連検索ワードを操作しようとします。

自動的に検索クエリを送信したり、抱えている協力ユーザーに特定のキーワードの組み合わせで検索するように仕向けたり、知らずに特定のキーワードの組み合わせで検索を行ってしまう仕掛けを作ってそこにユーザーを誘導したりして、目的の検索ワードの組み合わせによる検索が多く行われているかのようにシステムを勘違いさせるのです。特定の関連検索ワードが表示されないようにする場合は、それ以外の関連検索ワードが表示されるようにして、目的の関連検索ワードを表示から追い出すようにします。

ちなみに、グーグルでも同様に関連検索を表示する「他のキーワード」欄がありますが、提示する関連検索キーワードを決定する仕組みがヤフーとは異なります。グーグルでは、よく組み合わせて検索されるキーワードだけでなく、ウェブ上に公開されているコンテンツのなかで指定したキーワードと一緒によく出現する言葉も表示されるようになっています(参照リンク:他のキーワード)。

関連検索の操作を請け負う業者は、主にヤフー検索での関連検索を対象としていますが、グーグルでも同様に行えるとしている業者もおり、この場合、業者は表示させようとするキーワードの組み合わせを含んだページを大量に作り、グーグルにインデックスさせる場合があります。

ブラックSEO会社はなぜこの手法を使うのか

検索結果ページの目立つ部分に表示される関連検索ワードに、自社に都合の悪いキーワードの組み合わせ(たとえば「社名 ブラック企業」「社名 事故」など)が表示されて困っている企業の「消したい」というニーズがあり、特にヤフーでは比較的操作しやすいと思われているからです。

なぜこの手法が問題なのか

ヤフーでは、こうした行為をする業者が出てきたことをうけて、操作を禁止することを明確に打ち出しました。作為的な検索を繰り返すことで検索結果の表示を変えることは、検索ユーザーにとって有益ではない結果をもたらすからです。

  • 「関連検索ワード」とは(Yahoo!検索 ヘルプ)

    本機能を、SEOやいやがらせ等の目的で利用する行為は禁止しています。そのような行為を発見した際には、なんらかの措置をとる場合があります。

現在ではヤフーも技術的に対策を行っており、特定のキーワードの組み合わせで大量の検索を自動化して行っても、必ずしも関連検索ワードに表示されないようになっているといわれています。

また、グーグルでも、自動化した検索を禁止しています。

  • 自動化されたクエリ(ウェブマスター ツール ヘルプ)

    Google の利用規約では、自動化されたクエリはその種類にかかわらず、Google からの明示的な許可を事前に得ることなく Google のシステムに送信することが禁止されています。

もちろん、グーグルの「他のキーワード」の操作のために意味のないコンテンツをネット上に増やすことは倫理的に適切なことだとはいえません。

NG度+行った場合のリスク

NG度の表記について
1無意味な対策です
2サイトの評価が下がる場合があります
3サイトの順位が下がる場合があります
4サイトの順位が大きく下がる場合があります
5サイトが検索結果から削除される場合があります

NG度:1
※無意味な対策です

サイトの順位に直接の関係がない施策ですから、ここではNG度の表記は1としています。とはいえ、検索エンジンの規約で禁止されている行為ですから、上記のように何らかの措置がある可能性があり、注意が必要です。

どうすれば見つけられるのか

関連検索ワードの操作を行っているかどうかは、社内にそうした業者に発注した人がいないかを確認するしかありません。

もしやってしまっていたら

業者との契約を終了させてください。Webサイト側で行うべきことは特にありません。

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